スーパー14の2006年シーズン第9週の試合結果を続きへ。
なお、今週はハリケーンズ、シャークスの両チームが休み(試合なし)となっている。
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【ヤコ、ストーマーズ入りから一転、ブルズへ復帰】
日本のNECグリーンロケッツに所属する南アフリカ代表SOヤコ・ファン・デル・ヴェストハイゼンが、 南アフリカ代表スプリングボクスのジェイク・ホワイト監督の意向を受けてスーパー14の南アフリカフランチャイズ、 ストーマーズ入りを進めていた話題で、当初確実視されていたストーマーズ入りから一転、 ヤコの故郷でもあるプレトリアのブルズに期間限定ながら入団、試合出場することが決定した。
ヤコの南アフリカフランチャイズチーム入りについては、ジェイク・ホワイト南アフリカ代表監督の強い意向を受けた所属のNECが快諾、 フライ・ハーフの不足に悩むストーマーズ入りが濃厚とされていた。また、その競合相手と目されていたのは、同じくフライ・ ハーフを必要としているキャッツやシャークスとされていた。
しかし、ヤコの南アフリカでの試合出場を切望するホワイト監督がまず第1に挙げたチームがブルズであること、また、 ヤコも故郷であり馴染み深いブルズでのプレーを希望したこと、 さらに元々ヤコがブルズを離れた主な理由であるフライハーフでの起用機会確保について、ブルズ側の確約が取れたことから、 ブルズでの試合出場が実現した。
ヤコのブルズ参戦は、スーパー14の遠征シリーズ最終週となる次週のレッズ戦となりそうだが、その前に今週出場するブルー・ ブルズのヴォーダコム杯でのプレーでスーパー14レベルでのゲームが可能かどうかが判断されることになる。
ブルズにはすでに若いデリック・フーハートら有力なフライ・ハーフがそろっており、これらメンバーとの出場競争については、 はっきりしておらず、今後状況を注視していく必要がありそう。
【ワラタス、NZマオリと対戦】
オーストラリア、NSWのワラタスが、今季スーパー14シーズンオフの6月にNZへ遠征し、NZマオリ代表(マオリ・ オールブラックス)と対戦することが明らかになった。詳しい日程は未定。
オーストラリアの各フランチャイズは、今季からニュージーランドのNPC、南アフリカのカリー杯と同レベルの国内地区代表選手権 (APC)を予定しているが、その前哨戦としての位置付けとなる。
NZマオリは昨年のライオンズNZ遠征でライオンズを破るなど近年は好成績を挙げており、ワラタスにとっては厳しい戦いが予想される。
【プレトリアス、ジャニュアリー、キャッツへ復帰】
南アフリカフランチャイズのキャッツへ、南アフリカ代表スプリングボクスのハーフバックが復帰する。
長く怪我のリハビリを続けてきたフライハーフのプレトリアスは、ようやくプレー可能なレベルに回復し、 今週末第9週のレッズ戦に登場する。また、スクラムハーフのジャニュアリーも怪我から復帰。 スプリングボクスのハーフ団がようやく出揃う形となる。
キャッツは現在1勝6敗で14チーム中13位と低迷を続けており、スプリング僕のハーフバックに期待は大きい。
一方、ハムストリング(腿裏筋)を痛めて休養中のWTBヴィレムセは、まだ完全回復とはいかず、復帰まであと1〜2週かかる予定。 また、ひざの故障で戦列を離れているトレヴァー・ホールも、同様に1〜2週間様子を見る予定だが、 こちらは復帰の目処はまだ立っていないとのこと。
ラグビーの欧州(英・仏・愛・伊)クラブチームNo.1決定戦、ハイネケン欧州杯の準々決勝(クオーター・ファイナル)が、 今年1月20日〜22日の予選終了から久々に行われた。
試合結果を続きへ。
続きを読むシックスネイションズの2006年シーズンを終え、各方面からベストXV(チーム・オブ・ザ・トーナメント)が発表された。 ここではラグビー専門ニュースサイト『Planet-Rugby』とBBCの選出したベストXVを掲載する。
【Planet-Rugby選出】
15 ジョルダン・マーフィ (アイルランド)
14 シェーン・ホーガン (アイルランド)
13 ブライアン・オドリスコル (アイルランド)
12 ミルコ・ベルガマスコ (イタリア)
11 ショーン・ラモント (スコットランド)
10 スティーヴン・ジョーンズ (ウェールズ)
9 ドウェイン・ピール (ウェールズ)
8 マーティン・コリー (イングランド)
7 デーヴィッド・ウォレス (アイルランド)
6 ジェイソン・ホワイト (スコットランド)
5 ポール・オコネル (アイルランド)
4 マルコ・ボルトラーミ (イタリア)
3 ピーター・ドゥ・ヴィリエ (フランス)
2 ラファエル・イバネス (フランス)
1 ダンカン・ジョーンズ (ウェールズ)
【BBC選出】
15 トマ・カステニェード (フランス)
14 シェーン・ホーガン (アイルランド)
13 フロリアン・フリッツ (フランス)
12 ミルコ・ベルガマスコ (イタリア)
11 クリストフ・ドミニシ (フランス)
10 チャーリー・ホッジソン (イングランド)
9 ドウェイン・ピール (ウェールズ)
8 サイモン・テイラー (スコットランド)
7 アリ・ホッグ (スコットランド)
6 ジェイソン・ホワイト (スコットランド)
5 ポール・オコネル (アイルランド)
4 マルコ・ボルトラーミ (イタリア)
3 カルロス・ニエト (イタリア)
2 ジェリー・フラナリー (アイルランド)
1 ダンカン・ジョーンズ (ウェールズ)
3月18日のシックスネイションズなどを受けて3月20日付で更新されたIRBラグビー世界ランキングをまたも遅まきながら続きへ。
続きを読む【ウェールズ代表ジョンソン臨時監督、ワラビーズへ】
ウェールズ代表の前監督マイク・ラドック氏の突然の辞任を受けて暫定監督となっていたスキル・コーチのスコット・ジョンソン氏が、 話題となっていたウェールズ代表監督留任を回避し、オーストラリア代表ワラビーズの新監督、ジョン・ コノリー氏の強い希望を受けて同チームアタッキングコーチに就任することが24日、明らかにされた。同氏とワラビーズとの契約は3年となる。
元々オーストラリア人であるジョンソン氏は、家族の希望を最優先として故郷であるオーストラリアでの仕事を選択したことを表明している。
ワラビーズはこれで昨年末のエディ・ジョーンズ前監督解任から約4ヶ月を経て、ヘッド・コーチのジョン・コノリー、フォワード・ コーチのマイケル・フォーリー(英国バースから帰国)、そして今回のスコット・ジョンソンを中心とした新体制をようやく確立した。
【混迷イングランド、ウッドワード再任は否定】
今季シックスネイションズで2年連続の4位と不本意な成績をさらしてしまったアンディ・ ロビンソン監督率いるイングランド代表への批判が高まりつつある中で、先ごろ体力の限界から引退を表明した元代表ウィル・グリーンウッドが、 イングランド協会(RFU)がクライヴ・ウッドワード前監督を再任する準備を進めていると発言したことを受け、RFUはこれを 「全くの事実無根だ」として完全否定した。
RFUチーフ・エグゼクティヴのフランシス・バロンは「シックスネイションズのパフォーマンスについてはまだ調査中だし、 それが終わるまで一切の決定は下されない」として、あくまでも慎重な姿勢を崩さなかった。
ウッドワード前監督については、W杯優勝主将であるマーティン・ジョンソンも「チームの建て直しに欠かせない」と発言し、 ウッドワード監督のRFUへの復帰を期待する発言をしており注目を集めていた。
【ジョン・ミッチェル、ウェールズ代表監督就任を拒否】
マイク・ラドック前監督の辞任、スコット・ ジョンソン暫定監督のワラビーズ参加を受けて一層切実となってきたウェールズ代表の新監督探しに関連して、 候補として名前の挙がっていた前ニュージーランド代表オールブラックス監督で現オーストラリア、ウェスタン・フォース監督のジョン・ ミッチェルが、英国BBCのインタビューに答え、ウェールズ監督に就く考えはないことを表明。3年契約となっているウェスタン・ フォースの監督食を優先させることを明言した。
また、スラネスリ・スカーレッツのギャレス・ジェンキンスも候補として名前が挙がっていたが、こちらも興味はないと一蹴。現時点では、 イタリア代表の前監督で元オールブラックスWTBのジョン・カーワンが唯一興味を示すのみとなっている。