2004年12月18日

[Lions]キウィ、ライオンズ戦チケットに殺到

来年2005年のライオンズによるニュージーランドツアー観戦チケットの売れ行きが好調だ。 抽選で販売されるチケットに待ちに待っていたニュージーランドの人々が殺到している。
チケットの抽選申し込みは来週金曜日、12月24日までとなっている。

74,657人のメンバーが11試合行われるライオンズの試合の150,000枚のチケットに申し込みを行っている。

人気のチケットはテストマッチだけではなさそう。ダニーデンではオタゴ代表とライオンズ戦の16, 000枚以上のチケットに購入申し込みが殺到した。

オタゴ協会は昨年12月時点と比較して約3倍の定期観戦チケット売上を記録した、と発表している。

ライオンズのキャリスブルクでの試合は約16,600席、24,500枚のチケットが既に購入されている。

ニュージーランド協会の代表理事、スティーヴ・チューはファンの失望を避けるため、 チケット購入申し込みを来週まで待つよう促している。

「ホスピタリティ・パッケージとシーズン・パスを除いて、チケット購入申し込みは今が最も良い購入時期だ。」とチューは話している。

元の記事はこちら(英文)。

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2004年12月12日

[HC]ハイネケンカップ 第4週 試合結果

ラグビーの欧州No.1決定戦、ハイネケン欧州カップは第4週。先週と同じ顔合わせでホーム&アウェイを入れ替えた対戦となる。

試合結果をダイジェストで。

【12月10日(金)】

ブルゴーアン(※)(仏) 23 vs 26 レンスター(愛)

先週ホームで大勝したアイルランドのレンスターが今度はアウェイで接戦を制した。主将でCTBのオドリスコルが2トライとチームのピンチを救った。
フランスのブルゴーアンは、地元に戻ったが1PG差の惜しい内容ながら敗れ、決勝トーナメント進出の望みはほぼ断たれた。

【12月11日(土)】

アルスター(愛) 18 vs 10 スタッド・フランセ(仏)

アイルランドのアルスターが地元に帰って勢いを得、同プールトップのスタッド・フランセに快勝。実力を示した。SOハンフリーズが一人で1T1G1P1Dの13得点とチームを勝利へ導いた。
スタッド・フランセはアウェイながらここで初の敗戦を喫した。

バース・ラグビー(英) 47 vs 7 ベネトン・トレヴィソ(伊)

先週アウェイながら不覚にもイタリア、ベネトンに敗退したバースが地元に戻って覇気を取り戻し、5トライの快勝を演じた。SOバークリーの正確なゴールキックもますます冴えを見せている。
トレヴィソの得点はペナルティ・トライの1トライのみ。先週の勢いはアウェイでは継続できなかった。

カーディフ・ブルーズ(ウ) 16 vs 23 グロスター(英)

イングランドのグロスターがアウェイをものともせず、ウェールズのカーディフを押さえ込んで接戦を制した。代表から復帰しているヘンリー・ポールのゴールキックも冴え渡った。
カーディフは地元に戻っての痛い敗戦。

NECハリクインズ(英) 19 vs 46 ニース・スワンシー・オスプリーズ(ウ)

ウェールズのオスプリーズがイングランドのハリクインズを6トライの猛攻で圧倒。決勝トーナメント進出へわずかな望みをつないだ。
オスプリーズの若きエース、ギャビン・ヘンソンの2トライを含む活躍とWTBシェイン・ウィリアムズの随所に見せた切れが光った。
ハリクインズはリーグで取り戻した勢いを地元でも発揮できず、連敗。決勝トーナメント進出へはいよいよ苦しくなった。

カルヴィサーノ(伊) 17 vs 48 ビアリッツ(仏)

フランスのビアリッツが専修の対象から勢いそのままに、イタリアのカルヴィサーノ相手に再び大勝を演じた。
ビアリッツはション、ベッツェンらフォワードのトライを量産し、Fトライの猛攻を見せた。
イタリアのカルヴィサーノは2トライを獲得したものの、力及ばず敗退。同プールで1チームだけ取り残された状況。

トゥールーズ(仏) 25 vs 12 ノーサンプトン・セインツ(英)

フランスのトゥールーズが地元に戻って先週喫した敗戦のリベンジを見事果たした。
トゥールーズは怪我から復帰したエリッサルドがうまくゲームメイクしてチームを勝利へ導いた。ゴールも途中退場したミシャラクに代わって1G5PGを獲得し、復活をアピールした。
セインツはここで今季ハイネケンカップ初の敗戦。アウェイながら4PGのみのノートライに終わった。

エジンバラ(ス) 10 vs 13 ニューカッスル・ファルコンズ(英)

イングランドのニューカッスルがスコットランドの古豪エジンバラを僅差で制し、不敗をキープした。
ニューカッスルは怪我からようやく復帰したイングランドの大スター、ウィルキンソンが後半から出場。1G1PGで勝利に貢献した。
エジンバラは地元で奮闘したが、惜しい試合を落とす結果となり、決勝T進出への望みはほぼ断たれた。

マンスター(愛) 36 vs 8 カストル(※)(仏)

アイルランドのマンスターが地元に戻って実力を如何なく発揮。同プール首位のフランス、カストルを力でねじ伏せた。アイルランド代表で主役を演じたオガーラはキックにやや精彩を欠いたもののチームに良い流れを生み出し、勝利に貢献した。
フランス、カストルはここまで2勝1分の負けなしだったが、ついに土がついた。

ペルピニャン(仏) 32 vs 9 グウェント・ドラゴンズ(ウ)

フランスのペルピニャンが開始20分で3トライと速攻でウウェールズのドラゴンズを寄せ付けず、完勝。先週の雪辱を果たした。
ドラゴンズはアウェイに来て力なく、ノートライに封じ込められた。

【12月12日(日)】

グラスゴー(ス) 22 vs 38 スカーレッツ(ウ)

ウェールズのスカーレッツが先週に引き続きスコットランドのグラスゴーを玉砕。5トライをあげてボーナスポイントも獲得した。
グラスゴーはスコットランドの不振を象徴するような連敗で決勝への望みは大きく遠のいた。

ロンドン・ワスプス(英)27 vs 35 レスター・タイガース(英)

レスターが昨年の覇者で宿敵ワスプスを力でねじ伏せて連勝し、今季の充実振りをアピールした。トライ数では互角の3トライずつだったが、SOグードの6PGで試合を決めた。
昨年の覇者ワスプスは強敵レスター相手ながらホーム&アウェイでいたい連敗。連覇へ黄色信号がともった。

<順位表>

【プール1】
 [チーム]      [試][勝][敗][分][点]   [差]
 ビアリッツ(仏)  4 3 1 0 14   64
 レスター(英)   4 3 1 0 13   30
 ワスプス(英)   4 2 2 0 10    8
 アマトーリ(伊)  4 0 4 0  0 −102

【プール2】
 [チーム]      [試][勝][敗][分][点]   [差]
 レンスター(愛)  4 3 0 0 17  113
 バース(英)    4 2 2 0 10   25
 トレヴィソ(伊)  4 2 2 0  9 − 16
 ブルゴーアン(仏) 4 0 4 0  1 −122

【プール3】
 [チーム]      [試][勝][敗][分][点]   [差]
 トゥールーズ(仏) 4 3 1 0 14   40
 セインツ(英)   4 3 1 0 12   15
 スカーレッツ(ウ) 4 2 2 0 11 −  6
 グラスゴー(ス)  4 0 4 0  2 − 49

【プール4】
 [チーム]      [試][勝][敗][分][点]   [差]
 マンスター(愛)  4 3 1 0 14   29
 カストル(仏)   4 2 1 1 11    0
 オスプリーズ(ウ) 4 2 2 0 10   21
 ハリクインズ(英) 4 0 3 1  3 − 50

【プール5】
 [チーム]      [試][勝][敗][分][点]   [差]
 ファルコンズ(英) 4 4 0 0 17   22
 ペルピニャン(仏) 4 2 2 0 10   28
 ドラゴンズ(ウ)  4 2 2 0 10 − 10
 エジンバラ(ス)  4 0 3 0  2 − 40

【プール6】
 [チーム]      [試][勝][敗][分][点]   [差]
 スタッドF(仏)  4 3 1 0 14   43
 グロスター(英)  4 3 1 0 13   45

 アルスター(愛)  4 2 2 0  8 − 49
 カーディフ(ウ)  4 0 4 0  3 − 39

元の記事、詳細はこちらから(英文)。

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2004年12月10日

[HC]ウィルキンソン、ようやく復帰、ベンチスタート

イングランドの主将でニューカッスル・ファルコンズ所属のジョニー・ウィルキンソンが腕の怪我からようやく復帰する見込みだ。

復帰は今週末行われるハイネケン欧州カップのエジンバラ戦で、まずはベンチスタートとなる。

ニューカッスルはここまでイングランド、チューリッヒ・プレミアシップでは精彩を欠いていたが、 ハイネケンカップでは何とか全勝を収めている。チームでジョイント・キャプテンも務めるウィルキンソンが復帰すればチームにとっても心強く、 さらに上昇のきっかけになるだろう。

ディレクターのロブ・アンドリューもウィルキンソンの復帰を素直に喜ぶコメントを発表している。

元の記事はこちら(英文)。

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2004年12月09日

[Lions]ギャレス・トマス、ライオンズ主将に名乗り

ウェールズの主将でフランスTOP16のトゥールーズに所属するギャレス・トマスが、英国&愛国ライオンズ監督クライヴ・ ウッドワードの強力な後押しで来年のニュージーランド遠征における主将の座争いに一躍名乗りを上げた。

トマスはこの秋の欧州テストマッチシリーズからウェールズ代表を率い、大勝した日本戦はクラブの都合で欠場したものの、 南アフリカやニュージーランドといった強豪国と互角に渡り合った。ただし、結果的には僅差で敗れている。

ウッドワード監督はウェールズ代表がニュージーランド戦を迎える準備の一週間、これを観察して過ごし、フルバック、 トマスの動きに感銘を受けたという。

おそらくウッドワード監督は来年4月の遠征メンバー発表までライオンズの主将は発表しないだろう。しかし、 来季RBSシックスネーションズでウェールズが躍進すれば、トマスの主将獲得へ大きなプラス材料になることは間違いない。

アイルランドのセンター、ブライアン・オドリスコルが各ブックメーカのライオンズ主将争奪戦の最有力だが、 ウェールズのテストマッチでのトライ記録保持者、トマスの名前も既にウッドワードの頭に記憶されている。

「ウェールズの対ニュージーランド戦はすばらしかった」とウッドワード監督。

「私はトマスにとても感銘を受けた。彼の個性は私が期待する物の中で他にはないものだ。 彼のような逸材は探してもなかなか見つかるものではない。」とウッドワード監督はトマスに対する大きな期待と感銘を表現している。

その他詳細はこちら(英文)。

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2004年12月07日

[HC]ハイネケン欧州カップ 第3週 試合結果ダイジェスト

ラグビーの欧州王者決定戦、ハイネケン欧州カップが3日から第3週を開幕した。各地の熱戦結果をダイジェストで。

【12月3日(金)】

カストレス(仏) 19 vs 12 マンスター(愛)

フランスのカストレスがアイルランドの雄マンスターを地元で切り崩した。
カストレスはWTBボリーが接戦に決着をつけるトライで勝利に貢献。マン・オブ・ザ・マッチに輝く活躍を見せた。
マンスターはカレンらの奮闘むなしく、得点はアイルランド代表オガーラの4PGのみ。

【12月4日(土)】

スタッド・フランセ※(仏) 30 vs 10 アルスター(愛)

フランスの強豪スタッド・フランセがアイルランドのアルスターを地元ながら玉砕。早くも3勝目を獲得した。
アルスターはセルティック・リーグでの好調を発揮できず敗退。

ベネトン・トレヴィソ(伊) 29 vs 23 バース・ラグビー(英)

イタリアのトレヴィソがイングランドの古豪バースを地元で退け、金星を上げた。イタリア勢では今季欧州カップ初勝利となる。
バースはバークリーらの活躍でトライ、ゴールとも互角に渡り合ったが、自陣でのペナルティが勝敗を分けた。

グウェント・ドラゴンズ(ウェールズ) 27 vs 14 ペルピニャン(仏)

ウェールズのドラゴンズが南ア代表モンゴメリらを(テストマッチから)復帰させて地元に戻り、フランスの強豪ペルピニャンを一蹴した。 ドラゴンズは4トライでボーナスポイントを獲得。
ペルピニャンはTOP16での不安定さをそのままに敵地での追い上げむなしく敗退した。

ノーサンプトン・セインツ(英) 23 vs 21 トゥールーズ(仏)

リーグでの不振からチームを一新。新体制で臨んだセインツがその初陣を地元できわどく勝利につなげ、白星で飾った。最後はシェーン・ ドラムのドロップ・ゴールが勝利を呼び込んだ。
フランスのトゥールーズは代表から戻ったジョジオン、ミシャラクらの活躍で最後までセインツを追い詰めたが、結局粘り負けた。

レンスター※(愛) 92 vs 17 ブルゴーイン(仏)

アイルランドの強豪レンスターが各国代表から復帰したスター選手を結集し、フランスのブルゴーインを粉砕。 13トライの記録的な大勝となった。アルゼンチン代表のコンテポーミは代表の南ア戦に出られなかった鬱憤をハットトリックで晴らしてみせた。
ブルゴーインは敵地ながらまったく力なく敗退。それでも3トライを奪ったのは収穫か。

ビアリッツ(仏) 41 vs 10 カルビサーノ(伊)

フランスのビアリッツがイタリアのカルビサーノを一蹴。7トライの快勝で実力を示した。
イタリアのカルビサーノは3連敗となり、決勝進出の夢は絶たれた。

グロスター(英) 23 vs 19 カーディフ・ブルーズ(ウェールズ)

イングランドの強豪グロスターが粘るウェールズのブルーズを突き放して勝利。決勝トーナメント出場を大きく引き寄せた。
カーディフはプロップのヤップらFW陣の奮闘もむなしく追い上げきれなかった。

【12月5日(日)】

ラネリー・スカーレッツ(ウェールズ) 29 vs 26 グラスゴー(スコットランド)

昨季セルティック・リーグの覇者、ウェールズのスカーレッツが後半意地を見せて逆転勝利。決勝進出にわずかな希望をつないだ。
グラスゴーは前半2トライを決めるなど優位に展開しながらの逆転負け。

レスター・タイガース(英) 37 vs 31 ロンドン・ワスプス(英)

イングランドの強豪同士の対決となった一戦は、地元レスターが自慢のFWの破壊力で試合巧者のワスプスを粉砕し、劇的な勝利を飾った。 レスターSOグードのドロップゴールが光った。
ワスプスは1トライながら南ア出身のファン・ギスバーゲンが8PGなど奮闘した。

オスプリーズ(ウェールズ) 24 vs 7 NECハリクインズ(英)

ウェールズのオスプリーズが代表から戻ったヘンソンの絶妙な8PGで勝利をものにした。
ハリクインズは1トライを返したものの、自陣でのペナルティが敗戦を招いた。

※今回から表記を改めました。

<順位表>

【プール1】
 [チーム]   [数][勝][敗][分][点]  [差]
 ワスプス   3 2 1 0 10   16
 ビアリッツ  3 2 1 0 9   33
 レスター   3 2 1 0 9   22
 アマトーリ  3 0 3 0 0 − 71

【プール2】
 [チーム]   [数][勝][敗][分][点]  [差]
 レンスター  3 3 0 0 13  110
 トレヴィソ  3 2 1 0 9   24
 バース    3 1 2 0 5 − 15
 ブルゴーイン 3 0 3 0 0 −119

【プール3】
 [チーム]   [数][勝][敗][分][点]  [差]
 セインツ   3 3 0 0 12   28
 トゥールーズ 3 2 1 0 10   27
 スカーレッツ 3 1 2 0 6 − 22
 グラスゴー  3 0 3 0 2 − 33

【プール4】
 [チーム]   [数][勝][敗][分][点]  [差]
 カストレス  3 2 0 1 11   28
 マンスター  3 2 1 0 9    1
 オスプリーズ 3 1 2 0 5 −  6
 ハリクインズ 3 0 2 1 3 − 23

【プール5】
 [チーム]   [数][勝][敗][分][点]  [差]
 ファルコンズ 3 3 0 0 13   19
 ドラゴンズ  3 1 1 0 10   13
 ペルピニャン 3 1 2 0  5     5
 エジンバラ  3 0 3 0 1 − 37

【プール6】
 [チーム]   [数][勝][敗][分][点]  [差]
 スタッドF  3 3 0 0 14   51
 グロスター  3 2 1 0 9   38

 ウルスター  3 1 2 0 4 − 57
 ブルーズ   3 0 3 0 2 − 32

元の記事などは こちらから(英文)。

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2004年12月05日

[Baa-baas]オールブラックス、英国バーバリアンズを蹴散らす

英国の招待制ラグビークラブチーム、バーバリアンズが4日、イングランド、トゥイッケナムでニュージーランド代表オールブラックスと対戦し、19−47と大きく引き離されて敗れ去った。

オールブラックスは7つのトライを決めてバーバリアンズのトライ3つを圧倒。オールブラックスの完勝と言える内容だった。

試合開始前のニュージーランド国家斉唱の前、イングランドプレーヤーの全くいないバーバリアンズが「ゴッド・セイヴ・ザ・クイーン」(イングランド国歌)を歌うという珍妙な風景も見られた。

ノンキャップマッチだけに両チームとも勝敗よりトライにこだわった見ている側にとっては面白いゲーム内容となったが、勝負はオールブラックスの圧勝。新生オールブラックスとして臨んだ今欧州遠征でも特に新しいメンバーで臨んだ今回のマッチだったが、問題なく結果を残すことが出来た。

<試合結果>

英国バーバリアンズ vs ニュージーランド

 19 得点 47
 ---------------
  7 前半 19
 12 後半 28
 ---------------
  3 トライ 7
  2 ゴール 6
  0 PG 0
  0 DG 0

(得点)

バーバリアンズ:
 トライ:ラッシュ(NZ)、ロ・シセロ(伊)、ファン・デン・バーグ(南ア)
 ゴール:ギタウ(豪州)、ロジャース(豪州)

ニュージーランド:
 トライ:ホラ、ギア(2)、ノヌー、ラウララ、カイノ、ウィープ
 ゴール:メイジャー(5)、ウィープ

マン・オブ・ザ・マッチ:ジェロム・カイノ(ABs)

出場選手詳細を続きに記載した。

元の記事はこちら(英文)。

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2004年12月03日

[BarBars]英国バーバリアンズ、出場XV正式発表

12月4日にニュージーランド代表オールブラックスと対戦する英国バーバリアンズが2日、 出場選手22名から各出場ポジションとリザーブを発表。オーストラリア代表ワラビーズ選手が先発XV中9名を占める大多数となった。

主将はニュージーランドのジャスティン・マーシャル。ヴァイスキャプテンに豪州のフィル・ウォーを起用した。

フライ・ハーフにはマット・ギタウ。センターにトゥリヌイとトゥキリの豪州コンビ。 トゥキリはテストマッチ等を通じて初めてのセンター。右WTBに先週イングランド戦のマン・オブ・ザ・マッチ、クリス・レイサム。 FBにはマット・ロジャースが入った。
BKで豪州勢以外は主将でSHのマーシャルと左WTBのシレリ・ボンボのみとなった。

FWは豪州4人、南ア3人、NZ1人。NZからはNo.8、ザビア・ラッシュが満を持して登場。母国を迎え撃つ。

なお、南アのスカルク・バーガーはアルゼンチンとのテストマッチには参加せず、こちらへの出場が決まっている。FLで先発出場だ。

詳細は続きに記載した。

元の記事はこちら(英文)。

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2004年12月02日

[HC]セインツ、新主将で初陣

チューリッヒ・プレミアシップのノーサンプトン・セインツは1日、今週末行われるハイネケンカップ、 欧州チャンピオンズリーグでのフランス、トゥールーズ戦に向けたスターティングXVを発表した。

イングランド代表のウイング、ベン・コーインは今シーズン2人の全試合出場選手の一人、マーク・ スチェルビナとのコンビでセンターに入る。今季全試合出場のもう一人、ブルース・レイハナもフルバックで出場する。
先週怪我などで欠場したポール・グレイソンとコルネ・クリッカもチームに復帰する。

「ベンはまじめで、どのポジションでもこなすことが出来る。」とヘッド・コーチ、バッジ・ ポウントニーはコーインのスキルに信頼を寄せる。
「彼はゲームに出場したくてうずうずしている。特に最近の彼はなかなか出場の機会がなかったからね。
ベンとスティーブはともに(代表から)戻ってきて、今週とても熱心にトレーニングをした。」と、新主将とあわせて期待を示した。

クリス・ヒンドマン(首)、セルボーヌ・ブーム(ひざ)、トム・スミス(ひざ)、ロビー・ケンプソン(首) はいずれも怪我で出場できない状態だ。

セインツは今週対戦するトゥールーズとは2003年のハイネケンカップ、準々決勝で対戦。 トゥールーズで行われた同試合ではホームチームを負かすことは出来ず、32−16で敗れている。

両チームとも同プールでは負けなしの2戦2勝で、この対戦の勝敗が今後の展開に大きく影響することは間違いない。

その他出場選手詳細は続きに記載した。

元の記事はこちら(英文)。

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2004年12月01日

[Barbars]英国バーバリアンズ、オールブラックス戦出場選手決定

英国バーバリアンズの12月4日、ニュージーランド代表オールブラックスと対戦するメンバーが12月1日、明らかになった。

既に伝えられている通りバックスにはジャスティン・マーシャル、フォワードにはザビア・ラッシュの両オールブラックが含まれており、 その他も南アフリカとオーストラリアの選手たちでほとんどが占められている。マーシャルは今回のバーバリアンズの主将も務める予定だ。

候補に挙がっていたマイク・キャットらイングランド勢はいずれも怪我などで出場辞退となった。

その他メンバー詳細は続きに記載した。

マーシャルのコメントなど、詳細はこちら(英文)。

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2004年11月26日

[Barbars]英国バーバリアンズ、ザビア・ラッシュを招致

ニュージーランド、オークランドのザビア・ラッシュが12月4日に行われるオールブラックスとの対戦で、英国バーバリアンズに招待されることが25日、明らかになった。

ラッシュは今回の遠征にはわずかにオールブラックスのポストを逃していた。ラッシュの代わりのNo.8には、カンタベリーのトゥイアイリィ、ウェリントンのソーイアロ、ワイカトのスティーブン・ベイツが選出された。

ラッシュは元々招待されることになっていたルーベン・ソーンがジョノ・ギッベスの怪我に起因してオールブラックス入りしたため、この空きポストに収まることになる。

ラッシュはトゥイッケナムでのオールブラックス戦に参加し、グレアム・ヘンリー監督の誤りを正したい考えだ。

「もちろん私はそこ(トゥイッケナム)でプレーするつもりだ。そんなの初めてのことだからね。」とラッシュはNZPAに語った。

「私のモチベーションはまだプレーしたことのないバーバリアンズというチームでプレーすることにあり、オールブラックスと対戦することではない。これを逃したら5年やそこらじゃこんな機会に恵まれることはないよ。」

ラッシュはまた、プロ選手の厳しさ、変化の激しさをよく知っている。

「私はプロでラグビーをやってもう10年になる。私は物事の変化が以下に早いかをよく知っている。私はそのことに本当に驚いたりはしないんだ。1つドアが閉じれば別のドアが開くものだよ。」

元の記事はこちら(英文)

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2004年10月31日

[Other]ハイネケンカップ第2週 結果速報

29日から行われているハイネケンカップ。各地で熱い戦いが繰り広げられている。結果を速報で。

10月29日(金)

トゥールーズ(フランス) 43 v 17 グラスゴー(スコットランド)

トゥールーズが快勝。ミシャラクらの6トライで優位に立ち、エリッセイルドのプレースキックで突き放す理想的な形でグラスゴーを圧倒。注目ジョジオンもトライと1コンバージョンを決めて活躍した。グラスゴーは2トライまで。

カーディフ(ウェールズ) 15 v 38 ステイド・フランチャイズ(フランス)

ステイド・フランチャイズの破壊力が爆発。4トライに途中出場アルゼンチン代表のケサダがDGを決めるなど古豪カーディフを一蹴した。
カーディフも2トライを返すなど奮闘したが、粘りもそこまで。痛い連敗となった。

ブルゴーイン(フランス) 0 v 34 トレヴィソ(イタリア)

イタリアの名門トレヴィソがフランスのブルゴーインを圧倒。得点を与えない完封勝利でイタリアラグビーの実力を見せつけた。フランスブルゴーインは力なく連敗。

10月30日(土)

ノースハンプトン・セインツ(イングランド) 25 v 3 ラネリー・スカーレッツ(ウェールズ)

セインツが底力を見せてウェールズの強豪スカーレッツをノートライに抑える完勝。ヒューマンの2トライなど3トライで試合を決定付けた。イングランド代表ベン・コーインの攻守にわたる活躍も光った。
スカーレッツは昨季セルティックリーグ優勝の影もなく連敗。先週は惜しいゲームを演じただけに今回はあとを引く敗戦になりそうだ。

アマトーリ・カルビサーノ(イタリア) 22 v 31 ロンドン・ワスプス(イングランド)

昨年の覇者ワスプスがイタリアのカルビサーノ相手に苦戦。WTBロバーツの3トライの活躍でなんとか勝利をものにした。復帰したサイモン・ショーもトライを上げるなど、好材料もあったがディフェンスの甘さに課題が残った。カルビサーノも良く粘ったがあと一歩力及ばず惜しい敗戦となった。

NECハリクインズ(イングランド) 23 v 23 カストレス(フランス)

今季不振のハリクインズとフランスのカストレスの一戦は決着つかずドロー。ハリクインズは2トライ2ゴール3PG、カストレスは1トライ6PGと攻守ともハリクインズが上回った形ながらカストレスSOドースのPGの前に勝利はお預けとなった。

グロスター(イングランド) 55 v 13 ウルスター(アイルランド)

勢いに勝るグロスターが怒涛の6トライでアイルランドの強豪ウルスターを寄せ付けず完勝。SOポールは5コンバージョン、4PGのほかDGも決めてチームの勝利を支えた。ウルスターはハンフリーズの1トライ1ゴール2PGと全得点をたたき出す活躍でなんとか一矢報いるもグロスターの勢いは止められなかった。

ビアリッツ(フランス) 23 v 8 レスター・タイガース(イングランド)

ビアリッツが地元で優勝候補の大本命レスターに快勝。SHイェシビリが2コンバージョン、2PGのほかDGも決めるなど活躍した。レスターはラベニのトライとグードのPGのみ。自慢のFWによる攻撃力は沈黙した。

レインスター(アイルランド) 30 v 11 バース・ラグビー(イングランド)

レインスターがチーム一丸となった攻撃で3トライを奪って快勝。ゴードン・ダーシーの1トライ1DGの活躍が光った。バースはクロケットのトライで先制するもその後攻撃に厚みを欠いてPG以外の得点を奪えず敗戦。苦しい展開となった。

10月31日(日)

エジンバラ(スコットランド) 13 v 17 グウェント・ドラゴンズ(ウェールズ)

ウェールズのグウェントドラゴンズが接戦をモノにしてウェールズ勢唯一の勝ちを収めた。試合を決めたのは後半17分のラスコンビのトライ。トゥイプロトゥ、モンゴメリらのつなぎが功を奏した。一方エジンバラはパターソンらのがんばりも実らず連敗となった。

ニューカッスル(イングランド) 19 v 14 ペルピニャン(フランス)

ニューカッスルが地元でフランスから乗り込んできたペルピニャンを僅差しのいで勝利。主将ウィルキンソン不在を何とか乗り切った。ウィルキンソンの代役としてプレースキックを担当したのは元ワラビーズのマシュー・バーク。ペルピニャンは最後まで奮闘したが、攻めきれずに敗戦を喫した。

ニース=スワンシー・オスプリーズ(ウェールズ) 18 v 20 マンスター(アイルランド)

アイルランドの古豪マンスターが逆転に継ぐ逆転のシーソーゲームを僅差制して連勝を果たした。マンスターはスティンガーのトライとゲームメーカーのオガーラがPG5つを決めて20得点。ヘンソンの6PG(18得点)のみにとどまったオスプリーズを制した。オスプリーズはセルティックリーグの快進撃もここでは不発。連敗を喫してトーナメント戦進出は苦しい状況となった。

 <順位表>

  【プール1】
   [チーム]   [数][勝][敗][分][点] [差]
   ワスプス   2 2 0 0 9  22
   レスター   2 1 1 0 5  16
   ビアリッツ  2 1 1 0 4   2
   アマトーリ  2 0 1 0 0 −40

  【プール2】
   [チーム]   [数][勝][敗][分][点] [差]
   レインスター 2 2 0 0 8  35
   トレヴィソ  2 1 1 0 5  18
   バース    2 1 1 0 4 − 9
   ブルゴーイン 2 0 1 0 0 −44


  【プール3】
   [チーム]   [数][勝][敗][分][点] [差]
   トゥールーズ 2 2 0 0 9  23
   セインツ   2 2 0 0 8  12
   スカーレッツ 2 0 1 0 1 −25
   グラスゴー  2 0 1 0 1 −30

  【プール4】
   [チーム]   [数][勝][敗][分][点] [差]
   マンスター  2 2 0 0 8   8
   カストレス  2 1 0 1 7  21
   ハリクインズ 2 0 1 1 3 − 6
   オスプリーズ 2 0 2 0 0 −23

  【プール5】
   [チーム]   [数][勝][敗][分][点] [差]
   ファルコンズ 2 2 0 0 8   9
   ペルピニャン 2 1 1 0 5  18
   ドラゴンズ  2 1 1 0 5   0
   エジンバラ  2 0 2 0 0 −27

  【プール6】
   [チーム]   [数][勝][敗][分][点] [差]
   ステイドF  2 2 0 0 10 31
   グロスター  2 1 1 0 5  34

   ウルスター  2 1 0 0 4 −37
   ブルーズ   2 0 2 0 1 −28

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2004年10月30日

[Other]ハイネケンカップ第2週 プレビュー

欧州チャンピオンクラブ決定戦ハイネケンカップは第2週に突入。

組合せは以下の通り。

10月29日(金)

トゥールーズ(フランス) v グラスゴー(スコットランド)
カーディフ(ウェールズ) v ステイド・フランチャイズ(フランス)
ブルゴーイン(フランス) v トレヴィソ(イタリア)

10月30日(土)

ノースハンプトン・セインツ(イングランド) v ラネリー・スカーレッツ(ウェールズ)
アマトーリ・カルビサーノ(イタリア) v ロンドン・ワスプス(イングランド)
NECハリクインズ(イングランド) v カストレス(フランス)
グロスター(イングランド) v ウルスター(アイルランド)
ビアリッツ(フランス) v レスター・タイガース(イングランド)
レインスター(アイルランド) v バース・ラグビー(イングランド)

10月31日(日)

エジンバラ(スコットランド) v グウェント・ドラゴンズ(ウェールズ)
ニューカッスル(イングランド) v ペルピニャン(フランス)
ニース=スワンシー・オスプリーズ(ウェールズ) v マンスター(アイルランド)

今週注目の試合

  • カーディフ(ウェールズ) v ステイド・フランチャイズ(フランス)(29日)
    ウェールズの古豪カーディフ・ブルーズがフランスの古豪で強豪のステイドFと対戦。優勝候補ステイドFにカーディフがどこまで迫れるか。
  • ノースハンプトン・セインツ(イングランド) v ラネリー・スカーレッツ(ウェールズ)(30日)
    イングランドのスター軍団と昨年のセルティックリーグ覇者スカーレッツ。先週ともに接戦を戦い、僅差ものにしたセインツと僅差ものにできなかったスカーレッツという対照的な両チーム。先週敗れたとはいえフランスの強豪、昨年本大会準優勝のトゥールーズに3点差ときわどいものだけに今週の巻き返しは必至だろう。セインツはクリッカ率いるFW陣の勢いがカギ。
  • ビアリッツ(フランス) v レスター・タイガース(イングランド)(30日)
    早くも優勝候補同士の対戦が実現。
    先週楽な試合で圧勝したレスターが骨のある相手、フランスのビアリッツに対して先週と同じ破壊力を示せるか。
    ビアリッツ陣営はレスター対策に自信を覗かせており、激しい激突は必死の様相を呈している。
  • レインスター(アイルランド) v バース・ラグビー(イングランド)(30日)
    アイルランドとイングランドの古豪同士の伝統ある一戦。
    レインスターはオドリスコルのリーダーシップとゲームメイク力でゲームを支配したいところだが、バースも若手とベテランのコンビネーションで調子を上げ、先週はフランスのブルゴーインを実力で押さえつけた。好ゲームが期待される。
  • ニューカッスル(イングランド) v ペルピニャン(フランス)(31日)
    世界的スーパースター、ウィルキンソンを欠くニューカッスルはそれでも先週なんとかウェールズのドラゴンズを破った。今週はフランスのペルピニャンと対戦。フランスのプロリーグTOP16では一時首位に立つなど今季の調子はかなり良いだけに侮れない相手。
  • その他では南アからとんぼ返りしたドラゴンズのモンゴメリやフランスの代表選手オブ・ザ・イヤーに輝いたヤニック・ジョジオンなどに注目か。

ハイネケンカップはこのあと年内、12月3日〜5日、12月10日〜12日にそれぞれ各プールのリーグ戦が行われる。

詳細は こちらから。

posted by 晴耕雨読 at 18:57| Comment(0) | TrackBack(0) | [Other]その他トーナメント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年10月25日

[Other][HC]ハイネケンカップ第1週 試合結果

欧州チャンピオン決定戦ハイネケンカップの第1週が22日〜昨日24日にかけて行われた。

昨季覇者ワスプスは順当勝ち、その決勝での対戦相手フランスのトゥールーズやステイド・フランチャイズ、レインスター、レスターなど優勝候補が続々と勝ち名乗りを上げた。

各地の結果をダイジェストとともに。

10月22日(金)

ラネリー・スカーレッツ(ウェールズ) 6 v 9 トゥールーズ(フランス)

昨季セルティック・リーグの覇者スカーレッツとフランスの強豪トゥールーズとの一戦は息詰まる緊迫したゲームで、トゥールーズがわずか3点差を制し、初戦白星を飾った。ゲームはノートライのまま幕を閉じた。
両チームとも最後まで相手の硬いディフェンスの前に攻め手を欠き、ゴールラインを割れなかった。

ウルスター(アイルランド) 21 v 16 カーディフ・ブルーズ(ウェールズ)

今季まだ対戦のないセルティックリーグ所属同士の対戦となったウルスター対カーディフ・ブルーズ。両チームとも今季はやや勢いに欠け、いずれも6戦2勝。
その対戦を制したのはウルスターだった。
ウルスターはトライこそ奪えなかったもののフライ・ハーフのデイヴィッド・ハンフリーズがPGを次々に決め、得意のDGも2本。全ての得点をたたき出す活躍でシャンクリンのトライなどで詰め寄るカーディフを凌ぎきった。

ペルピニャン(フランス) 23 v 0 エジンバラ(スコットランド)

フランスのTOP16で首位争いを演じているペルピニャンが今季セルティックリーグで特に不振にあえぐスコットランドのエジンバラを難なく完封し、ペナルティ・トライを含む2トライ23得点で勢いの違いを見せつけた。

10月23日(土)

グウェント・ドラゴンズ(ウェールズ) 6 v 10 ニューカッスル(イングランド)

ウィルキンソンを怪我で欠くニューカッスルは元ワラビーズのマシュー・バークが見事その代役を果たし、コンバージョンとPGを1つずつ決めてチームのきわどい勝利に貢献した。ニューカッスルはフランカーのマッカーシーが奮起して1トライ。
一方ドラゴンズはスウィーニーの2PGのみ。ニューカッスルの粘りのディフェンスの前に沈黙した。

バース・ラグビー(イングランド) 22 v 12 ブルゴーイン(フランス)

イングランドのバースがフランスのブルゴーインを3PG1DGのみのノートライに抑え、攻めてはスティーブンス、ダニエルらのトライとバークリーのキックで点差を開き、初戦を難なくものにした。
ブルゴーインは57分にボンティンクがシン−ビンを適用されるなど荒れた試合となってしまった。

トレヴィソ(イタリア) 9 v 25 レインスター(アイルランド)

アイルランドのスター軍団レインスターが実力差を見せ付けて圧勝した。レインスターはブライン、ホーガンに加え、主将のオドリスコルもトライを記録して快勝。ホルウェルのキックも冴えた。
トレヴィソはイタリア代表主将のトロンコンがPGを決めるなどしたがトライにはいたらず完敗。

レスター・タイガース(イングランド) 37 v 6 アマトーリ・カルビサーノ(イタリア)

イングランドのレスター・タイガースが5トライの猛攻でイタリアのカルビサーノを粉砕。上上の仕上がりを見せつけた。
レスターはムーディ、エリスが2トライずつ決めるなどフォワードで優位に展開したあとバックスで決めるという得意のパターンで相手を寄せ付けなかった。
イタリアのカルビサーノは情報が少なく実力が図りかねていたが、ここでは力が違いすぎた。

ステイド・フランチャイズ(フランス) 39 v 31 グロスター(イングランド)

フランスとイングランドの強豪同士の一戦は大熱戦の末、フランスのステイド・フランチャイズが制した。
ステイド・フランチャイズはアルゼンチンの英雄で昨年のW杯では主将も務めたSHピチョットが活躍。フォワード・バックスをうまく動かしたほか自身も2トライをあげ、ステイド・フランチャイズの勝利に大きく貢献した。
グロスターはシンプソン=ダニエルの2トライなどで最後まで追いすがったがあと一歩及ばず初戦を黒星でスタートさせることとなった。

マンスター(アイルランド) 15 v 9 NECハリクインズ(イングランド)

アイルランドの強豪マンスターが不振にあえぐイングランドのハリクインズを退けて白星スタートを飾った。
マンスターは来年のライオンズNZ遠征にも内定しているアイルランド代表SOオガーラがうまく試合を運んで2トライを計上。PGも決めて接戦を制した。
ハリクインズは最後まで攻め手を欠き、ノートライ。内容は悪くないだけに辛い敗戦となった。

カストレス(フランス) 38 v 17 ニース=スワンシー・オスプリーズ(ウェールズ)

フランスのカストレスが今季セルティックリーグでダントツ首位のオスプリーズを難なく制して幸先の良いスタート。フランスラグビーの力を見せつけた形となった。
カストレスは元ワスプスのスター、デニーとヴォリーらが計3トライをあげた他、フライ・ハーフ、ドレイグのキックも冴えてらくらくと得点を重ねた。
オスプリーズは2トライとヘンソンのキックで追いかけるも届かず。セルティックリーグでの実力は発揮できなかった。

10月24日(日)

グラスゴー(スコットランド) 9 v 13 ノースハンプトン・セインツ(イングランド)

イングランドのセインツがスコットランドのグラスゴーをノートライに封じて接戦をものにした。
セインツはイングランド代表WTBコーインのトライで先制。グラスゴーをパークスの3PGに抑える一方、ドラームの2PGで追加点を稼いで僅差勝利した。
グラスゴーはSOパークスの奮闘むなしく惜敗。

ロンドン・ワスプス(イングランド) 25 v 12 ビアリッツ(フランス)

ディフェンディングチャンピオンのワスプスがフランスの強豪ビアリッツの挑戦を退け、連覇に向けて好スタートを切った。
ワスプスは序盤なかなか波に乗れず、9−12のビハインドで前半を折り返すが、後半イングランド代表FLウォーズリーのトライなどフォワード・バックス一体となった多彩な攻めでビアリッツのディフェンスを翻弄してペースをつかみ、勝利した。
ビアリッツはフランス代表SHイェシヴィリの3PGとトレイルのDGのみとノートライに終わった。

マン・オブ・ザ・ウィーク: ハンフリーズ(アイルランド・ウルスター)

ウルスター対カーディフでウルスターの全ての得点をその足でたたき出したハンフリーズを選出。強力なカーディフのディフェンスに苦しむチームを救い、勝利に導いた。
※選出は私ラグビーファンの独断と偏見によるものです。

元の記事などは こちらから。

posted by 晴耕雨読 at 12:00| Comment(0) | TrackBack(0) | [Other]その他トーナメント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年10月19日

[Other]ハイネケン・カップ、いよいよ開幕

欧州チャンピオンクラブ決定戦ハイネケンカップがいよいよ開幕。

チューリッヒ・プレミアシップやセルティックリーグなど欧州各地のクラブリーグ戦は一旦休止して今週はハイネケンカップ第1戦が開催される。

組合せは以下の通り。

10月22日(金)

ウルスター(アイルランド) v カーディフ(ウェールズ)
ラネリー・スカーレッツ(ウェールズ) v トゥールーズ(フランス)
ペルピニャン(フランス) v エジンバラ(スコットランド)

10月23日(土)

グウェント・ドラゴンズ(ウェールズ) v ニューカッスル(イングランド)
バース・ラグビー(イングランド) v ブルゴーイン(フランス)
トレヴィソ(イタリア) v レインスター(アイルランド)
レスター・タイガース(イングランド) v アマトーリ・カルビサーノ(イタリア)
ステイド・フランチャイズ(フランス) v グロスター(イングランド)
マンスター(アイルランド) v NECハリクインズ(イングランド)
カストレス(フランス) v ニース=スワンシー・オスプリーズ(ウェールズ)

10月24日(日)

グラスゴー(スコットランド) v ノースハンプトン・セインツ(イングランド)
ロンドン・ワスプス(イングランド) v ビアリッツ(フランス)

注目のチームは・・・

  • 昨年の覇者ワスプス(イングランド)。ZPでは出だし躓いたがここへ来て調子は上向いており、実力通りなら上位は必死。
  • 昨年ファイナリストのトゥールーズ(フランス)。フランス代表主将のプルースや同じく代表のフライ・ハーフ、ミシャラクらを擁する強豪。こちらも昨年のファイナル対戦相手ワスプスと同様出だし躓いたが、同じく順調な仕上がりで徐々に順位を上げてきている。
  • 他ではレインスター(アイルランド)が注目。なんと言ってもアイルランドの誇るスーパースター、ブライアン・オドリスコルのプレーとキャプテンシーに期待が集まる。
  • チューリッヒプレミアシップで現在首位、下馬評でも優勝候補のレスター(イングランド)。ここでも実力は相当上位と見られる。
  • セルティックリーグ首位はオスプリーズ(ウェールズ)。早くも独走態勢で仕上がりの良さを見ているだけに他トーナメントチームとの対戦は楽しみ。

ハイネケンカップはこのあと年内は10月29日〜31日、12月3日〜5日、12月10日〜12日にそれぞれ各プールのリーグ戦が行われる。

詳細は こちらから。

posted by 晴耕雨読 at 23:37| Comment(2) | TrackBack(0) | [Other]その他トーナメント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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