カリーカップはついに最終節を迎え、最終的な順位がすべて確定。セミファイナルの組み合わせも決定した。
10月8日(金)
ピューマズ 27 v 44 ライオンズ
ライオンズが6トライの圧勝。セミファイナルに弾みをつけた。
ライオンズは格下ピューマズに3トライを許したもののジャック、ネルの両フォーリーの活躍などでトライを量産、6トライの圧勝でセミファイナルを迎える。
ピューマズは今季最後のゲームを勝利で飾ることはできなかったが、3トライを奪い、地元で意地を見せた。
10月9日(土)
グリキュアス 22 v 43 チータース
チータースがアウェイながら7トライの猛攻でグリキュアスを粉砕。格の違いを見せつけた。
チータースは前半ファン・デル・リンデらのトライで先行するが、すぐに追いつかれ、一進一退の攻防を繰り広げる。しかし後半になって一気に実力発揮。徹底したトライ狙いで次々と得点を重ね、最終的には7トライの大勝を演じて見せた。
グリキュアスは最終戦で奮起し、前半は互角の勝負を見せたが後半失速。来季に期待したい。
イーグルス 33 v 63 シャークス
シャークスが9トライ63得点で今季の不調を吹き飛ばして快勝。今季最終戦を白星で終えた。
シャークスは前半から実力差を見せ付けて次々とトライを量産。32−0と圧倒的リードで折り返した。後半ムードは一転し、一挙5トライを献上するもろさを見せたが、その後も得点を重ねて大佐の勝利を得た。
イーグルスは今季最終戦でわずかに意地を見せたが、チーム力の差は否めず大敗した。
ブルー・ブルズ 36 v 36 ウェスタン・プロヴィンス
前評判通りの好カードは結局決着つかずドロー。ファイナルでの再激突が予想され、更なる好ゲームが期待される。
ブルズは前半、ゲームキャプテンを務めたCTBボタの2トライとステインのコンバージョンと14−0とリードを奪う。しかしウェスタンプロヴィンスもここから巻き返し、ポールセ、バリーが立て続けにトライを決めてデュ・トイのコンバージョンも決まって同点。さらにWTBデ・ヴィリエールが逆転のトライを決め、前半をリードして折り返した。
しかし後半、王者ブルズもすかさずヴァンネンバーグのトライで点差を詰め、ブロスニアンのトライとステインのコンバージョンでついに29−29の同点。その後両チームとも1トライ1コンバージョンを取り合って36−36のドロー。両チームの実力が接近していることを印象付けた。
これで全ての順位が確定し、次週行われるセミファイナルの組み合わせが決まった。
<順位表>
[順位] [チーム] [勝ち点]
1位 ブルー・ブルズ 56
2位 ウェスタン・プロヴィンス 46
3位 チータース 45(得失点差)
4位 ライオンズ 45(得失点差)
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5位 ナタール・シャークス 33
6位 グリキュアス 28
7位 ピューマズ 23
8位 イーグルス 13
<セミファイナル>
第1試合 ブルー・ブルズ v ライオンズ 10月16日(土) 15.00 K.O.(ホーム:ブルズ)
第2試合 ウェスタン・プロヴィンス v チータース 同上 17.00 K.O.(ホーム:WP)
<決勝>
10月23日(土) 17.00 K.O. (第1試合の勝者 v 第2試合の勝者)
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