【SA:スプリングボクス世界選抜XV戦メンバー発表 ‐ 主将にデ・ヴィリアス】
今週末6月3日に世界選抜XVとの交流戦を控えた南アフリカ代表スプリングボクスがメンバーを発表。休養の主将ジョン・ スミットに代わってチームを率いるのはウェスタン・プロヴィンス及びストーマーズのヤン・デ・ヴィリアス。
デ・ヴィリアスは今季ストーマーズでも主将を務めており、主将の役割を重視するジェイク・ホワイト監督の白羽の矢を受けた。
出場メンバー詳細については続きへ。控えながら未キャップのヨハン・ミューラー、ルアン・ピナール、ヴィナンド・ オリフィエも含まれた試験的なメンバーとなっている。
【NZ:オールブラックス他ニュージーランド代表から辞退/不参加続々】
27日に発表されたニュージーランド代表オールブラックスを含む各クラス代表から、辞退や怪我による出場辞退が相次いだ。
まず、ジュニア・オールブラックスの主将を任されたルーベン・ソーンが出場を辞退。辞退の理由については 「フル出場を終えたばかりのスーパー14からの回復に専念したい」ということだが、かつてはオールブラックスでも主将を務め、 今は第一線を退いた形のソーンにとってジュニア・オールブラックス(A代表) への出場は今後の若手育成という意味においても重要な役割ではないとの判断が働いたとみられる。交代要員はノース・ハーバーのアンソニー・ ボリック、主将の代行は未だ決定していない。
ついで、怪我のニュース。まずオールブラックスから、オークランドのLOアリ・ウィリアムズが足首の怪我を訴えた。 続いてウェリントンのPRニーミア・ティアラタもひざを負傷。いずれもトレーニング中の事故とのこと。ウィリアムズの交代要員については、 「LOと6番(ブラインドサイド・フランカー)を併用で考えている」というオークランドのトロイ・フラヴェルが第一候補。 さらに怪我が長引くようであればワイカトのジョノ・ギッベスか怪我で出遅れているジェームズ・ライアン召集も検討しているという。 ティアラタの交代要員は既にアルゼンチン戦の先発が発表されているグレッグ・サマヴィルを第1戦のみ起用することで補う予定。
また、マオリ・オールブラックス(NZマオリ代表)で、オークランドのSOラヴェアがハムストリング(腿裏筋) を痛めてスコッドへの参加が難しくなった。ホークス・ベイのマシュー・バークイストがこれに代わる予定となった。
【Eng:ウィルキンソン、ウッドワード氏の代表コーチ復帰を歓迎】
イングランドのスターフライハーフ、ジョニー・ウィルキンソンが、前代表監督で現在サウサンプトン・フットボール・ クラブの監督を務めるクライヴ・ウッドワード氏の代表コーチ職復帰を歓迎するコメントを発表した。
ウィルキンソンは「彼には高いスキルを持っていると信じているし、 彼が監督として特別な強みを発揮していた時間は彼が次の役割に移る信任状と呼べるものだったと思っている」と、 ウッドワード氏を高く評価した。
ウッドワード氏は現在、イングランド協会(RFU)から「エリート・パフォーマンス・ディレクター」として召集を受けており、 ウィルキンソンの発言はこれを後押しするものとなった。
【Sam:サモア代表、パシフィック・ファイヴネイションズ代表スコッド発表】
ラグビーのサモア代表監督マイケル・ジョーンズは30日、6月3日より始まるパシフィック・ ファイヴネイションズの代表スコッドを発表。初戦となる6月9日のジュニア・オールブラックス戦に向けて最終調整に入る。
選出メンバーは英文ながら続きに記載した。
メンバーには、スーパー14ブルーズSHでオールブラックスのキャップを持つケヴィンの弟ジョン・シニオやハリケーンズのロメ・ ファアタウ、チーフスのロキ・クライトンなどのスーパー14勢やダニエル・リオ(ロンドン・アイリッシュ)、ブライアン・リマ(ブリストル) などのイングランド・プレミア勢、センサス・ジョンストン(ビアリッツ)などのフランス・トップ14勢など世界各国で活躍する選手がそろい、 昨今の充実振りをうかがわせるメンバーとなった。
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