ラグビー専門ニュースサイト、Planet-Rugbyによるライオンズのニュージーランド遠征シリーズを通した各種賞の受賞者などが発表された。
プレーヤー・オブ・ザ・シリーズ: ダニエル・カーター (ただし、同サイトの簡易投票ではウマガがカーターを抜いてトップ)
次点:ウマガ、ジャック、アリ・ウィリアムズ、マッコウ(以上NZ)、ライアン・ジョーンズ(ウェールズ)、イースタビー(アイルランド)
ベストXV: 15 ギャレス・トーマス(ウェールズ)、14 リコ・ギア(NZ)、13 タナ・ウマガ(主将)、12 アアロン・
メイジャー(NZ)、11 シティヴェニ・シヴィヴァトゥ(NZ)、10 ダニエル・カーター(NZ)、9 バイロン・ケラハー(NZ)、
8 ライアン・ジョーンズ(ウェールズ)、7 リッチー・マッコウ(NZ)、6 サイモン・イースタビー(アイルランド)、5 アリ・
ウィリアムズ(NZ)、4 クリス・ジャック(NZ)、3 カール・ハイマン(NZ)、2 ケヴィン・メアラム(NZ)、1 ゲティン・
ジェンキンス(ウェールズ)
次点: ジェリー・コリンズ(NZ)
マッチ・オブ・ザ・ツアー: NZマオリ戦(6月11日)
次点: オールブラックス戦・第2テスト(7月2日)
モーメント・オブ・ザ・ツアー: テストマッチ第1戦(6月25日)1分、オドリスコルの負傷
ライオン・オブ・ザ・ツアー: イアン・マクギーハン(ライオンズコーチでミッドウィークチームの監督)
※長年ライオンズのコーチを務めてきたマクギーハンは、今季でチームを離れることを表明している。
次点: ゴードン・ビュロック(スコットランド)、サイモン・イースタビー(アイルランド)、ギャレス・トーマス、ライアン・ジョーンズ、
ゲティン・ジェンキンス(以上ウェールズ)、サイモン・ショー(イングランド)
ライオンズ・ベスト・パフォーマンス・オブ・ザ・ツアー: マナワツ代表戦(6月28日)、シェーン・ウィリアムズ(ウェールズ)
の5トライ
次点: サウスランド戦(6月21日)、ギャヴィン・ヘンソンの2トライ
(この試合に出場した選手は週末の第1テストに出場しないことが決まっており、期待されたヘンソンの落選が決まった試合だった)
地域代表プレーヤー・オブ・ザ・ツアー: ニリ・ラトゥ(ベイ・オブ・プレンティ)
次点: ピリ・ウィープ(ウェリントン)、ニック・エヴァンス(オタゴ)、ジェームズ・ウィルソン(サウスランド)、タセサ・ラヴェア
(オークランド)
スタッツ・オブ・ザ・ツアー: テストシリーズ得点40(2トライ)、失点107(12トライ)
ファインズ・オブ・ザ・ツアー(今回のツアー中での新たな発見): ダン・カーター、シティヴェニ・シヴィヴァトゥ(以上NZ)、 アンディ・シェリダン、ドンカ・オカラハン(以上ライオンズ)
ツアリスト・オン・ザ・ライズ(今回のツアーで評価の上がった選手): サイモン・イースタビー(アイルランド・LO)、チャーリー・ ホッジソン(イングランド・SO)、ライアン・ジョーンズ(ウェールズ・FL/No.8)、サイモン・ショー(イングランド・LO)、 ドンカ・オカラハン(アイルランド・LO)、アンディ・シェリダン(イングランド・PR)
ツアリスト・オン・ザ・ウェイン(今回のツアーで評価の下がった選手): ウィル・グリーンウッド(イングランド・CTB)、 ジェイソン・ロビンソン(イングランド・WTB/FB)、ジョニー・ウィルキンソン(イングランド・SO/CTB)、ゴードン・ダーシー (アイルランド・CTB)、ジョン・ヘイス(イングランド・PR)、アンディ・ティタレル(イングランド・HO)、マット・スティーヴンス (イングランド・PR)
ヴィレイン(悪役、悪者)・オブ・ザ・ツアー: アラステア・キャンベル(元英国政府高官で、
英国のメディアBBCに圧力をかけたとされる)
次点: クライヴ・ウッドワード(ライオンズ監督)、タナ・ウマガ(NZ主将)、ダニー・グリューコク(イングランド・LO)
スポーツマンシップ賞: ローレンス・ダラーリオ(イングランド・FL/No.8)
次点: ジャスティン・マーシャル(NZ・SH)
サポーター賞: ライオンズサポーター(Planet-Rugbyでは、「遠征した『赤い軍団』は模範的な旅行者であり、 毎日全体重をかけて酒をあおり、耳を劈くような『ライオンズ!ライオンズ!ライオンズ!』 の掛け声でハカの声をかき消した彼らの努力は賞に値して余りある」としている。)
サポーター・オブ・ザ・ツアー: レズリー・ジェンキンス(ウェールズのPR、ゲティン・ジェンキンスのご母堂。 自らの肺がん治療を中断して息子ゲティンの応援にニュージーランドまで駆けつけた。「Without doubt」(疑いない)受賞。)
トゥルー・スピリット・オブ・ラグビー(真のラグビー精神)賞: ギャレス・トーマス(ウェールズ・CTB/WTB/FB、主将代行)
(記者会見に下着姿で現れ、悪びれずに「すまない、ズボンを見つけられなかったが、みんなを待たせたくなかったんだ」と説明したとか。)
次点: ポール・オコネル(アイルランド・LO)(プレス・カンファレンスで先のアラステア・キャンベルを批判した。)
クオート(引用区)・オブ・ザ・ツアー: "I will definitely be the best-prepared Lions coach ever."(私は明らかにこれまでで最も準備をしたライオンズ監督となるだろう): ウッドワード監督がツアーに先立って自らを評した言葉。
その他、各種賞の詳細については、Planet-Rugbyまで。