スーパー12は決勝トーナメントに入り、その初戦、準決勝が20日(金)と21日(土)にそれぞれニュージーランド (クライストチャーチ)、オーストラリア(シドニー)で行われた。
対戦は、クルセイダーズ(NZ、リーグ1位)対ハリケーンズ(NZ、リーグ4位)、ワラタス(豪州、リーグ2位)対ブルズ(南ア、 リーグ3位)となった。
試合結果は続きへ。
参考: Planet-Rugby (英文)
<試合結果>(※()内は前半スコア)
【5月20日(金)】
自力に勝る地元クライストチャーチのクルセイダーズが、先週休養をとったカーター、
マッコウらを再び先発に起用してハリケーンズを圧倒。
前半ボール所有率で上回るハリケーンズを尻目にじっくりと相手を見たディフェンスからのターンオーバーで次々とスコアを重ね、
ハリケーンズに得点を与えず後半へ。後半もほぼ同じような展開でトライを量産したクルセイダーズの、リーグ戦以上の圧勝となった。リコ・
ギアはシーズン最多タイの15トライ目を挙げた。
ハリケーンズは攻撃時のわずかな隙をクルセイダーズバックロー、バックラインに再三突かれ、
攻撃のリズムを寸断されたまま持ち味を出せずに今季を終えた。
【5月21日(土)】
リーグ戦で1位のクルセイダーズに勝利してから怒涛の6連勝を挙げ、3位浮上して勢いを増すブルズだったが、
体力面で劣らないワラタスの前に防戦が続き、ローツのトライとスタインのゴール&PGで追いすがるも3点リードを許して後半へ。
しかし後半は序盤からワラタスに主導権を渡し、44分にナイサン・グレイにトライを許して10点差とされ、
その後一進一退を繰り返しながらも得点機をものに出来ずそのままノーサイドを迎えた。
一方今季絶好調のヒューワット、トゥリヌイらの活躍で最後まで主導権を譲らなかったワラタスは、
今季の特徴とも言えるディフェンス面でのしぶとさを発揮して競り合いを制した。決勝はアウェイゲームとなるが、内容の濃い結果を手にした。
<決勝組み合わせ>
クルセイダーズ(NZ、リーグ1位) vs ワラタス(豪州、リーグ2位)
クライストチャーチ、5月28日(土)19:35K.O.