ブリティッシュ&アイリッシュライオンズ監督クライヴ・ウッドワードは18日、 この23日に行われるアルゼンチン代表とのウォームアップマッチメンバーを発表。オドリスコル主将は休養するが、 先日45人目のメンバーとしてライオンズに参加したジョニー・ウィルキンソンを先発で起用するなど、豪華ラインナップとなった。
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注目は先述の通りジョニー・ウィルキンソン。代表レベルでの試合は2年以上のブランクがあり、その動きに注目が集まる。 他では世界最高峰のLOと評されるアイルランドのコンビの一人、マルコム・オケリー。 同じアイルランドのバーンとのコンビはラインアウトで活きてくるはずで、ボールの安定供給のためには欠かせない存在となる。
主将はウェールズのマイケル・オーウェン。今季シックスネイションズでも渋い活躍を見せており、 充実した今チームを率いるという新たな役割を果たすこととなった。同じバックローにはスコットランドのサイモン・ テイラーとイングランドのルイス・ムーディ。どちらも堅実な仕事人で主将を盛り立てる。 イングランドのプレミアシップでプレーヤーオブザシーズンを獲得したマーティン・コリーはリザーブに名を連ねた。
CTBはアイルランドのゴードン・ダーシーとイングランドのオリー・スミスとのコンビ。 主将オドリスコルが抜けてダーシーとのコンビネーションが心配されるが、ヒッキー、 マーフィーのアイルランドコンビがバックアップすることで補いたい。また、左WTBのシェーン・ ウィリアムズは年を経るごとに調子を上げており、切れのある動きを期待できる。
会場はウェールズのカーディフ、ミレニアムスタジアム。主審は豪州のスチュアート・ディッキンソンが務める。
ライオンズはこの試合の翌日24日、一路ニュージーランドはオークランドに向けて出発することになり、その壮行試合となる。
ゲームキャプテンに任命されたマイケル・オーウェン
(Copyright
(c) BBC)
出典:
Planet-Rugby (英文)
BBCスポーツ (英文)
<出場メンバー>
フォワード:
1 グレアム・ラウントゥリー (E)
2 シェーン・バーン (I)
3 ジョン・ヘイス (I)
4 マルコム・オケリー (I)
5 ダニー・グリューコク (E)
6 サイモン・テイラー (S)
7 ルイス・ムーディ (E)
8 マイケル・オーウェン (W)
バックス:
9 ギャレス・クーパー (W)
10 ジョニー・ウィルキンソン (E)
11 シェーン・ウィリアムズ (W)
12 ゴードン・ダーシー (I)
13 オリー・スミス (E)
14 デニス・ヒッキー (I)
15 ゴードン・マーフィー (I)
リザーブ:
16 スティーヴ・トンプソン (E)
17 ジュリアン・ホワイト (E)
18 ドンカ・オカラハン (I)
19 マーティン・コリー (E)
20 クリス・キュージター (S)
21 ロナン・オガーラ (I)
22 シェーン・ホーガン (I)
それにしてもアルゼンチンは、W杯開幕戦出場など、イベントの良い出汁として使われることが多いですね。ライオンズの皆様、怒れるピューマのロータックルに気をつけてくだされ。