ニュージーランド代表ファースト・ファイヴ・エイスで、スーパー12ブルーズおよびNPCオークランド代表所属のカーロス・スペンサーが9日、イングランド・プレミアシップのノーサンプトン・セインツとの契約に合意したことを発表した。
スペンサーは代表キャップ35を誇る名ファースト・ファイヴ・エイスで、1997年のデビューから昨年2004年夏(8月)まで代表でプレー。テストマッチでの得点は291ポイントで、アンドリュー・マーテンズ(967)、グラント・フォックス(645)に次ぐオールブラックスでの3番目の記録となっていた。
スペンサーは1975年10月14日生まれ29歳。今年30歳を迎える節目の年だが、故障や不調などからスーパー12ブルーズへの出場機会を失い、現在復帰に向けて調整中の状況となっていた。
移籍先のイングランド・ノーサンプトンには同じ元オールブラックスのマーク・ロビンソン、ブルース・レイハナがおり、また、昨年元スプリングボクス主将のコルネ・クリッカも移籍した。スペンサーは彼らと合流することになる。
移籍後は必然的に代表から退くことになるが、この6月から予定されているブリティッシュ&アイリッシュ・ライオンズ戦については、選出されれば出場することになり、実現すればこれがニュージーランド代表としての最後の出場機会となる。
参考記事: ニュージーランド協会公式ウェブサイト (英文)