イングランド代表主将でニューカッスル・ファルコンズのフライ・ハーフ、ジョニー・ウィルキンソンが5月末から行われるニュージーランドへのライオンズ遠征に帯同することを、8日、ライオンズのウッドワード監督が発表した。これでライオンズスコッドはウィルキンソンを含む45名となった。
ウィルキンソンの帯同はライオンズのスコッド発表時から既に検討を進められており、所属するニューカッスルでの試合内容如何で帯同させることをウッドワード監督が公言していた。また、それに先立って同じフライハーフのポジションを争うロナン・オガーラ、スティーヴン・ジョーンズ、チャーリー・ホッジソンの3名には事前に了解を得ていると伝えられている。
ウィルキンソンはこれで4年前に続き2回連続2回目のライオンズ帯同となる。また、同じ時期に予定されているイングランド代表のチャーチルカップ参加メンバーにもウィルキンソンが含まれていたが、5月25日のオークランド移動に参加するため、イングランド代表参加は辞退することになる。
ウッドワード監督は会見で、「(先に発表されていた通り)我々は彼(ウィルキンソン)の動きをここ数週間で観察してきたが、非常にすばらしいものだった。私は彼が5月17日に集合するツアー・パーティに参加することができると確信している。」と、ウィルキンソン参加への決意を語った。
当のウィルキンソンは、「こんな(怪我の多かった)タフなシーズンのあとでツアーに参加できることをとても誇りに思っている。ただ、こんなすばらしいツアーのことを想像すると少しナーヴァスになってしまうね。」と、ライオンズへの参加を喜びつつも慎重な姿勢を見せていた。
出典: BBCスポーツ (英文)