スーパー12第11節最後はシャークス対ブルズの南半球対決。南半球対決で盛り上がるのはなんと言っても大きな体と体のぶつかり合い。文字通りの肉弾戦だが、両チームとも役者がそろい、その準備は整っている。
シャークスはようやく復帰のフライハーフ、ブッチ・ジェームスにWTBメンツとブランビーズに勝利したころのメンバーが戻ってきた。体格的にも気持ち的にも向かっていくタイプだけにこの南ア対決では見るほうにとって大いに楽しめそう。あとはスミット、フェンターの両ベテランがうまくフォワードを引っ張って、地元で最後の花を咲かせたい。
一方ブルズは地元南アに帰ってから怒涛の勢いで勝利を重ね、ついに決勝進出が見えてきた。アウェイ戦とはいえ南ア国内のライバル対決とあれば問題なく戦えるはず。一気に決勝進出を決めるためにここは是が非でも勝利がほしい。ゲイリーとバッキースの両ボタを控えに回しリフレッシュしたほかはほぼ固定メンバーで、このところの安定感を物語っている。後半やや尻すぼみになる面をこの両名がスーパーサブとして救ってくれるはず。期待は高まる。
<注目選手>
シャークス: ブッチ・ジェームス(10)
お待たせの復帰にファンも一安心。ここまで不振が続くとは思っていなかったろうが、チームの低迷を吹き払う活躍をファンならずとも期待してしまう。南アのフライハーフにふさわしく、肉弾戦得意でそこからリズムをつかんでいくタイプ。ライバル相手に燃えないはずがない。
ブルズ: モルネ・スタイン(10)
今季スーパー12デビューの新鋭。フーハートの不在を受けてから脚光を浴び、今やチームを支える中心の一人に。安定したキックもさることながら、堅いディフェンスはジュニア時代からの定評で、チームが接戦をものにしてきた原動力でもある。人気の高いブッチ・ジェームスとの対決も見もの。
<過去の対戦>
シャークス: 4勝1分(うちホーム2勝1分)
ブルズ: 2勝1分(うちホーム1勝1分)
シャークス優勢の戦跡も、ここ3年間はそれぞれアウェイゲームを制しており、様相が様変わりしている。今年の出来ならブルズに有利だが、役者のそろったシャークスもライバル相手に盛り上がりを見せるはず。
接戦は必至だが、シャークスに軍配と見る。
出場選手は続きへ。
参考: Planet−Rugby (英文)
<出場選手>
シャークス:
15 ラッセル、14 マクハイズ、13 ボンボ、12 ハルステッド、11 メンツ、10 ジェームス、9 ンズマロ、8 ボーツ、7 フェンター、6 ブリッツ、5 ファン・デン・バーグ、4 ミューラー、3 ブレンダン・ボタ、2 スミット(Capt)、1 エデュアルド・クーツィエ
リザーブ: 16 デュ・プレシス、17 カルステンツ、18 ファン・レンズバーグ、19 ティビリカ、20 ノルチェ、21 カイル、22 スクッテ
ブルズ:
15 ローツ、14 アコナ・ンドゥンガネ、13 ネル、12 エティエンヌ・ボタ、11 ハバナ、10 スタイン、9 デュ・プレア、 8 レナード(Capt.)、7 ヴァンネンバーグ、6 クローニェ、5 マットフィールド、4 ダニー・ロッソウ、3 バンズ、 2 ダニー・クーツィエ、1 レンシング
リザーブ: 16 ゲイリー・ボタ、17 ルー、18 バッキース・ボタ、19 ブロスニャン、20 アダムス、21 ティンバ、 22 オリヴィエ