2005年05月04日

[Lions]ウッドワード監督、ウィルキンソン選出に慎重

今年ニュージーランドに遠征するブリティッシュ&アイリッシュ・ライオンズのクライヴ・ウッドワード監督は2日、 期待されているジョニー・ウィルキンソンのライオンズ選出についてなんら決定を下していない、とコメント。 次の10日間で最終判断を下す方針を示唆した。

ジョニー・ウィルキンソンは先週末、チューリッヒ・ プレミアシップ最終第22節でニューカッスルのフライハーフとして3ヶ月ぶりに80分間のフル出場を果たし、復活をアピールするとともに、 今週ライオンズスコッドに選出されると目されていた。

しかし、ウッドワード監督は次のように語り、その点についてはまだ未決定であることを強調した。

「次の10日間が重要だ。これはウィルキンソンについてだけでなく、ティンドル、ヴィッカリーについても同様と考えている。 それまではなんらの決定やアナウンスはしない。」

但し、ウッドワード監督も、ウィルキンソンがフル出場を果たしたニューカッスルのロンドン・アイリッシュ戦には興奮した様子で、 「試合後、ジョニーと話をし、彼が問題を克服したことを喜んでいることを伝えたよ。」と、 ひとまずはウィルキンソンの復調に安堵したことをうかがわせた。

一方、ティンドルは肩の怪我が癒えず、ヴィッカリーも腕の骨折から復調の途上にある。これに比べてウィルキンソンは、 ニューカッスルの獲得したチューリッヒ・プレミアシップのワイルドカード戦(リーグ戦4位〜7位によるトーナメント戦) でデモンストレーションするチャンスを得ており、これに無事出場できれば、 イングランド代表のW杯優勝の立役者がライオンズに合流する可能性は極めて高まる。

出典: BBCスポーツ ラグビーユニオン (英文)

 

posted by 晴耕雨読 at 14:39| Comment(3) | TrackBack(1) | [Other]その他トーナメント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
晴耕様、連休中にもかかわらず、たくさんのニュースを提供していただき誠にありがとうございます。
ウィルコのライオンズ復活に関しては、常識から考えてみても、慎重になったほうがよろしいと思います。

4年前のライオンズ対ワラビーズは、鳥肌が立つくらいの凄いテストマッチシリーズでした。私の偏見では、シリーズの命運を分けたプレーは、第2戦のウィルコのロングパスをインターセプトしたジョー ロフのトライであったと思います。そういうこともあり、超負けず嫌いのウィルコにしてみたら、ライオンズに対する思い入れはかなり強いとは思うのですが...

S12のコーナーにも書かれている通り、ジョー ロフという選手は安定感抜群の名手だと思います。ライオンズ戦でのインターセプトにも表れているように、ゲームの読みも抜群ですよね。ブランビーズ不調の原因も彼の不在にあると思います。キャンピージのような華やかさに欠けるように見えますが、監督からしてみたら、キャンポよりもロフのほうが使いやすい選手だと思います。

S12終盤、そして、ライオンズ。ますます盛りあっが定期ますね。また、情報をお待ちしています。

Posted by LOMM at 2005年05月04日 18:51
LOMMです。先程、送ったコメントで、最後のほうに乱筆あり、申し訳ありませんでした。

盛りあっが定期ますね→もりあがっていきますね

ウィルコが、入るかどうかで、ジョーンズやオガーラといったライオンズのスタンドオフの選手達は、心中穏やかでないかもしれませんね。
私見では、ピールとS.ジョーンズのコンビかなと思います。でも、ゴールキックを考えたら、オガーラに軍配かもしれませんね。
ライオンズの先発、想像しただけでもワクワクします。ただ、壮行試合のアルゼンチン戦で、不運にも怪我する選手が出るかもしれないですね。アルゼンチンの選手達はハードなロータックラーですし...
また、取り止めのないことをたくさん書いてしまい、申し訳ございません。失礼します。

Posted by LOMM at 2005年05月04日 19:04
LOMMさん、こんにちは。ラグビーファン(晴耕雨読)です。

ライオンズは混成チームだけに選手たちはものすごいですが、チームのまとまりという点ではいまいちかもしれませんね。
それはともかく、ジョー・ロフの豪州ラグビー引退は特にブランビーズにとってこれほどまでかと思うほど痛いものでしたね。私の中でも元々評価は高かったんですが、しかし想像以上に開いた穴は大きかったと見ています。ついでですが、今週絶体絶命のブランビーズはジェラードをWTBに戻すようですね。詳しくは後ほどアップしますが。

ウィルキンソンの復帰は個人的にはとても期待しています。応援する/しないは別として、やはり現在の最高レベルのフライ・ハーフだと思いますし、彼がいないライオンズに勝ち負けを論じても、結局彼がいなかったから云々が出てくるように思います。それだけではないですが、いずれにしろ彼の含まれたライオンズで勝負して欲しいと思っています。

ちなみにウッドワード監督曰く、他のフライハーフ(S.ジョーンズ、R.オガーラ、C.ホッジソン)とウィルコの参加について話済みで、全員の了承を得ているとか。テストマッチへの出場についてはウィルコが入れば少なくともホッジソンはなくなると思いますが、それでもライオンズへ参加することは名誉なことだと思うし、地区代表の数試合には必ず出場するでしょうから、十分アピールして欲しいですね。
さらに個人的には、ピール〜ウィルコ〜ヘンソン〜BODのバックラインを見てみたいですね。

またお話聞かせてください。取り止めのないことも歓迎です。^^
Posted by ラグビーファン at 2005年05月05日 10:43
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