【ウェールズ代表がアルゼンチン戦スコッド発表】
ギャレス・ジェンキンス新監督が就任して新体制のウェールズ代表は10日、 テストマッチ2試合を予定しているアルゼンチン遠征のスコッドを発表。怪我で出場できないギャレス・ トーマスに代わる新主将にはオスプリーズのプロップ、ダンカン・ジョーンズが選ばれた。
詳しいスコッドは続きへ記載する。
ノーキャップ選手5名を含み、SOスティーヴン・ジョーンズやSHピール、 FL/No.8チャーヴィスら主力を除いた若手主体のメンバーで、次のW杯のほか次世代をにらんだチーム作りが伺える構成となった。
【マイク・キャット、再び代表復帰か】
イングランド代表のW杯優勝メンバーでロンドン・アイリッシュのベテランCTBマイク・キャットが、 イングランド代表のオーストラリア遠征スコッドへの再召集に応じる意向を明らかにしている。
マイク・キャットは南アフリカ生まれの34歳で、2003年W杯のほか2004年のオーストラリア、 ニュージーランド遠征でも代表のCTBを務めたが、それ以来代表に召集されることはなかった。
しかし、今季はベテランや主力の相次ぐ遠征帯同回避もあり、また所属のロンドン・アイリッシュがプレミアシップで好成績 (リーグ戦3位)を収める中でチームを支えてきた功績が再び評価された。なお、ロンドン・ アイリッシュがプレミアシップのプレーオフに出場するのは今季が初めての快挙。
【アレックス・サンダーソン、QLDレッズへ】
元イングランド代表ルースフォワードでサラセンズのアレックス・サンダーソンが、 オーストラリアのクイーンズランドへコーチとして移籍することが10日、発表された。
サラセンズの技術コーチを務める元オーストラリア代表監督のエディー・ジョーンズの求めに応じたもので、 昨年26歳の若さで怪我のために現役引退を余儀なくされたサラセンズの若きコーチにコーチとしての経験を積ませたい考え。
サンダーソンは今年8月にジョーンズに加わってブリスベンに移動する予定だが、 その前にニュージーランドのNPCチームを見学する可能性もあるという。
<ウェールズ代表スコッド>
FB: リー・バーン
WTB: クリス・チェカジ、シェーン・ウィリアムズ、マーク・ジョーンズ
CTB: ジェイミー・ロビンソン、ハル・ラスコム、マーク・ジョーンズ、マシュー・ワトキンス、ギャヴィン・ヘンソン
SO: ジェームズ・フック、ニッキー・ロビンソン
SH: マイク・フィリップス、アンディ・ウィリアムズ
PR: ダンカン・ジョーンズ(主将)、ゲティン・ジェンキンス、アダム・リズ・ジョーンズ、リズ・トーマス
HO: ヒュー・ベネット、リチャード・ヒバード、マシュー・リーズ
LO: ルーク・チャタリス、イアン・エヴァンス、イアン・ゴフ、アラン・ワイン・ジョーンズ
FL/No.8: ギャレス・デーヴ、ダフィッド・ジョーンズ、アリックス・ポップハム、ロビン・ソーデン=テイラー、ギャヴィン・
トーマス