【故障者情報】
ACTブランビーズ・・・SOスティーヴン・ラーカムが全治4〜6週間の診断。SO/CTBマット・ ギタウが右ひざの故障癒えず今週は出場辞退して経過観察。主将でCTBのスターリング・モートロックは今週も無事出場果たす。
ブルーズ・・・トロイ・フラヴェルが肩の故障で全治4〜6週間。今季のスーパー14はほぼ絶望。 終了後のテストマッチ出場に再起をかける。故障ではないが、CTBルア・ティポキはラフプレーで16週間の出場停止処分中。
レッズ・・・FBクリス・レイサムが、ハムストリング(腿裏筋)の違和感から先週のブルズ戦で急遽出場辞退、 検査の結果肉離れは起こしていないと判断されたものの、今週のトレーニングセッションには参加できず、今週のストーマーズ戦も出場を回避。
キャッツ・・・主将でFL/No.8のファン・ヒールデンがひざの炎症が悪化して今週のブルズ戦出場辞退。
【ギタウ獲得レースはウェスタン・フォースがリード?】
ACTブランビーズのマット・ギタウが来季からの契約を遅らせている話題で、オーストラリアの複数のメディアが、ウェスタン・ オーストラリア州のパースを拠点とするウェスタン・フォースのギタウ獲得レースをリードしている、と報じている。
一方、現在所属しているACTブランビーズもフィッシャー監督やラーカム、 モートロックといったチームメイトを含めたチーム全体でバックアップする体制を強調し、残留に自信を示している。
オーストラリア協会(ARU)の関係者筋によると、ギタウは既に意を決しているとされており、 期限の迫る来季契約に注目が集まっている。
【南アフリカ協会、今季の最下位チーム降格延期を決定】
ラグビーの南アフリカ協会(SARU)は21日までに、今季スーパー14で南アフリカ勢の最下位チームが降格する処置について、 これを今季は実施しない旨を決定した。
南アフリカ協会は、スーパー12からスーパー14に拡張される際、南アフリカから参加する新チームについてはさまざまな議論がされ、 紆余曲折を経て「チータースが参加も、最下位チームはサザン・スピアーズ(イースタン・ケープ協会)と入れ替え」を決定していた。しかし、 今季のチーム状況を受けた南アフリカ協会側は「準備不十分」と判断してこれを繰り延べることを決定したと報じられている。
イースタン・ケープ側は当然これには反発を強めているが、決定は覆らないとする見方が有力となっている。