【イングランド・ギネス・プレミアシップ第20節終了、リーズが降格決定】
イングランドのプロリーグ、ギネス・プレミアシップは、16日までに第20節が終了。 19節終了時点で最下位だったヨークシャーのリーズがロンドン・アイリッシュに敗れ、11位(ブービー)のニューカッスルが首位セール・ シャークスに勝利したため、残り試合(2節)と勝ち点の関係でリーズの今季最下位が決定。下位リーグのナショナル・ リーグ1に降格が決まった。
前節から降格まで秒読みとされたリーズに所属する元ニュージーランド代表SHマーシャルは、 前節までは降格の如何に関わらず残留の意思を表明していたが、降格が決定した今節終了後の会見で「クラブ側に用意があるなら、移籍も考える」 とし、前節からの方向転換を明らかにした。
来季の昇格は昨年惜しまれて降格し、下位リーグ降格後もほとんど変わらないメンバーで他を圧倒したNECハリクインズに決まっていた。
【ウィルキンソン、無事復帰】
イングランド代表フライハーフで、ニューカッスル・ファルコンズに所属するジョニー・ウィルキンソンは、チームの第20節セール・ シャークス戦に予定通りベンチ入り。後半から無事出場を果たし、得点は挙げられなかったもののチームの勝利に貢献した。
ウィルキンソンは「やっとスタートラインに立てた。残りのシーズンを今後へのステップとしてうまく利用したい」と、 残り2節となった残りシーズンへの意気込みを語った。
【マット・ドーソン、引退早まる】
ロンドン・ワスプスのSHマット・ドーソンが、ギネス・プレミアシップ第20節のサラセンズ戦前半30分に足首の負傷で途中退場。 検査の結果今季残り試合への出場を待たず、すでに発表していた現役引退の時期を早めることになった。
ワスプスのマギーハン監督は、ドーソンの怪我を引き起こした元ニュージーランド代表のFLタイネ・ランデルによるレイト・ タックルに遺憾の意を表明した。