スーパー14の2006年シーズン第9週の試合結果を続きへ。
なお、今週はハリケーンズ、シャークスの両チームが休み(試合なし)となっている。
【2006年4月7日(金)】
クルセイダーズ 17 vs 11 ワラタス
【2006年4月8日(土)】
ハイランダーズ 25 vs 22 ウェスタン・フォース
チーフス 26 vs 26 ブルズ
ブルーズ 32 vs 15 ストーマーズ
ブランビーズ 53 vs 20 チータース
キャッツ 16 vs 23 レッズ
<順位表>
順位
チーム 試 勝 敗 分 4T
7L 点 得 失
差
------------------------------------------------------------
第1位 クルセイダーズ 8 8 0 0 3
0 35 251 122 +129
第2位 ワラタス 9
7 2 0 4 1 33 258
119 +139
第3位 ブランビーズ 8 6 1 1
2 0 28 226 155 + 71
第4位 ハリケーンズ 8 6 2 0
3 1 28 204 146 + 58
第5位 ブルズ
8 4 3 1 2 2 22 196
181 + 15
第6位 ハイランダーズ 9 5 4 0 0
2 22 168 179 - 11
第7位 チーフス 8
3 4 1 1 3 18 185
169 + 16
第8位 チータース 8 4
4 0 1 1 18 148 209 -
61
第9位 シャークス 8 3
5 0 1 4 17 201 198
+ 3
第10位 ブルーズ 8
4 4 0 1 0 17 160
211 - 51
第11位 ストーマーズ 8 2 5 1
1 3 14 164 200 - 36
第12位
レッズ 8
2 6 0 1 3 12 156
199 - 43
第13位 キャッツ 8
1 7 0 0 2 6 104
228 -124
第14位 W・フォース 8 0 8
0 0 2 2 117 222
-105
<総評>
首位ワラタスは、ここまで無敗の2位クルセイダーズとアウェイで対戦。熱のこもった大接戦の末に軍配はクルセイダーズへ。 結果1試合少ないクルセイダーズが勝ち点で上回って首位へ返り咲いた。
3位ハリケーンズは試合がなく、4位ブランビーズが地元キャンベラでチータースに快勝(7トライ)したため、勝ち点で並び、 得失点差できわどく順位を入れ替えた。
中位グループは、ブルズがチーフス相手に勝利は出来なかったものの4トライでボーナスポイント付きの引き分けとなり、 5位に踏みとどまった。一方のチーフスも勝ち点2を得て7位にジャンプアップした。 6位ハイランダーズは勝ち点でブルズに並んだものの得失点差が響き(9週終了時点でマイナス11ポイント)、6位のまま。 ここまで1試合多く消化しているだけに、上位浮上するためには事実上後がなくなってきた。
8位はチータース。目標とする6位(第7週終了時)からじわじわと追いやられてのものだけに、 あと2週続くニュージーランドシリーズで何とか巻き返しておきたいところ。ただし次週は首位クルセイダーズ戦で、 勝利というより今週のブランビーズ戦のような大敗を喫しないことを念頭にゲームを展開する必要がありそう。
ほかでは今週破ったストーマーズを抜いて10位浮上のブルーズが、今季初の4トライによるボーナスポイントを獲得し、調子を上げてきた。 決勝トーナメント進出(4位以内)の当落選が勝ち点40ポイント前後で決まると考えるとポイント(9週終了時点で17ポイント) 的には苦しい状況だが、後半戦の巻き返しによる他チームへの影響力を増しそうで、面白い存在となりそう。また、 キャッツにアウェイで勝利したレッズが今季2勝目。SOバーンズがマン・オブ・ザ・マッチの活躍で今後に期待を持たせた。
ワラタスは何としても勝っておきたかったでしょう。そうはさせない、クルーセイダーズはすごいですね。
期待のチーターズが苦戦続きで正念場ですね。
試合の放映が楽しみです。
クルセイダーズは、特に今季は大勝せずとも確実に勝ちにつなげてくるところがすごいところと思います。
メンバーが今のままなら、このまま無敗でシーズンを終えそうな勢いですね。
チータースは仰るとおりそろそろ正念場ですね。次のクルセイダーズは仕方ないとしても、その次のチーフスにはせめて競った試合をしたいですね。ただ、今季は決勝進出は最初から目標にしていないようで、その意味では十分目標(6位以内)は達成できると思っています。
しかし、放送が最大2週遅れというのも困ったものです。しかも最近は一日に2試合続けて深夜まで放送するというパターンですから、なかなかチェックができません。とはいっても放送されないより全然良いんですが・・・。
個人的には、クルセイダースのFBのレオン.マクドナルドの活躍が素晴しいと思います。ヤマハでプレーしていた時は、イマイチでしたけど。今が旬かもしれませんね。
クルセイダーズは本当に強いですね。今季はどうやっても負けない気がします。レオン・マクドナルドは、その中でも抜群の安定感と存在感を見せていると私も思います。
本人も語っているようですが、日本での経験(周りがすべて自分を頼りにするような環境ということと思います)が少なからず今の彼のプレーに良い影響を及ぼしているようで、精神面や基本的な技術面の再認識に大いに役立ったのではないでしょうか。日本に来る前のマクドナルドも、オールブラックスにはいましたが、いまいち目立たない地味な存在でしたし、その意味では今が最も輝いているときかもしれませんね。
ところで、JSPORTSのスーパー14放送が、今週あたりから1週遅れを取り戻して当週の試合を放送するようになっていますね。しばらくちょっと無茶な日程で方法を続けていたのはそれが目的だったんでしょうか・・・。いずれにしろ、うれしいことです。