2006年01月24日

[6N]フランス代表、開幕戦スコッド発表

いよいよ残り2週間を切ったラグビーのシックスネイションズ2006の開幕に向けて、未発表だったフランス代表スコッドが23日、 発表された。

<フランス代表スコッド>

フォワード(12名): ディミトリ・スワゼウスキ(スタッド・フランセ)、ヤニック・ブリューノ(セール・シャークス (イングランド))、シルヴァン・マルコネ(スタッド・フランセ)、ピーター・デ・ヴィリエ(スタッド・フランセ)、オリヴィエ・ミルー (ブルゴアン)、ジェロム・チオン(ビアリッツ)、ファビアン・プルース(トゥールーズ、主将)、リオネル・ナル(カストル)、ヤニック・ ニャンガ(トゥールーズ)、ジュリアン・ボナール(ブルゴアン)、レミー・マルタン(スタッド・フランセ)、トマ・リーヴルモン (ビアリッツ)

バックス(10名): ジャン=バティスト・エリサルド(トゥールーズ)、ディミトリ・ヤシュヴィリ(ビアリッツ)、フレデリック・ ミシャラク(トゥールーズ)、ベンジャミン・ボイェ(ブルゴアン)、ヤニック・ジョジオン(トゥールーズ)、フロリアン・フリッツ (トゥールーズ)、セドリック・エマンス(トゥールーズ)、ルドヴィク・ヴァルボン(ブリヴ)、クリストフ・ドミニシ(スタッド・フランセ) 、ニコラ・ブリュスク(ビアリッツ)

このほか、2軍ともいえるA代表スコッドも発表された(続き、英文)。

主将は昨年からの懲罰もあけたファビアン・プルースが返り咲き。復帰組では他に、スタッド・ フランセのWTBドミニシとビアリッツのFBブリュスクの両ベテランが久々に顔を見せている。

どのポジションも競争の激しい好メンバーだが、特にバックローは復帰を目指していたセルジュ・ベッツェンがA代表にも漏れ、 腫れて代表の座を射止めたのは成長目覚しいニャンガ、マルタン、ボナールにリーヴルモンを加えた4名。 A代表にはアリノルドキが久々に顔を出し、競走の激しさがうかがえる。

フランス代表の初戦は2月5日、マレー・フィールドでのスコットランド代表戦。

France 'A' squad:

Forwards : Nicolas Mas (Perpignan), Jean-Baptiste Poux (Toulouse), Olivier Sourgens (Pau), Benjamin Kaiser (Stade Français), Benoît Cabello (Bourgoin), Grégory Lamboley (Toulouse), Julien Pierre (Bourgoin), Arnaud Marchois (Stade Français), Imanol Harinordoquy (Biarritz), Thierry Dusautoir (Biarritz), Florian Faure (Castres), Grégory Le Corvec (Perpignan).

Backs: Pierre Mignoni (Clermont Auvergne), Nicolas Durand (Perpignan), Nicolas Laharrague (Perpignan), David Skrela (Stade Français), David Marty (Perpignan), Guillaume Boussès (Bourgoin), Jean-Baptiste Gobelet (Biarritz), Philippe Bidabé (Biarritz), Pépito Elhorga (Agen).

posted by 晴耕雨読 at 13:03| Comment(2) | TrackBack(0) | [6N]シックスネイションズ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
情報ありがとうございました。

ドミニシは息が長いですね。大型WTB全盛の時代に、シェーン.ウィリアムスと同様、小兵WTBが頑張っているのは嬉しいです。

FWでは、フッカーのスワゼウスキーに大物の予感。足が速く、低いプレイをし、ひたむきさが光りますね。怪我などせず、21世紀のダントラン(?)として、今後も大いに活躍してもらいたいものです。

回想になりますが、2002年.パリのイングランド戦で、man of the matchの働きをしたPRデビリエは凄かったです。スクラムを押し、独走態勢のWTBコーエンに背後からタックル....
昔、ガリュエというひたすらスクラムに徹していた巨漢PRがいました。現代では、PRは走って、パスして、タックルしないといけないのでしょうね。
フランスでも、鍵を握るのは前5人ですかね。

FLニャンガは、昨年の南ア戦で凄かったですね。
バックローは、ベッツエンが入れないほど、レベルが高いのでしょうか。

フランスは、全般的に層が厚いですね。今年も、優勝候補の一角ですね。

長文失礼しました。
Posted by LOMM at 2006年01月24日 17:05
LOMMさん、コメントありがとうございます。

今回記事でとりあげたベテランの2選手について、ドミニシはルージュリーの、ブリュスクはカスタニェードとラーラグのそれぞれバックアップとして起用されているようで、こういうときいざというときに頼りになるベテランを起用してくる傾向にあるラポルト監督らしいところかもしれません。

スワゼウスキは昨年末の動きは強烈でしたね。途中交替しましたが、最後までやれそうな勢いでした。昨年グランドスラムのときのウェールズPRジェンキンスにも驚かされましたが、こちらも負けず劣らずすばらしい動きと思います。
最近のフロントローはランニングやパスのスキルを高いレベルで求められている傾向にあり、こうしたスキルの高い選手がスクラムやラインアウトでも通用してくるとフライハーフで言うカーター(ABs)のような万能型のフロントローとして歴史に名を刻んできそうですね。ほかに該当しそうなのはABsのハイマンあたりでしょうか。

逆に日本では、先日の朝日新聞の記事で、早稲田の清宮監督がPRの選手に「体重100kg(?不正確)を超えないと試合には使わない」と宣言し、代わりに走れなくなっても「他の選手が走るから必要ない」と言っていた、という気になる記事を見ました。大学生とはいえ世界の流れと思い切り逆行しているように思われ、先が危ぶまれます。スクラムは体重だけではないと思うのですが・・・。

それはさておき、フランスの層の厚みは心強いばかりになりました。2007年に向けて抜かりなしといったところでしょう。グランドスラムを達成して春・秋のテストマッチに弾みをつけたいところです。
期待が膨らみます。
Posted by 晴耕雨読 at 2006年01月26日 08:28
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