久々に世界のラグビーに関する話題を。
【ジョニー・ウィルキンソン、久々復帰へ】
イングランド代表フライ・ハーフでギネス・プレミアシップのニューカッスル・ファルコンズに所属するジョニー・ウィルキンソンが、 最も最近の怪我である内転筋の怪我から久々に復帰する。
復帰第1戦はギネス・プレミアシップの首位を快走するセール・シャークスとのホームゲームで、まずはベンチスタート。ロブ・ アンドリュー監督によれば今週は怪我から復帰して最もハードなトレーニングを積んだとのことで、 長い怪我のジンクスから解放される期待が高い。
【IRB ‐ U19選手権予選リーグ終了】
IRBが主催し、南アフリカで行われているラグビーのU19(19歳以下)選手権大会で、14日までに予選リーグが終了。
上位グループのディヴィジョンAでは、予選トップはニュージーランド代表、僅差でフランス代表が続き、 ニュージーランド代表に敗れたオーストラリア代表が3位、 南アフリカ代表を破って順位を上げたイングランド代表が4位に滑り込んで優勝決定戦となる1〜4位でのトーナメントを行う。
5〜8位は順に、ウェールズ、アイルランド、アルゼンチン、南アフリカの各代表。 昨年優勝の南アフリカ代表は初戦のフランス代表と最終戦(3試合目)のイングランド代表にそれぞれ完敗し、予選8位で連覇は無くなった。
日本代表は初戦のルーマニア戦に勝利したものの、その後のニュージーランド、スコットランドに大敗し、予選を10位で終え、 スコットランド、日本、サモア、ルーマニアの各代表(順位の順に表記)による9〜12位決定戦を行う。
なお、下位グループのディヴィジョンBは、上位から順にフィジー、トンガ、イタリア、カナダ、グルジア、ウルグアイ、チリ、ロシア、 ナミビア、アメリカ、台湾、韓国の各代表となった。
【ロビンソン監督、シックスネイションズ2006レポート提出へ】
イングランド代表監督のアンディ・ロビンソンが13日、 シックスネイションズの2006年シーズンをまとめたレポートをイングランド協会(RFU)のフランシス・バロン会長に提出、 RFU首脳陣による2007年W杯をにらんだ協議が行われる。
一説には、2年続けての4位低迷という失態を演じたアンディ・ロビンソン監督の退任とその後任人事として元バースのサイモン・ ホリデーや前監督のクライヴ・ウッドワードの名前が挙がっているというが、真偽のほどは定かではない。
【アンディ・ファレル、今季プレミアシップへの出場は見合わせ】
昨年のシーズン開始直前に鳴り物入りでプレミアシップ、サラセンズに入団した元ラグビー・リーグのイングランド代表アンディ・ ファレルが、長引く怪我のために今季の出場を見合わせることになった。
サラセンズのマーク・シンダーベリー氏が明らかにしたもので、ファレルにとってはラグビー・ ユニオンでのファーストシーズンを不本意な形で終えることになった。