【ウェールズ新監督にギャレス・ジェンキンス氏】
ウェールズ代表の新監督にスラネスリ・スカーレッツのギャレス・ジェンキンス氏が就任することが決まった。協会とは2年契約で、 春のテストマッチ遠征シリーズから早速指揮を執ることになる。
また、スラネスリで氏のコーチングスタッフとして活動してきたナイジェル・ デーヴィスも彼の右腕としてともにウェールズ代表に加わることになった。
マイク・ラドック監督の突然の辞任劇から臨時監督のスコット・ ジョンソンのオーストラリア帰国と混迷を続けたウェールズの監督問題についに終止符が打たれた。
【イングランド代表、3コーチを更迭】
2006年シックスネイションズの結果を受けたイングランド協会によるレビューの結果、 イングランド代表のコーチ3氏がともに更迭されることとなった。
今回更迭されることとなったのはディフェンスコーチのフィル・ラーダー、キッキング・コーチのデーヴ・アレッド、アタッキング・ コーチのジョー・リドンの3コーチ。
代表監督(ヘッド・コーチ)のアンディ・ロビンソンはそのまま続投する。
イングランド代表は今季もシックスネイションズで2勝3敗の4位と低迷し、ファンや関係者からコーチ陣への批判が集中し、 監督更迭論も浮上していたが、結局コーチ陣が引責辞任する形で収束することになった。
【イングランド・プレミアシップ関連ニュース】
イングランド・ギネス・プレミアシップから引退や移籍のニュースが相次いだ。
まず、サラセンズのFL/No.8で元ニュージーランド代表オールブラックスの主将タイネ・ランデル(31)が、 今季限りで現役を引退する考えを表明した。ランデルはニュージーランド代表で51キャップ、 うち19試合で主将を務めるなど輝かしい戦績を持って2003年にサラセンズ入り、入団した年にはクラブ内のプレーヤー・オブ・ザ・ イヤーにも輝くなどチームの柱として活躍したが、若手の台頭や体力的な問題から現役引退を決意した。
ニューカッスル・ファルコンズでは、昨年入団した元ACTブランビーズ及びオーストラリア代表のFLオーウェン・ フィネガンとSOデーヴ・ウォルダーが契約終了をチーム側から言い渡された。監督のロブ・アンドリューは特にフィネガンに言及し、「彼の (1999年W杯優勝など)すばらしい経験はコーチとして偉大な資産だと思う。でもチームには若く才能のある選手がたくさんおり、 特にバックローには今後成長して行くべき選手が多いから、彼をこのまま起用し続けるのはもう限界だと思う。」 と選手としては厳しい評価を与えた。