ラグビー南アフリカ代表スプリングボクスのジェイク・ホワイト監督が個人的に来日し、NECグリーンロケッツの幹部と会談、 同クラブ所属の南アフリカ代表SOヤコ・ファン・デル・ ヴェストハイゼンをスーパー14の南ア所属クラブに出場させることが出来るよう説得に当たっていることが26日までに明らかになった。
ラグビー専門ページ「Planet-Rugby」によると、 同サイトが昨年12月にリポートしていたホワイト監督の意向に関する続報として、ホワイト監督は南アフリカクラブ、 特にスーパー14のストーマーズでヤコ・ファン・デル・ヴェストハイゼンをプレーさせることを切望して、 NECグリーンロケッツ幹部に直談判しているという。
ヤコ・ファン・デル・ヴェストハイゼンはひざの怪我のため現在故郷の南アフリカで療養中で、復帰まで6週間程度を見込んでいるが、 復帰後に所属のNECが2005/2006シーズンの試合を終えているため試合への復帰ができず、 復帰戦が即南アフリカのテストマッチになってしまうため、 その間に行われるスーパー14もしくは南アの国内戦ボーダコムカップいずれかへの参加をNECに認めてもらい、出場試合数を稼ぎたい考え。
南アのスーパー14各クラブでは古巣のブルズやキャッツ、シャークスの名前も挙がっているが、シャークスは三洋電機のトニー・ ブラウン、キャッツは怪我で療養中のプレトリアスに加えグリフォンズのアンドレ・ヒューを迎えており、 ストーマーズが最も出場機会を得られるとの判断と考えられている。
NEC側の動向についてはまだ報じられていないが、ヤコ自身は「最終的な決定権は私にはないが、 ストーマーズでスーパー14の後半戦に出場できればすばらしい」と語り、期待を表した。
参考記事: Planet-Rugby (英文)