2005年12月27日

[CL]オドリスコル復帰、チームも勝利

アイルランド代表主将でレンスターに残留を決めていたブライアン・オドリスコルが、26日に行われたセルティック・ リーグのアルスター戦で後半出場ながら復帰。チームも後半にダーシー、デンプシーのトライを加えるなど盛り返して逆転勝利。 アイルランドの英雄の久々の復活がチームを盛り上げた。

<試合結果>

アルスター 19(13) vs 24(9) レンスター

アルスター
 トライ: ボウ
 ゴール: ハンフリーズ
 PG: ハンフリーズ(4)

レンスター
 トライ: ダーシー、デンプシー
 ゴール: コンテポーミ
 PG: コンテポーミ(4)

そのほかのセルティック・リーグでは、エディンバラが同じスコットランドのボーダーズを30‐25で降した。ブルーズ対ドラゴンズ、 マンスター対コンナハト、スカーレッツ対オスプリーズは本日27日夜行われる予定。

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2005年12月26日

[6N]ヘンソン、出場停止10週間

ウェールズ及びニース/スウォンジー・オスプリーズのギャヴィン・ヘンソンが、17日に行われたハイネケン欧州杯のレスター・ タイガース戦で相手プロップのモレノに対して肘打ちし、懲罰の裁定にかけられていた問題で、IRBの懲罰委員会は23日、 ヘンソンに10週間と2日の出場停止処分を言い渡した。これでヘンソンは、オスプリーズのセルティックリーグ数試合、 ハイネケンカップ数試合のほか、2006年シックスネイションズの第1戦〜第3戦(相手はイングランド、スコットランド、アイルランド) に出場することが出来なくなる。

また同じオスプリーズの同僚でウェールズスコッド入りしているイアン・エヴァンスは、 同じハイネケン欧州杯のレスター戦で相手SHエリスに対するスタンピングで裁定にかけられ、こちらは2月19日までの出場停止処分が下った。

オスプリーズ関係者は、特にヘンソンに対する重い裁定に困惑しながらも、異議申し立てについてはまだ検討中。

一方、ウェールズ代表監督のマイク・ラドック監督はショックを隠しきれない様子で、「ウェールズにとっても、オスプリーズにとっても、 またヘンソン彼自身にとっても非常に残念だ」と話している。(BBC関連ニュース

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2005年12月18日

[3N]2006年トライネイションズ、日程発表

南半球強豪3カ国(ニュージーランド、南アフリカ、オーストラリア)の間で争われるトライネイションズの来季2006年日程が発表された。

<2006 トライネイションズ ‐ 試合日程>

7月 8日: ニュージーランド vs オーストラリア (クライストチャーチ)
7月15日: オーストラリア vs 南アフリカ (ブリスベン)
7月22日: ニュージーランド vs 南アフリカ (ウェリントン)
7月29日: オーストラリア vs ニュージーランド (ブリスベン)
8月 5日: オーストラリア vs 南アフリカ (シドニー)
8月18日(または19日): ニュージーランド vs オーストラリア (オークランド)
8月26日: 南アフリカ vs ニュージーランド (南アフリカ(詳細未定))
9月 2日: 南アフリカ vs ニュージーランド (南アフリカ(詳細未定))
9月 9日: 南アフリカ vs オーストラリア (南アフリカ(詳細未定))

来季から3試合ずつに拡張されるトライネイションズは、各対戦相手とのホームゲームの数が毎年入れ替わる方式となった。 そのスタートとなる来季は、ニュージーランド(オールブラックス)がオーストラリア(ワラビーズ)戦でホームゲームを2試合、 オーストラリアは南アフリカ(スプリングボクス)戦でホームゲームを2試合、 南アフリカはニュージーランド戦でホームゲーム2試合を行うこととなった。

今季の実績からはニュージーランドと南アフリカの実力は拮抗しており、 その対戦でホームを多く戦える南アフリカがやや有利な日程となっている。 その争いにどこまでオーストラリアがけが人の復調から体勢を立て直して割り込めるか、というところに見所がある。

なお、ニュージーランド協会(NZRFU)とオーストラリア協会(ARU)はそれぞれ、 トライネイションズに先立つテストマッチ日程を発表した。

<関連テストマッチ日程>

[ニュージーランド]
6月10日: ニュージーランド vs アイルランド (ハミルトン)
6月17日: ニュージーランド vs アイルランド (オークランド)
6月24日: アルゼンチン vs ニュージーランド (ブエノスアイレス)

[オーストラリア]
6月10日: オーストラリア vs イングランド (シドニー)
6月17日: オーストラリア vs イングランド (メルボルン)
6月24日: オーストラリア vs アイルランド (パース)

アイルランドはシックスネイションズを終えてニュージーランドからオーストラリアに渡り、厳しい3連戦を行う。また、 イングランドはオーストラリアでアウェイ2戦を行うことになる。
ニュージーランドはアルゼンチンと敵地ブエノスアイレスで対戦する。ここ数年では珍しいカードで、ホームでの強さに定評のあるピューマズ (アルゼンチン代表)に対してもその強さを誇示できるか注目される。

posted by 晴耕雨読 at 12:14| Comment(7) | TrackBack(1) | [3N]トライネイションズ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年12月14日

[CL]オドリスコル、レンスター残留決定

アイルランド代表主将でレンスターのCTBブライアン・オドリスコルが2007年W杯の終わりまで、 所属のレンスターとの契約を延長したことが明らかになった。

このニュースはBBCが報じたもので(BBC関連ニュース記事) 、これによると、噂されていたフランス、ビアリッツへの移籍話は、アイルランド協会(IRFU)の熱烈な残留の要請によって解消した模様。

オドリスコルは現在、ライオンズのニュージーランド遠征時に痛めた肩の怪我のために戦列を離れているが、近く(本年中にも) 復帰が予定されている。

オドリスコルは「出来るだけ早く復帰して、レンスターやアイルランドのコーチ陣とともに仕事をしたい」と語っている。

posted by 晴耕雨読 at 12:47| Comment(6) | TrackBack(0) | [CL]セルティック・リーグ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年12月13日

[HC]ハイネケン欧州杯、リーグ戦前半戦終了

フランス、イングランド、ウェールズ、アイルランド、スコットランド、イタリアの各国から計24チームが集い、 欧州ラグビーのクラブ王者を決めるハイネケン欧州杯の05/06シーズン。そのリーグ戦第3戦が12月11日までに終了。6グループ (1〜6プール)がそれぞれホーム&アウェイ方式で争うリーグ戦の前半戦が終了し、今週から後半戦に突入する。

ここまでの試合結果、ハイライトと順位表を続きへ記載した。

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posted by 晴耕雨読 at 15:20| Comment(0) | TrackBack(0) | [Other]その他トーナメント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年12月07日

[CL]セルティック・リーグ関連ニュース

ウェールズ、アイルランド、スコットランドの3カ国のクラブ、地域代表が集うセルティック・リーグに大物復帰のニュースが相次いだ。

まず、アイルランドの主将で、ライオンズツアーのテストマッチ初戦で肩を負傷し、戦列を長期離脱していた、 レンスターCTBブライアン・オドリスコルが12月26日のアイルランド・ダービー・ マッチとなるアルスター戦で復帰するプランが明らかにされた。(BBC関連ニュース

オドリスコルの父でエージェントを兼ねるフランク・オドリスコルがBBCスポーツに答えたもので、 早ければ今週のハイネケン杯ブルゴアン(フランス)戦で復帰もありうるとされた報道を「早すぎる」と否定し、 「復帰に向けて努力を続けているが、先週ようやく12月の復帰を計画したばかりだ」として、 12月中の復帰を目指していることを明らかにした。

一方、先日ウェールズのカーディフ・ブルーズに電撃移籍した元ニュージーランド代表WTBジョナ・ロムーが、 所属のブルーズがハイネケン杯で対戦する今週のカルヴィサノ(イタリア)戦で復帰することが明らかになった。(BBC関連ニュース

チームからの出場選手に関する正式発表は未だだが、実現すればカーディフでのデビュー戦、プロ・ ラグビーでの本格復帰を同時に果たすことになる。

他、ウェールズ勢のうち復帰を予定していたスラネスリ・スカーレッツのドウェイン・ピールとニース/スウォンジー・ オスプリーズのギャヴィン・ヘンソンが、それぞれ大事を取って復帰を延ばしていたが、ピールはいよいよ今週復帰、 ヘンソンは未だ決定はしていないが早ければ今週にも復帰予定とのこと。(BBC関連ニュース1関連ニュース2

ピールはそれに先立ってスカーレッツとの契約延長を決めており、スカーレッツの首脳陣はほっと胸をなでおろしている。

posted by 晴耕雨読 at 12:43| Comment(2) | TrackBack(0) | [CL]セルティック・リーグ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年12月06日

[IRB]ラグビー世界ランキング ─ 2005年12月5日付

国際ラグビー評議会(IRB)が12月5日付で世界ランキングを更新した。 テストマッチシーズンはこれでしばらく期間を空くことになったが、ここへきて第2グループ(9位以下)に変動が見られた。

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posted by 晴耕雨読 at 10:50| Comment(3) | TrackBack(0) | [IRB]国際ラグビー評議会関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年12月03日

[Aus]アンドリュー・コール、レフェリー引退

オーストラリア協会所属のレフェリー、アンドリュー・コール氏が、今年でレフェリーを引退することが2日、わかった。 コール氏はオーストラリア国内だけでなく世界のトップレフェリーとして知られており、引退を惜しむ声が相次いでいる。

コール氏は1997年から31テストで主審を務め、最後の笛は先月終わりのダブリンで行われたアイルランド対ルーマニアの一戦だった。 それに先立つ11月5日の東京・秩父宮での日本対スペイン戦の主審を務めるために来日もしていた。

アンドリュー・コール氏はブリスベン生まれの45歳。マリスト・ブラザーズ・カレッジ・シュグローヴ校で学び、 同大学の後輩にはジョン・イールズやダニエル・ハーバートがいる名門校でラグビーに親しんだ。 レフェリーを志したのは同校を出てすぐの17歳という若さ。その20年後の37歳で初テストとなった。

同僚のスコット・ヤング氏を初め、南アフリカ協会のアンドレ・ワトソン氏、ジョナサン・カプラン氏、 ニュージーランド協会のスティーヴ・ウォルシュ氏など、各協会レフェリーからコール氏への称賛と引退を惜しむ声が寄せられたという。

引退後はこれまでレフェリーのために1年に5ヶ月は不在にしていた家での家族との時間と、本業である歯科医師業に専念することになる。

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2005年12月02日

[Aus]エディ・ジョーンズ、豪州監督解任

オーストラリア・ラグビー協会(ARU)は2日(金)、エディ・ジョーンズ現監督を解任し、監督職を継続させない旨の発表を行った。

ARUのゲイリー・フラワーズ会長はオーストラリア代表ワラビーズの春季欧州ツアーについて調査が完全には終わっていない中で、 現監督の体制がファンの期待する結果をもたらしていないことを指摘した。

「プロフェッショナル・ラグビーでは結果が問われる。(最近の)9試合で1勝とは満足に程遠い」とフラワーズ会長は話した。

フラワーズ氏は「新監督を探す決断は(春季ツアーの)レビューを元に関係者と慎重に協議して決めた。これは非常に難しい決断だが、 しかしARUはワラビーズが将来我々に成功をもたらしてくれるべき新監督とともに新たなスタートを切るべきだと強く信じている。」として、 決断に至る経緯を説明する一方、「エディ・ジョーンズはすでに退任が決まっているが、 彼が大きな貢献をしてくれたことは我々の認めるところである。」と、エディ・ジョーンズ現監督の実績にも配慮した。

また、後任については、「簡単なことではないが、オーストラリア・ラグビーにとって最重要課題だ」と位置付けた。

─以上、ARU公式ホームページより抜粋

参考: ゲイリー・ フラワーズ会長のスピーチ全文

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posted by 晴耕雨読 at 14:05| Comment(4) | TrackBack(2) | [News]国別ラグビーニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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