いよいよ今日26日に迫った2005年ラグビー秋季テストマッチシリーズ最終週のウェールズ対オーストラリア代表ワラビーズの一戦について出場選手と展望を。
<ウェールズ>
15 ギャレス・トーマス(主将)、14 ダフィッド・ジェームス、13 マシュー・ワトキンス、12 ソニー・パーカー、11
シェーン・ウィリアムズ、10 スティーヴン・ジョーンズ、9 ギャレス・クーパー、8 マイケル・オーウェン、7 マーティン・ウィリアムズ、
6 コリン・チャーヴィス、5 ロバート・シドリ、4 イアン・ゴウ、3 クリス・ホースマン、2 リズ・トーマス、1 ダンカン・
ジョーンズ
(リザーブ) 16 メフィン・デーヴィス、17 アダム・ジョーンズ、18 イアン・エヴァンス、19 ジョナサン・トーマス、20
マイク・フィリップス、21 セリ・スウィーニー、22 リー・バーン
<ワラビーズ>
15 クリス・レイサム、14 マーク・ジェラード、13 ロート・トゥキリ、12 モーガン・トゥリヌイ(副将)、11 ドリュー・
ミッチェル、10 マット・ロジャース、9 ジョージ・グレーガン(主将)、8 ジョージ・スミス、7 フィル・ウォー(副将)、6 ジョン・
ロー、5 ナイサン・シャープ(副将)、4 ヒュー・マクメニマン、3 デーヴィッド・フィッター、2 ブレンダン・キャノン、1 マット・
ダニング
(リザーブ) 16 タタフ・ポロタナウ、17 アル・バクスター、18 マーク・チザム、19 スコット・ファイヴァ、20 クリス・
ウィタカー、21 ロイド・ヨハンソン、22 ウェンデル・セイラー
ここまでニュージーランド、南アフリカに敗れ、間のフィジー戦も11対10の辛勝と元気のないウェールズは、ついにギャヴィン・ヘンソン、
ドウェイン・ピール、ライアン・ジョーンズら主力を復帰させることができなかったが、ベテラン勢、
主将のトーマスやその盟友チャーヴィスらが何とか踏みとどまってチームを立て直す。
負傷のシャンクリンに代わって若いワトキンスをCTBに、WTBにもダフィッド・ジェームスなど若手を起用するチャレンジも含めつつ、
バランスの良さでワラビーズに対抗を図る。
一方のワラビーズも負傷者続出で冴えない延性となってしまったが、先週のアイルランド戦でようやく勝利を挙げて連敗を7で止めた。
最後に良い締めくくりをするためにもここは負けられない一戦となるが、主力のギタウが怪我から復帰できず帰国。
議論の的になっているハーフ団はキャプテンとして50キャップ目となるグレーガンとマット・ロジャースに落ち着いた。
ジョーンズ監督はウェールズとのスクラムに注目しており、
その意味でも先々週にテストデビューを果たしたポロタ=ナウがリザーブに起用され、出場機会があれば注目したい。
1981年からの12試合でワラビーズが10勝、ウェールズは1987年W杯(3位決定戦)での勝利以来勝ち星がない。勝てば18年ぶり。
ワラビーズはジョーンズ監督やグレーガン主将の去就問題が取りざたされており、結果如何では今後の人事にひびくことになる。