2005年09月30日

[Aus]豪州協会、APC(州代表選手権)創設へ

ラグビーユニオンのオーストラリア協会(ARU)は30日、APC(Australian Provincial Competition、オーストラリア州代表選手権)を来年9月〜10月に実施すると発表した。

これはARUの理事ギャリー・フラワーズが会見で明らかにしたもので、来年から始まるスーパー14への参加4協会(ACT: ブランビーズ、NSW:ワラタス、QLD:レッズ、WA:ウェスタン・フォース)が参加する予定。

フラワーズ理事によると、当初スーパー14トーナメント終了後の6〜7月開催で調整していたが、 トライネイションズなど他のトーナメントなどの日程との兼ね合いで最終的に9〜10月開催で決着したという。

ARUはかねてよりスーパー12(14)に次ぐレベルの国内外戦を模索しており、 日本を含めたアジア〜太平洋圏の代表チームとのトーナメントをIRBに提案するなどしていたが、 これをIRBが却下したことからまずは国内の州代表戦を実現する動きに転じていた。但し、アジア〜太平洋圏の代表チームとの対戦については、 引き続き別の方向を模索する模様。

参考: オーストラリア協会公式ページ  (英文)

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[GP]ジョニー・ウィルキンソン、早くも復帰

ライオンズ、イングランド代表、およびギネス・プレミアシップのニューカッスル・ファルコンズ所属のジョニー・ウィルキンソンが、 急性虫垂炎(盲腸)の手術から今週末早くも復帰することが29日わかった。

今週末、ギネス・プレミアシップの中間週でウェールズ勢4チームが新たに加わった新パワージェン・カップ(アングロ・ウェルシュ・ パワージェン・カップ)が行われ、セール・シャークスと対戦するニューカッスルのリザーブメンバーにジョニー・ウィルキンソンが名を連ねた。

ウィルキンソンは先月に患った急性虫垂炎の経過が悪く転じたことから盲腸の除去手術を受け、そのリハビリを行っていた。

チームのラグビー・ディレクター、ロブ・アンドリューは「彼(ウィルキンソン)は既にわれわれとトレーニングを重ねてきたし、 復帰に疑問の余地はない」と強気の発言。「彼は驚くべき回復力を見せた。これでさらに上向いてくるだろう。」 としてウィルキンソンの完全復帰を強くアピールした。

ウィルキンソンの復帰はイングランド代表監督アンディ・ロビンソンにも少なからず影響すると見られている。 ウィルキンソンは決勝ゴールを決めた2003年W杯決勝以来代表から遠ざかっている。

参考: BBCスポーツ  (英文)

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[CL]セルティックリーグ 05/06 最新ニュース

開幕前にウェールズ協会のイングランドとのアングロ・ウェルシュ・カップ参戦表明から混迷を続けた5年目のウェールズ、アイルランド、 スコットランドのケルト系3カ国スーパークラブリーグ、セルティック・リーグも、ミッド・ウィーク・ ゲームを増やすなど変則的な日程ながら9月2日、ようやく開幕にこぎつけた。そのセルティック・リーグ関連最新ニュースを。

ヘンソン、 早期復帰に期待

長く悩まされた股関節痛の改善手術をドイツ、ミュンヘンで受けたウェールズ代表およびライオンズCTBでニース/スウォンジー・ オスプリーズのギャヴィン・ヘンソンが20日、英国BBCウェールズのインタビューに答え、 10月半ばの復帰と11月のテストマッチ出場を目指していることを明らかにした。

オドリスコル移籍阻止にアイルランド協会躍起

6月〜7月のライオンズによるニュージーランド遠征で負傷し、手術、 リハビリを続けている同チームおよびアイルランド代表主将のブライアン・オドリスコルに、フランスへの移籍話が再浮上している問題で、 アイルランド協会と現所属のレンスター・チームはオドリスコルの残留に全力を挙げることを表明。移籍の阻止に躍起になっている。
当のオドリスコルは、移籍先候補として挙げられているビアリッツに好感触を示し、「フランスでプレーしてみたい。ビアリッツのラグビー・ ブランドも好きだし、場所も雰囲気も好きだね。」と大きく移籍に傾いた心境を明らかにしている。

シェーン・ ウィリアムズ手術へ

ライオンズ、ウェールズ代表およびオスプリーズのWTBシェーン・ウィリアムズが、 同僚で既に手術を受けているヘンソンと同じく股関節の手術を受けることを決意。22日にその手術を受けた模様で、 オスプリーズ関係者によると同チームのハイネケン欧州杯スタッド・フランセ戦のある10月23日には復帰の見通し。ヘンソン、 ウィリアムズのバックス2枚看板を欠くことは、昨年セルティック・リーグを制したオスプリーズに大きな影響を与えそう。

05/06シーズン第4節終了、 首位はアルスター

セルティック・リーグ05/06シーズンは早くも5節目(ミッド・ウィークを入れれば6節目)に突入。首位はアルスター (アイルランド)で、3戦全勝+フリー・ウィークエンドポイント(※)を加え、 ボーナスポイントなしながら2位カーディフに1ポイント差をつけている。2位は2勝2敗+フリー・ウィークエンドポイントのカーディフ (ウェールズ)、3位はスコットランドのエディンバラで3勝1敗。昨年優勝のオスプリーズは5戦して2勝3敗、 ボーナス1ポイントと元気がない。

※フリー・ウィークエンド・ポイント・・・11(奇数)チームで戦うセルティックリーグは毎週必ず試合を行わないチームが出てくるが、 毎節の順位争いに試合数の不均衡が影響することを考慮して、今季から週末に試合を行わない(フリー・ウィークエンド) チームに無条件で4ポイントを加算する方式を採用した。この方式はオーストラリアのラグビー・リーグに倣ったとされている。

ゲティン・ ジェンキンス、手術へ

ライオンズ、ウェールズ代表およびカーディフ・ブルーズのPRゲティン・ジェンキンスが肩の怪我治療のため、手術を受けることを決意。 秋のテストマッチや10月から始まるハイネケンカップへの出場を見送る考えを示した。これにより3ヶ月の欠場を余儀なくされる見込み。 ウェールズ代表は既に今秋テストマッチに、トム・シャンクリン、ギャレス・クーパー、ギャヴィン・ヘンソン、セリ・スウィーニー、ライアン・ ジョーンズ、シェーン・ウィリアムズといった名だたる選手を欠く危機にさらされている。

オスプリーズ、 「ヘンソンの健康第一に」

ウェールズのニース/スウォンジー・オスプリーズのマネージャー、ダーウィン・ ジョーンズは股関節手術を受けてリハビリ中の同チーム所属CTBギャヴィン・ヘンソンについて、 回復までに十分な時間を与えるべきだと発言し、試合スケジュールよりもヘンソンの健康を第一にする考えを明らかにした。

ブラッカダー、 エディンバラ臨時ヘッド・コーチへ

元ニュージーランド代表オールブラックス主将で、2001年からスコットランドのエディンバラ・ ガンナーズで選手として活躍したトッド・ブラッカダーが、フランク・ ハーデンのスコットランド代表監督就任により空席となった同チーム監督の代役を引き受けることとなり29日、このための就業ビザを取得した。 同氏は現在既に選手兼フォワードコーチを務めており、肩の故障のためにコーチに専念しているところだった。 「肩の故障がなければこんなことは考えなかった」と同氏。SRU(スコットランド協会)も同氏の監督就任を 「われわれはすばらしい人材を得た」と大歓迎している。

posted by 晴耕雨読 at 11:08| Comment(4) | TrackBack(0) | [CL]セルティック・リーグ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年09月28日

[Eng]イングランド代表、トレーニングスコッド30名発表

今秋のテストマッチに向けたイングランド代表スコッド30名が27日午後、発表された。

<イングランドスコッド>

フォワード: フレッシュウォーター(仏・ペルピニャン)、シェリダン(セール)、スティーヴンス(バース)、ヴィッカリー (グロスター)、メアーズ(バース)、トンプソン(ノーサンプトン)、ブラウン(グロスター)、グリューコク(バース)、パルマー(リーズ) 、ショー(ロンドン・ワスプス)、コリー(レスター、主将)、フォレスター(グロスター)、ジョーンズ(セール)、ムーディ(レスター)、 サンダーソン(ウスター)、ウォーズリー(ロンドン・ワスプス)

バックス: バルショー(リーズ)、ルーシー(ワスプス)、ファン・ギスバーゲン(ロンドン・ワスプス)、クエト(セール)、 シンプソン=ダニエル(グロスター)、アボット(ロンドン・ワスプス)、ティンドル(グロスター)、ヌーン(ニューカッスル)、スミス (レスター)、グード(レスター)、ホッジソン(セール)、ドーソン(ロンドン・ワスプス)、エリス(レスター)、リチャーズ(グロスター)

スタンバイ: ラウントゥリー、ホワイト、ディーコン(以上レスター)、ティタレル(セール)、ボースウィック、バークリー (以上バース)、ヘイゼル(グロスター)、ヴォイス(ロンドン・ワスプス)、スカルボロー(サラセンズ)

注目のジョニー・ウィルキンソン、リーグラグビーからサラセンズへ移籍したアンディ・ファレルらは怪我のためスコッド入りせず。 主将はシックスネイションズ最終戦から引き続いてレスターのマーティン・コリーが務める。

イングランド代表は今秋オーストラリア代表(ワラビーズ)、ニュージーランド代表(オールブラックス)、 サモア代表とそれぞれ対戦する予定。

参考: BBCスポーツ  (英文)

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2005年09月27日

[T14]フランス選手権トップ14 最新ニュース

ラグビーのフランス選手権トップ14に関する最新ニュースを数点。

NZホーフト、 カストルでミューズと合流

元ニュージーランド代表でオタゴ所属のカール・ホーフトが26日、フランスのクラブ、カストルと2年契約を結び、 既に噂されていたフランス行きを決定付けた。カストルには既に移籍して活躍している元オールブラックスでオークランド代表出身のケース・ ミューズも所属しており、ニュージーランド出身のフロントローが実現する。

トゥールーズ好調、 ブルゴアン追走 - 2005/06シーズン

フランス選手権トップ14は既に6週を終え、昨年準決勝で涙を呑んだ強豪トゥールーズが6戦全勝で首位、 ブルゴアンが5勝1敗であとを追う展開となっている。3位は昨年の覇者ビアリッツ、4位は昨年準優勝のスタッド・フランセとなっている。

トゥールーズ、 怪我人続出で窮地

フランス選手権で首位を快走するトゥールーズだが、ここに来て怪我人が相次ぎ、窮地に立たされている。まず要のフライハーフ、 フランス代表のミシャラクが足の怪我で戦線を離脱。続いてCTBバビー、FBのガルバジョーザにも故障が相次ぎ、 バックスは主力を欠く苦しい展開となっている。但し、同チーム主将のプルースが復帰間近でチームは首位快走と明るいニュースもある。

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[GP]イングランド・プレミアシップ 最新ニュース

ラグビーのイングランド・ギネス・プレミアシップに関する最新ニュースを数点。

ロビンソン、 代表引退

イングランド代表で主将も務めたWTB/FBのジェイソン・ロビンソンが25日、イングランド代表からの引退を発表した。 理由は度重なる怪我と家族との時間を大切にしたいこと。所属するプレミアシップ、セール・シャークスでのプレーは当面続ける。セール・ シャークスのサンタンドレ監督もこの決断を「勇気ある決断」として賞賛している。

<ワスプス、ファン・ギスバーゲン、イングランド代表へ>

最近になって噂の耐えなかったニュージーランド出身のワスプスFBマーク・ファン・ ギスバーゲンのイングランド代表入りがほぼ決定的となった。 本日午後に発表予定のイングランド代表スコッド30名にその名が連ねられる予定で、ファン・ ギスバーゲンも代表入りに積極的な姿勢を見せている。

トンプソン、 FLで復帰

イングランド代表及びライオンズのHOを務めていたノーサンプトン・セインツのスティーヴ・ トンプソンがライオンズで負傷した怪我から復帰、復帰第1戦となったアウェイでのグロスター戦はブラインドサイドFLでの出場となった。 この試合チームは24-28と接戦の末敗戦を喫したが、トンプソン自身はチーム最初のトライをあげるなど活躍を見せた。 主将は変わらずFBのライハナが代行した。

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2005年09月14日

[T14]ミシャラク&バビー故障、秋のテストマッチへ不安残す

8月19日から開幕しているフランス選手権Top14首位を快走するトゥールーズのフレデリック・ミシャラクとベノア・バビーが、 第4節のナルボンヌ戦の大勝(8トライ、64-22)の中でそれぞれ故障し、ミシャラクは全治5週間、 バビーは6ヶ月の休養を余儀なくされる。

ミシャラクはそれでも復帰に前向きで、秋のテストマッチシリーズまでの回復に全力を挙げるとしている。

フランス代表監督のベルナール・ラポルトは、両名の交代要員として、ブルゴアンのCTBベンジャミン・ボイエとスタッド・ フランセのプレーメーカー、ダヴィッド・スクレラの名前を挙げている。しかし、ラポルト監督はさらに、サラセンズのトーマス・ カスタニェードの再召集も視野に入れているという。

カスタニェードは43キャップを誇る30歳のベテランだが、予定されている現在のロンドンではフライハーフでの起用はない。 ラポルトはあくまでも、既に怪我で召集の難しいNo.2フライハーフのヤン・ドレイグの交代要員として考えている。

フランス代表はこの秋、オーストラリア、南アフリカとの雪辱戦のほか、カナダ、トンガとの4テストを予定している。

参考: BBCスポーツPlanet-Rugby  (いずれも英文)

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[Eng]ウィルキンソン、盲腸除去手術で6週間休養

ブリティッシュ&アイリッシュ・ライオンズ、及びイングランド代表フライハーフ、ジョニー・ウィルキンソンは11日、 来日時に発症した急性虫垂炎(盲腸)の薬物投与による経過が思わしくないことから、盲腸の除去手術を行うことを決意した。 これによって6週間の安静が必要となり、秋のテストマッチシリーズへの出場が微妙な状況となってきた。

ジョニー・ウィルキンソンは先月、来日した直後から体調不良を訴え、検査の結果急性虫垂炎と判明。 その後薬物治療のみで手術は行わずに経過を観察していたが特に支障なしと判断され、今月3日に開幕したプレミアシップにも出場していた。

ウィルキンソンが所属するイングランド・ギネス・プレミアシップのニューカッスル・ファルコンズ監督(ディレクター・オブ・ラグビー) のロブ・アンドリューも、「せっかくこれからに期待していたのに残念だ」と落胆を隠せない様子。

ウィルキンソンは手術を経て今度こその完全復帰に向け全力を傾けることになる。

参考: BBCスポーツ  (英文)

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2005年09月09日

[6N]ウェールズ、ヘンソン手術、復帰は6ヶ月後

オスプリーズ、ウェールズ代表及びブリティッシュ・ライオンズのギャヴィン・ヘンソンが、抱えていた股関節の問題で手術を受け、 6ヶ月間の長期休養を取ることが明らかにされた。手術はドイツ、ミュンヘンで受ける予定。

ヘンソンは、将来を見据えてこのままの状態を改善するため、この長期休養を伴う手術を決断したという。

これによってウェールズ代表は、秋のテストマッチシリーズと翌春のシックスネイションズの両方でヘンソンを失うことになる。

詳報: BBCスポーツ  (英文)

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2005年09月08日

[S14]ブルズ、エティエンヌ・ボタ死去

スーパー12(今季まで)の南アフリカ、プレトリアのブルズCTBプレーヤーであるエティエンヌ・ボタが7日未明、 交通事故のため亡くなった。26歳の若さだった。事故の詳細については不明。

ボタは2002年からプレトリアのシニアラグビーに参加し、スーパー12のブルズ、及び南ア国内戦カリーカップのブルー・ ブルズのCTBとして活躍。昨年のスーパー12ではその年の記録である18トライをマークするなど、チームのバックスの要だった。また、 代表への出場機会はなかったが、南アフリカA代表としてプレーしていた。

参考: BBCスポーツ  (英文)

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2005年09月07日

[3N]トライネイションズ2005第6戦(最終戦) NZ vs 豪州 試合結果

トライネイションズ2005最終戦となる第6戦は、ニュージーランドのオークランド、イーデンパークで3日、 ニュージーランド代表オールブラックスとオーストラリア代表ワラビーズとの間で行われ、オールブラックスが34対24で快勝し、 2年ぶり6度目の優勝を飾った。

<試合結果>

オールブラックス 34(20) vs 24(5) ワラビーズ

オールブラックス:
 トライ  ハウレット(3)、マッコウ
 ゴール  マクドナルド
 PG   マクドナルド、マカリスター(3)

ワラビーズ:
 トライ  チザム、ジェラード、トゥキリ、ヨハンソン
 ゴール  ロジャース(2)

また、Planet-Rugbyでは、ベストXV及び各種アワードを発表している。あわせて紹介する。

ベストXV

 1 Os・デュ・ラント
 2 ケヴィン・メアラム
 3 カール・ハイマン
 4 クリス・ジャック
 5 ヴィクター・マットフィールド
 6 スカルク・バーガー
 7 リッチー・マッコウ
 8 ロドニー・ソーイアロ
 9 ピリ・ウィープ
10 ダン・カーター
11 ブライアン・ハバナ
12 ヤン・デ・ヴィリアス
13 タナ・ウマガ
14 ジョー・ロコゾコ
15 ドリュー・ミッチェル

アワード

チーム・オブ・ザ・トーナメント(ベストチーム):オールブラックス

ニューカマー・オブ・ザ・イヤー(新人賞):ドリュー・ミッチェル(ワラビーズ)

マン・オブ・ザ・トーナメント(トーナメントMVP):ケヴィン・メアラム(オールブラックス)、ブライアン・ハバナ(南アフリカ・ スプリングボクス)

posted by 晴耕雨読 at 13:36| Comment(2) | TrackBack(0) | [3N]トライネイションズ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年09月01日

[3N]トライネイションズ2005 関連ニュース

トライネイションズ2005第5戦以降の関連ニュースが続々報道されている。ここにまとめて掲載する。

コリンズ、 2週間出場停止

ニュージーランド代表オールブラックスのFLジェリー・コリンズは、 27日の南アフリカ代表スプリングボクス戦の48分に起きた乱闘の際、相手SOのヤコ・ファン・デル・ ヴェストハイゼンを殴ったことによりSANZAR懲罰委員会の裁定を受け、2週間の出場停止となった。 これでオールブラックスはまたしてもメンバー交代を余儀なくされる。

豪州、 故障者続出

故障者の相次ぐオーストラリア代表ワラビーズは、控えHOスティーヴン・モアにも下方背筋の故障が発生し、出場事態の見込みとなった。 また、PRダニングにも背筋の故障が判明しており、出場は様子を見て判断される。 これでワラビーズは今季トライネイションズ初戦から10人を超える負傷者を抱え、まさに満身創痍の状態となってしまった。

オールブラックス、 カイノ召集

ジェリー・コリンズの出場停止処分でフランカーの交代要員の必要に迫られていたオールブラックスは29日、 オークランド代表のジェロム・カイノをスコッド入りさせることを決めた。カイノは22歳で、 昨年の欧州遠征で初キャップを得た期待のルーキー。

NZマクドナルド、 故障者リスト入り

ニュージーランド代表オールブラックスのファースト・ファイヴ・エイス、レオン・マクドナルドが、 出場選手発表直後の30日の練習中に腰を痛め、当日の練習をキャンセルした、と報じられた。 出場選手は試合当日まで様子を見て最終決定される見込み。

NZウィープ、 最終戦出場微妙か

ニュージーランド代表オールブラックスのハーフバック、ピリ・ウィープが31日の練習後、大腿筋に痛みを訴えたことから、 サウスランドのSHジミー・カウワンが1日、急遽スコッド入りしたことが判明した。 もしウィープが出場できなければリザーブのシニオが繰り上げ先発出場、リザーブにカウワンが座ることになる。
ウィープ自身は3日の最終戦出場に非常に前向きで、「監督もコーチも(ウィープ自身の出場を)期待している」と話している。 オールブラックスはファーストチョイスのSHであるケラハーを初戦序盤で欠き、ウィープはその代役を果たしてきただけに、 出場の可否はチームに微妙な影響を与えそう。

【番外】

トウタイ・ ケフ、2007年W杯出場目指す

元オーストラリア代表ワラビーズで現日本のクボタスピアーズ所属のトウタイ・ケフが1日、 2007年の早期にクイーンズランドに復帰し、フランスでの2007年ラグビーワールドカップへの出場を目指す考えを表明した。 ケフは1999年W杯の優勝メンバーだが、2003年W杯で首と肩を故障したことから出場機会を得られず、 その後日本のクボタに移籍したことで代表から退いていた。
このほどオーストラリア協会が発表したチーム・オブ・ディケイド(10年間のベストチーム) にもファーストチョイスのNo.8ととして選出されるなど、豪州国内での評価も高く、本人も「自身の国際試合のキャリアはまだ途上にある」 として、代表復帰への意欲を見せている。

posted by 晴耕雨読 at 11:27| Comment(0) | TrackBack(0) | [3N]トライネイションズ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

[3N]トライネイションズ2005第6戦(最終戦) NZ vs 豪州 出場選手&プレビュー

トライネイションズ2005第6戦(今季最終戦)は、ニュージーランドはオークランド、イーデンパーク競技場で3日、行われる。 そのニュージーランド代表オールブラックスとオーストラリア代表ワラビーズの両チーム出場選手が31日までに発表された。

オールブラックス

 1 トニー・ウッドコク
 2 ケヴィン・メアラム
 3 カール・ハイマン
 4 クリス・ジャック
 5 アリ・ウィリアムズ
 6 シオネ・ラウアキ
 7 リッチー・マッコウ
 8 ロドニー・ソーイアロ
 9 ピリ・ウィープ
10 レオン・マクドナルド/ルーク・マカリスター
11 ジョー・ロコゾコ
12 アアロン・メイジャー
13 タナ・ウマンガ
14 ダグ・ハウレット
15 ミルズ・ムリアイナ

(リザーブ)
16 ダレン・ウィットコム
17 グレッグ・サマヴィル
18 ジェームズ・ライアン
19 マーティ・ホラー
20 ケヴィン・シニオ
21 ルーク・マカリスター
22 コンラッド・スミス

FLジェリー・コリンズが、南アのヤコ・ファン・デル・ ヴェストハイゼンを殴ったことによる2週間の出場停止処分で交代を余儀なくされたオールブラックスは、 交代要員としてオークランドのジェロム・カイノを召集したが、先発にシオネ・ラウアキ、控えにマーティ・ホラーを起用してきた。 ラウアキにとっては千載一遇のチャンスといえそう。

また、初戦から活躍の場のなかったリコ・ギアに変えて先週からスコッド入りしたダグ・ハウレットを先発起用。グレアム・ ヘンリー監督は「リコ・ギアがスーパー12と先週まで見せた活躍と同じくダグ・ハウレットはNPCで(オークランド代表として) すばらしいプレーを見せていた」として、一時は落選したハウレットへのチャンスを再び与える決意を示した。

ワラビーズ

 1 ビル・ヤング
 2 ブレンダン・キャノン
 3 アル・バクスター
 4 マーク・チザム
 5 ナイサン・シャープ(副将)
 6 ロッキー・エルソム
 7 フィル・ウォー
 8 ジョージ・スミス
 9 ジョージ・グレーガン(主将)
10 マット・ロジャース
11 ロート・トゥキリ
12 モーガン・トゥリヌイ
13 クライド・ラスボーン
14 マーク・ジェラード
15 ドリュー・ミッチェル

(リザーブ)
16 アダム・フレア
17 マット・ダニング
18 アレックス・カナール
19 ジョン・ロー
20 クリス・ウィタカー
21 ラクラン・マッカイ
22 ロイド・ジョアンソン
(23 スコット・ファイヴァ、ニック・ヘンダーソン)

ラーカム、ポール、モートロックらに続いてギタウ、フラットリー、ヴィッカーマン、ライアンズ、スティーヴン・ モアなどけが人続出で瀕死の状態となったワラビーズは、代表では初となるロジャースのフライハーフ起用に踏み切った。控えフライハーフ (ユーティリティ)はNSWワラタスからWAウェスタン・フォースへ移籍したラクラン・マッカイ。その他バックスラインは、ラスボーン、 ジェラードが顔を揃えて何とか体裁を保った印象となった。

フォワードには負傷のライアンズに代わってジョージ・スミスがNo.8へ。ジョン・ローはスーパーサブとして控えに回る。 ヴィッカーマンの交代でチザム、控えにはNSWのLOアレックス・カナールが抜擢された。

主将のジョージ・グレーガンは、これで元イングランド代表のジェイソン・レナードが持つキャップ数世界記録に並ぶ (前回出場時の114キャップとの本ブログ記事は113キャップの誤り)ことになる。

オールブラックスにとっては勝てば優勝、敗れれば2位の重要な一戦となるが、 既に最下位の決まっているワラビーズにとっては今季全敗のかかった死に物狂いの一戦となる。

posted by 晴耕雨読 at 10:53| Comment(3) | TrackBack(0) | [3N]トライネイションズ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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