2005年08月29日

[3N]トライネイションズ 第5週 NZ vs 南ア 試合結果

トライネイションズ第5戦となった、ニュージーランドはダニーデン、 キャリスブルックでのニュージーランド代表オールブラックス対南アフリカ代表スプリングボクスの一戦は、大接戦の末、 オールブラックスが僅差スプリングボクスを押さえて勝利。4トライのボーナスポイントも獲得して優勝に大きく近づいた。

<試合結果>

オールブラックス 31(21) vs 27(17) スプリングボクス

オールブラックス:
 トライ  ロコゾコ(2)、マクドナルド、メアラム
 ゴール  マクドナルド(3)、マカリスター
 PG   マクドナルド

スプリングボクス:
 トライ  ハバナ、ジャニュアリー、フーリー
 ゴール  モンゴメリ(3)
 PG   モンゴメリ(2)

マン・オブ・ザ・マッチ(Planet-Rugby): ケヴィン・メアラム(NZ、HO)

posted by 晴耕雨読 at 12:39| Comment(2) | TrackBack(0) | [3N]トライネイションズ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年08月25日

[3N]ワラビーズ、新スコッド発表

けが人の続出に苦しむラグビーのオーストラリア代表ワラビーズは25日、 ラーカムら多発する故障者を入替えた新たなスコッド28名を発表した。

<ワラビーズ 25日発表新スコッド>

・アダム・アシュリー=クーパー (CTB/WTB、ACT)
・アル・バクスター (PR、NSW)
・ブレンダン・キャノン (HO、WA)
・マーク・チザム (LO/FL、ACT)
・マット・ダニング (PR、NSW)
・ロッキー・エルソム (FL/LO、NSW)
・スコット・ファイヴァ (FL/No.8、ACT)
・デーヴィッド・フィッター (PR、WA)
・エルトン・フラットリー (SO/CTB、QLD)
・マーク・ジェラード (WTB/FB、ACT)
・マット・ギタウ (SO/CTB、ACT)
・ジョージ・グレーガン (SH、ACT)
・マット・ヘンジャック (SH、WA)
・ロイド・ジョアンソン (CTB、QLD)
・アレックス・カナール (LO、NSW)
・ラクラン・マッカイ (SO/CTB、WA)
・ドリュー・ミッチェル (WTB/FB、QLD)
・スティーヴン・モア (HO、QLD)
・クライド・ラスボーン (CTB/WTB、ACT)
・ジョン・ロー (FL/No.8、QLD)
・マット・ロジャース (FB/CTB/WTB、NSW)
・ナイサン・シャープ (LO、WA)
・ジョージ・スミス (FL、ACT)
・ロート・トゥキリ (WTB、NSW)
・モーガン・トゥリヌイ (CTB、NSW)
・フィル・ウォー (FL、NSW)
・クリス・ウィタカー (SH、NSW)
・ビル・ヤング (PR、ACT)

※ACT・・・ACT協会(ブランビーズ)、NSW・・・ニュー・サウス・ウェールズ協会(ワラタス)、QLD・・・ クイーンズランド協会(レッズ)、WA・・・ウェスタン・オーストラリア協会(ウェスタン・フォース)

今回新たに加わったのは、スーパー14新加入のウェスタン・オーストラリア(以下WA)からPRのフィッター(QLDから移籍)、 フライハーフのマッカイ(NSWから移籍)の2名、QLDからCTBジョアンソン、NSWからLOカナールの4名がそれぞれ加わった。また、 先週から急きょ加わったACTのアシュリー=クーパー、一旦は代表を離れたWAのSHヘンジャックも今回改めてスコッド入りが発表された。

相次ぐ故障者のうちラーカム、セイラー、ポール、モートロックらは既にスコッドから離れていたが、 今回新たにLOヴィッカーマンの肩の故障が判明。 手術を受けることから最大8ヶ月の戦線離脱となることからスコッドからの除外を余儀なくされた。また、 No.8ライアンズも太もも肉離れからトレーニングセッションへの参加が出来ず、NZとの最終戦を待たずにスコッドを離れることとなった。

トライネイションズ2005最終戦となるニュージーランド代表オールブラックス戦は、今季全敗をかけた重要な試合となり、 これを迎えるスコッドとしてはいかにも層の薄さを露呈した状況となった。

唯一と言って良い慰めは、目のかすみを訴えていたフラットリーがスコッドに残ったこと、またギタウ、ジェラード、 ラスボーンのACTの若手バックス3名が揃ってスコッドにとどまっていることで、これら主力を軸に最後の一戦に臨むことになる。

参考: オーストラリア協会  (英文)

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2005年08月24日

[3N]トライネイションズ2005 第5戦 NZ vs 南ア 出場選手&プレビュー

トライネイションズ2005第5戦、 27日ダニーデンで行われるニュージーランド代表オールブラックス対南アフリカ代表スプリングボクスの両チーム出場選手が発表された。 オールブラックスは23日、スプリングボクスは24日のそれぞれ発表となった。

<オールブラックス>

 1 トニー・ウッドコク
 2 ケヴィン・メアラム
 3 カール・ハイマン
 4 クリス・ジャック
 5 アリ・ウィリアムズ
 6 ジェリー・コリンズ
 7 リッチー・マッコウ
 8 ロドニー・ソーイアロ
 9 ピリ・ウィープ
10 レオン・マクドナルド
11 ジョー・ロコゾコ
12 アアロン・メイジャー
13 タナ・ウマンガ
14 リコ・ギア
15 ミルズ・ムリアイナ

(リザーブ)
16 ダレン・ウィットコム
17 グレッグ・サマヴィル
18 ジェームズ・ライアン
19 シオネ・ラウアキ
20 ケヴィン・シニオ
21 ルーク・マカリスター
22 ダグ・ハウレット

初戦、2戦目とほとんど変わりないメンバーだが、先発で唯一負傷欠場のカーターに代わって日本から今年帰国したレオン・ マクドナルドがファースト・ファイヴ・エイスに抜擢された。レオン・ マクドナルドは去る7月の対ライオンズ第3テストでも怪我のカーターに代わる先発起用が予定されていたが、そのときは試合直前に故障し、 急きょルーク・マカリスターに白羽の矢が立った。今回はその雪辱戦ともなる。

また、故障のために戦列を離れているシティヴェニ・シヴィヴァトゥに代わってスコッドに復帰したダグ・ ハウレットが先発起用のマクドナルドに代わるリザーブに名を連ねた。

故障者を出してもリザーブを含めて豊富な人材は変わらない層の厚さを相変わらず示している。

<スプリングボクス>

 1 Os・デュ・ラント
 2 ジョン・スミット
 3 CJ・ファン・デル・リンデ
 4 バッキース・ボタ
 5 ヴィクター・マットフィールド
 6 スカルク・バーガーJr
 7 ジュアン・スミス
 8 ジョー・ファン・ニーケルク
 9 リッキー(エンリコ)・ジャニュアリー
10 アンドレ・プレトリアス
11 ブライアン・ハバナ
12 デ・ヴェット・バリー
13 ジャック・フーリー
14 ヤン・デ・ヴィリアス
15 パーシー・モンゴメリ

(リザーブ)
16 ハンヤニ・シマンゲ
17 エディー・アンドリュース
18 アルバート・ファン・デン・バーグ
19 ジャック・クローニェ
20 フーリー・デュ・プレア
21 ヤコ・ファン・デル・ヴェストハイゼン
22 マリウス・ジュベール

懲罰委員会の裁定で3週間の出場停止を余儀なくされたブレイトン・ポールセに代わって、CTBのヤン・デ・ヴィリアスがWTBへ、 空席のインサイドCTBにはベテランCTBデ・ヴェット・バリーが久々の復帰を果たした。また、スーパー12ストーマーズで盟友のマリウス・ ジュベールもウェイン・ジュリースに代わるリーザブに登場し、こちらも久々の復帰となる。

前回の試合で絶賛の評価だった日本のNEC所属ヤコ・ファン・デル・ヴェストハイゼンは今回もリザーブ。 ポールセの欠場は仕方ないとして、極力固定したメンバーでこのシリーズを戦い抜くことを明確に打ち出していると言えそう。 次の大きな変更は秋の欧州遠征までお預けとなった。

参考: Planet-Rugby Rugby Heaven (いずれも英文)

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2005年08月23日

[3N]トライネイションズ2005 関連ニュース

トライネイションズの2005年シーズン第4戦を終了したあとの各国関連ニュースをまとめて紹介する。

ポールセ、 3週間出場停止

南アフリカ代表スプリングボクスのWTBブレイトン・ポールセは、 20日の試合中にオーストラリアの選手を蹴ったことによる懲罰を受ける。裁定はSANZARの懲罰委員会によって22日、下された。

スミット主将、 ホワイト監督、ヤコを絶賛

南アフリカのスミット主将とホワイト監督は、後半途中出場したヤコ・ファン・デル・ヴェストハイゼンのプレーを絶賛し、 後半流れを変え、チームを勝利に導いた大きな要因だったと話している。

ジョーンズ監督、 審判に不満

オーストラリア代表のエディー・ジョーンズ監督は、チームが敗れた20日の試合で、 敗戦を決めたハバナのトライの前にノックオンがあったと主張している。ただし、敗因はそれだけではなく、 チームがより勝利すべく力を発揮していれば勝利できた、としている。

ハウレット、 代表復帰

今季トライネイションズでニュージーランド代表スコッドから離れたオークランド代表のダグ・ハウレットが、 ひざの怪我で出場できずにいるシティヴェニ・シヴィヴァトゥの交代要員としてオールブラックスに復帰することが21日、わかった。 本人はこの復帰に相当な意欲を燃やしている。

ホワイト監督、 FW強化に2名再召集

南アフリカ代表のジェイク・ホワイト監督は22日、代表スコッドに新たに2名のフォワードプレーヤー、LOダニー・ ロッソウとPRローレンス・セパカを加えると発表した。南アフリカ代表スプリングボクスは、 ディフェンディングチャンピオンとして残すニュージーランド代表オールブラックスとの一戦を裁定でもボーナスポイントを獲得して終えるため、 よりいっそうのフォワード強化を目的とした召集と見られる。

ケラハー、 次戦も欠場

トライネイションズ2005第2戦スプリングボクス対オールブラックスの一戦で、 スプリングボクスLOマットフィールドのタックルを頭部に受け、その後退場、欠場が続いている尾^るブラックスのSHバイロン・ケラハーは、 トレーニング・セッションには復帰しているものの、依然頭痛は続いており、次のダニーデンでのスプリングボクス戦を欠場する見通しとなった。 オールブラックスの医療スタッフによると、状態は日増しに良くなっており、次週の最終戦ワラビーズ戦に復帰を期すこととなった。

フラットリー、 早期復帰に全力

トライネイションズ2005第4戦ワラビーズ対スプリングボクス戦で、キックオフ直前で目のかすみを訴え、出場を辞退したエルトン・ フラットリーについて、本人は復帰に自信と意欲を持っていることを強調している。ただし、はっきりとした原因は明らかになっておらず、 一部には引退も視野に入れた話し合いが行われると見られている。

posted by 晴耕雨読 at 02:27| Comment(9) | TrackBack(0) | [3N]トライネイションズ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年08月22日

[GP]ウィルキンソン、退院〜経過良好

英国メディアBBCによると、イングランドのギネス・プレミアシップ、ニューカッスル・ ファルコンズの日本ツアーで来日しているジョニー・ウィルキンソンは22日、急性虫垂炎(盲腸)で入院中だった病院を退院し、経過は良好。 盲腸の切除は行わなかった模様。

ニューカッスル・ファルコンズはこのあと23日火曜日に豊田市でトヨタ・ヴェルブリッツと対戦、英国に帰国し、 土曜日にはスコットランドのグラスゴーと親善試合を行う予定となっている。ウィルキンソンは火曜日のトヨタ戦は欠場する予定だが、 土曜日のグラスゴー戦には復帰の見込みであるという。

ウィルキンソンの現在の様子や所在、試合会場への来否等詳細は不明。

なお、ブリティッシュ&アイリッシュ・ライオンズのニュージーランド遠征(第2テスト) で負傷した肩の怪我については既に完治している。

参考: BBCスポーツ  (英文)

posted by 晴耕雨読 at 21:12| Comment(0) | TrackBack(0) | [GP]ギネス・プレミアシップ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

[3N]トライネイションズ2005 第4戦 豪州 vs 南ア 試合結果

4戦目を迎えたトライネイションズ2005シーズンはオーストラリアのパースで南アフリカ代表を迎えて20日、行われた。

<試合結果>

ワラビーズ 19(6) vs 22(14) スプリングボクス

ワラビーズ:
 トライ  ラスボーン
 ゴール  ロジャース
 PG   ギタウ、ロジャース(3)

スプリングボクス:
 トライ  ハバナ(2)
 PG   モンゴメリ(3)
 DG   モンゴメリ

アウェイのスプリングボクスがハバナの2トライで再逆転して勝利。ワラビーズは終始リードされながら、後半一時逆転に成功。 しかし最後は肝心な場面でのターン・オーバーで勝機を逸した。

posted by 晴耕雨読 at 20:43| Comment(0) | TrackBack(0) | [3N]トライネイションズ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年08月20日

[JTL]ウィルキンソン、来日も盲腸炎で入院

イングランド、ギネス・プレミアシップのプレシーズンマッチのため、15日から来日しているニューカッスル・ファルコンズのジョニー・ ウィルキンソンが19日、盲腸炎のため入院したことがわかった。

BBCによると、ウィルキンソンは19日、症状を訴えて病院へ直行。その後薬物投与を行い、経過を観察中とのこと。 情報によるとウィルキンソンは、来日当初から体調の不調を訴えていたが、各種取材などの疲労から来るものと思われていた。

ウィルキンソンは既に週末のNEC戦に出場しないことを明らかにしているが、 翌週火曜日のトヨタ戦も欠場するだろうとBBCは伝えている。

ウィルキンソンは既にライオンズのニュージーランド遠征ツアー第2テストで受けた肩の負傷について完治していたが、 にもかかわらず相変わらずの「ジンクス」を発揮してしまった。

参考: BBCスポーツ

posted by 晴耕雨読 at 00:23| Comment(0) | TrackBack(1) | [JTL]トップ・リーグ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年08月17日

[3N]トライネイションズ第4戦 豪州 vs 南ア 出場選手&プレビュー

トライネイションズ第4戦は、オーストラリア、パースでのオーストラリア代表ワラビーズ対南アフリカ代表スプリングボクスの一戦。 両チームとも出場選手を発表し、臨戦態勢を整えている。その出場選手と両チームの展望をまとめて。

<ワラビーズ>

 1 ビル・ヤング
 2 ブレンダン・キャノン
 3 アル・バクスター
 4 ダニエル・ヴィッカーマン
 5 ナイサン・シャープ(副将)
 6 ロッキー・エルソム
 7 フィル・ウォー
 8 デーヴィッド・ライアンズ
 9 ジョージ・グレーガン(主将)
10 エルトン・フラットリー
11 ロート・トゥキリ
12 マット・ギタウ
13 モーガン・トゥリヌイ
14 クライド・ラスボーン/ドリュー・ミッチェル
15 ドリュー・ミッチェル/マット・ロジャース

(リザーブ)
16 スティーヴン・モア
17 マット・ダニング
18 マーク・チザム
19 ジョージ・スミス
20 クリス・ウィタカー
21 クライド・ラスボーン/マット・ロジャース
22 (tbc)

17日、一旦発表されたメンバーのうち、14番で先発出場予定だったマーク・ジェラードのハムストリング(もも裏筋)負傷が判明。 リザーブに入っていたラスボーンまたはロジャースの繰上げ先発が急遽決定し、リザーブには豪州A代表などから新規メンバーを追加する方針。

それ以外では、心配されたギタウ、トゥリヌイの怪我はなんとか戻り、この二人をCTB、フラットリーをファイヴ・エイスに起用した。 アウトサイドCTBのモートロックは太ももの負傷で戦列を離れ、リザーブにも入れない状態。

一方フォワードではここまで不動の先発FLだったジョージ・スミスをベンチに下げ、今季躍進のロッキー・エルソムを抜擢。 オープンサイドにはフィル・ウォーを起用した。また、方を負傷して戦線離脱のポールに代わってはブレンダン・キャノンを起用。 リザーブにはモアが復帰した。

ラーカムの負傷に続いて、セイラー、レイサム、モートロック、 また豪州Aから追加されることになっていたワラタスのマッカイと相次ぐ怪我でバックスの陣容が大きく変わった現状を打開すべく、 必死の調整が続く。

なお、主将でSHのジョージ・グレーガンはこれで世界記録の114キャップに並ぶことになる。

<スプリングボクス>

 1 Os・デュ・ラント
 2 ジョン・スミット(主将)
 3 CJ・ファン・デル・リンデ
 4 バッキース・ボタ
 5 ヴィクター・マットフィールド
 6 スカルク・バーガーJr.
 7 ジュアン・スミス
 8 ジョー・ファン・ニー・ケルク
 9 リッキー(エンリコ)・ジャニュアリー
10 アンドレ・プレトリアス
11 ブライアン・ハバナ
12 ヤン・デ・ヴィリアス
13 ジャック・フーリー
14 ブレイトン・ポールセ
15 パーシー・モンゴメリ
(リザーブ)
16 ハンヤニ・シマンゲ
17 ガルスロ・スティーンカンプ
18 アルバート・ファン・デン・バーグ
19 ジャック・クローニェ
20 フーリー・デュ・プレア
21 ウェイン・ジュリース
22 ヤコ・ファン・デル・ヴェストハイゼン

相次ぐ負傷者に大幅な人員変更を余儀なくされる豪州に対し、 スプリングボクスはリザーブも含めてまったく変更のない不動のメンバーで第4戦に臨む。これがアウェイでの初戦となるだけに、 ディフェンディングチャンピオンとして最低でもボーナスポイント1は獲得し、連覇を目指す。

posted by 晴耕雨読 at 21:04| Comment(3) | TrackBack(1) | [3N]トライネイションズ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

[3N]トライネイションズ2005第3戦 豪州 vs NZ 試合結果

トライネイションズ第3戦はオーストラリア、シドニーのテルストラ・スタジアムで13日、行われ、ニュージーランド代表オール・ ブラックスがオーストラリア代表ワラビーズを30-13で降し、アウェイでの貴重な1勝をもぎ取った。

<試合結果>

ワラビーズ 13(13) vs 30(10) オールブラックス

ワラビーズ:
 トライ  ミッチェル
 ゴール  ギタウ
 PG   ギタウ(2)

オールブラックス:
 トライ  ウィープ、マッコウ、ロコゾコ
 ゴール  カーター(2)、マカリスター
 PG   カーター(3)

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2005年08月12日

[NPC]2005シーズン開幕

ニュージーランドのラグビー州代表選手権(エア・ニュージーランド・NPC)が8月12日、 ハミルトンでのワイカト対タラナキ戦を皮切りにスタートする。2005シーズンのNPC展望として各州代表の見所と注目選手をあげる。

<カンタベリー>

昨年優勝チームで、今季もその選手層の厚みは変わらない。昨季からの新主将マッコウが代表戦(トライネイションズ)の間は不在のため、 前主将ルーベン・ソーンがその代行を務める。代表クラスもそのソーンをはじめ、ラウララ、フリン、トゥイアイリィなど目白押しで、 現代表を除いても強豪中の強豪といえる。

注目選手: ベン・ブレア、ケイシー・ラウララ、モセ・トゥイアイリィ、キャメロン・マッキンタイアなど。ほかにマッコウ、 カーターはじめとした代表組など、スーパー12(来季からはスーパー14)でも優勝したクルセイダーズとほぼ同じメンバーが揃う。

<ウェリントン>

昨季は決勝をホームで戦いながら涙を呑んだが、代表主将でもあるウマガを中心にチーム力を維持。ソーイアロ、ジェリー・ コリンズなど代表組に加え、ノヌ、ゴッパース、パクなど代表一歩手前クラスが多く、若さとスピードが身上。

注目選手: マア・ノヌ、シャノン・パク、ジミー・ゴッパース、ロメ・ファアタウなど。主将はウマガ不在中PRジョー・ マクドネルが務める。

<オークランド>

優勝回数の多さが示す通り、伝統的な強豪中の強豪も、昨季は頼みのスペンサー(イングランド、ノーサンプトンに移籍) の不振などで成果を出せず、不本意な成績に終わった。今季はその巻き返しに躍起で、惜しくも代表を外れたハウレットなど、 代表クラスを揃えて今季に臨む。

注目選手: ダグ・ハウレット、アンガス・マクドナルド、ダニエル・ブライド、タセサ・ラヴェアなど。主将はFLジャスティン・ コリンズ。先のダグ・ハウレットほかスティーヴ・デヴァイン、ベン・アティガ、ジェロム・カイノなど代表クラスが初戦から顔を揃える。

<オタゴ>

スーパー12で躍進を見せたハイランダーズの中心メンバーで構成されるが、その立役者の一人ベン・ ブレアやマッキンタイアが本来のカンタベリーに戻って参戦するほか、主将のアントン・オリヴァーの怪我も回復が遅れているなど、 代表のハイマンを含めて主力不在に不安が残る。それでもニック・エヴァンス、クレイグ・ニュービー(オリヴァー不在時の主将)らは健在で、 チームのまとまりから活路を開く。

注目選手: セイララ・マプスア、ニック・エヴァンス、ジョシュ・ブラッキー、カール・ホフトなど。アントン・ オリヴァーの復帰は未定。新加入ニック・ライリーのFBにも注目が集まる。

<ワイカト>

ケラハー、シヴィヴァトゥ、ギッベス、ホラーなどの代表組もさることながら、今季から監督に就任したウォレン・ ガットランドに注目が集まっている。昨季はセミ・ファイナルで敗れたがチーム力は高く、ガットランド新監督の采配に期待がかかる。

注目選手: ソセネ・アネシ、デーヴィッド・ヒル、スティーヴン・バイツ、ディーコン・マヌ、スコット・リンクラターなど。 スーパー12チーフスの主力が揃う。

<ベイ・オブ・プレンティ>

小協会ながら昨季はリーグ戦でタラナキとともに大活躍を見せた。ワイカトを中心としたスーパー12チーフスにあって、ルトゥイ、ニリ・ ラトゥ、アップトン、キャッシュモアらは活躍を見せ、チームを支えた。今季も5大協会に対抗する1番手として躍進を遂げたい。

注目選手: アレキ・ルトゥイ、ニリ・ラトゥ、ウェイン・オーモンド(主将)など。

<ノース・ハーバー>

伝説のWTBジョナ・ロムー(29)が契約したことでプレシーズン中から話題を呼んだが、代表で売り出し中のマカリスター、 ウッドコクの2枚看板がチームの中心。スーパー12ブルーズでは少数派ながら個性を発揮し、2名のほかベン・メイヤー、ジョー・ ウォードなど活躍選手を出した。接戦をものにしてセミ・ファイナル進出を狙う。

注目選手: ベン・メイヤー、ジョー・ウォード、ルア・ティポキ(主将)、ジョナ・ロムーなど。ロムーは肩の故障で戦列を離れるも、 コーチングスタッフとしてチームに帯同する予定。

<タラナキ>

昨季は一時首位を快走するなど大旋風を巻き起こしたが、代表組が戻って安定した各チームに最後は苦戦して最終週にセミ・ ファイナルを逃す敗戦を喫した。今季は今度こそそのセミ・ファイナル進出を掴み取りたい。

注目選手: ポール・ティト(主将)、アンドリュー・ホアなど。 スーパー12ハリケーンズでは少数ながら存在感を示した両選手に注目したい。

<サウスランド>

例年通りのブービーに終わった昨季も、ポール・ミラー、ジミー・カウワンらスーパー12(ハイランダーズ) 組を中心に随所に良さを発揮した。今季はBoPやタラナキに倣って5大協会を追随したい。なお、日本から参加挑戦していた大久保直哉選手は、 8月10日発表のスコッドに名を連ねるが、出場機会は昨年と同様微妙。

注目選手: ポール・ミラー(主将)、ジミー・カウワン、ハレ・T-ポレ、ダニエル・クエイトなど。

<ノースランド>

もはや「万年最下位」の悪名が定着。現在のNPCではスーパー12に参加する選手のみがプロであるため、 プロ選手を1人も持たない同チームとしては苦しい台所事情。ディヴィジョン2のマヌカウと対戦した入れ替え戦では何とか勝利を収め、 ディヴィジョン1で再挑戦を期す。

注目選手: デーヴィッド・ホルウェル(主将)など。

参考: Planet-Rugby所属選手詳細2005プレビュー第1週プレビュー) 、AllBlacks.comほか (いずれも英文)

posted by 晴耕雨読 at 12:57| Comment(6) | TrackBack(1) | [NPC]NZ地区代表選手権 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年08月10日

[IRB]世界ランキング ─ 南アが2位に浮上

8月8日発表のIRBラグビー世界ランキングで、 1位のニュージーランドを破った3位の南アフリカが2位オーストラリアを抜いて2位に浮上。 2003年10月に世界ランキングが発表されて以来最高位についた。

順位(元順位)国名       レイティング
 1位( 1→) ニュージーランド 89.85
 2位( 3↑) 南アフリカ    88.46
 3位( 2↓) オーストラリア  87.49
 4位( 4→) フランス     84.13
 5位( 5→) ウェールズ    83.08
 6位( 6→) イングランド   82.81
 7位( 7→) アイルランド   82.14
 8位( 8→) アルゼンチン   75.66
 9位( 9→) スコットランド  74.20
10位(10→) フィジー     73.47

首位ニュージーランドは変わらないが、レイティングはきわめて拮抗しており、 トライネイションズの豪州シリーズでワラビーズが連勝すれば、得点差にかかわらずオーストラリアが首位に、ニュージーランドが2位になる。 また、トライネイションズ第3戦でオーストラリアが勝利すれば、上位3チームが全てレイティング88ポイント台で並び、 この3チームの拮抗振りが浮き彫りになる。

いずれにしてもトライネイションズ3チームの上位は変わらず、結果によっては益々4位フランス以下の欧州勢を突き放す結果となり、 欧州勢は秋のテストマッチシリーズで巻き返しを図ることになりそう。

参考: IRB世界ランキングPlanet-Rugby  (いずれも英文)

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[3N]トライネイションズ第3戦 豪州 vs NZ メンバー発表

トライネイションズ第3戦、 オーストラリアはシドニーで行われるオーストラリア代表ワラビーズ対ニュージーランド代表オールブラックスの各チームメンバーが発表された。

<ワラビーズ>

 1 ビル・ヤング
 2 ジェレミー・ポール
 3 アル・バクスター
 4 ダニエル・ヴィッカーマン
 5 ナイサン・シャープ(副将)
 6 ジョン・ロー
 7 ジョージ・スミス
 8 デーヴィッド・ライアンズ
 9 ジョージ・グレーガン(主将)
10 マット・ギタウ
11 ロート・トゥキリ
12 モーガン・トゥリヌイ
13 スターリング・モートロック
14 マーク・ジェラード
15 ドリュー・ミッチェル

(リザーブ)
16 ブレンダン・キャノン
17 マット・ダニング
18 マーク・チザム
19 フィル・ウォー
20 クリス・ウィタカー
21 エルトン・フラットリー
22 クライド・ラスボーン

心配されたFBレイサムの欠場は現実となり、ドリュー・ミッチェルが交代FBとして登場する。また、 怪我のセイラーに代わってはジェラードが起用された。故障明けの3名、キャノン、フラットリー、ラスボーンはいずれもベンチスタート。 厳しいオールブラックスとの対戦にいきなり出場するリスクを考慮されたためで、交代出場は十分に考えられる。

フォワードには前回突然の疾病で出場機会を逃したライアンズが元気に復帰。元の想定通りロー、スミス、 ライアンズでバックローを構成する。

<オールブラックス>

 1 トニー・ウッドコク
 2 ケヴィン・メアラム
 3 カール・ハイマン
 4 クリス・ジャック
 5 アリ・ウィリアムズ
 6 ジェリー・コリンズ
 7 リッチー・マッコウ
 8 ロドニー・ソーイアロ
 9 ピリ・ウィープ
10 ダン・カーター
11 ジョー・ロコゾコ
12 アアロン・メイジャー
13 タナ・ウマガ(主将)/コンラッド・スミス
14 リコ・ギア
15 ミルズ・ムリアイナ

(リザーブ)
16 ダレン・ウィットコム
17 グレッグ・サマヴィル
18 ジェームズ・ライアン
19 マーティ・ホラー
20 ケヴィン・シニオ
21 ルーク・マカリスター
22 レオン・マクドナルド

怪我のため不出場が明らかとなっていたSHケラハーの位置にはウィープが昇格。リザーブには急きょ呼ばれたベイ・オブ・ プレンティのシニオが入った。

また、同じく故障のため出場が危ぶまれていた主将のウマガについては、一旦仮登録され、週末まで様子を見ることになった。 仮にウマガが出場できない場合、コンラッド・スミスがCTBに、主将はリッチー・マッコウが引き継ぐことになる。

参考: 豪州協会 NZ協会 (いずれも英文)

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2005年08月08日

[3N]マットフィールド、懲罰委員会聴取も処分なし

南アフリカ代表スプリングボクスのLOヴィクター・マットフィールドは6日のニュージーランド代表オールブラックスとの試合後、 その試合の中で行ったNZケラハーへのタックルについてSANZAR懲罰委員会に呼ばれ、ヒアリングが行われたが、審議の結果は 「危険なタックル」ではないとの裁定が下され、処分は行われないことが明らかになった。

6日のトライネイションズ第2戦、スプリングボクス対オールブラックスの一戦で、マットフィールドは前半開始3分、 パスを出した直後のオールブラックスSHケラハーに対してショルダータックルし、 その7分後前半10分にはそのケラハーが退場することとなった。

レフェリーのアンドリュー・コール(豪州協会)およびタッチジャッジはこれを「危険なタックル」とはみなさず、 試合中の処罰の対象にはならなかったが、SANZAR(トライネイションズ3カ国共同協会)による懲罰委員会の判定対象となり、 裁定が行われることとなっていた。

一方タックルを受けたケラハーは、 次週トライネイションズ第3戦およびブレディスロー杯初戦となるシドニーでのオーストラリア代表ワラビーズ戦を回避することが濃厚となり、 その交代要員として、ジュニア・オールブラックスで活躍したベイ・オブ・プレンティ(スーパー12ではチーフス)のケヴィン・ シニオが召集されることとなった。

また、この試合途中退場したキャプテンのタナ・ウマガも、左足首の故障で次週のワラビーズ戦を欠場する見通しとなっている。ただし、 こちらについてヘンリー監督は、交代要員を補充しないことを明らかにしている。

参考: AllBlacks.com BBCスポーツ (いずれも英文)

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[3N]トライネイションズ第2戦 南ア vs NZ

トライネイションズ2005第2戦、 南アフリカはケープタウンで南アフリカ代表スプリングボクス対ニュージーランド代表オールブラックスの一戦が6日、行われた。

<試合結果>

南アフリカ 22(16) vs 16(13) ニュージーランド

南アフリカ:
 トライ  デ・ヴィリアス
 ゴール  モンゴメリ
 PG   モンゴメリ(4)
 DG   プレトリアス

ニュージーランド:
 トライ  ギア
 ゴール  カーター
 PG   カーター(3)

<試合内容>

前半3分、強烈なタックルを繰り返す南アのLOマットフィールドによるショルダーチャージで意識朦朧としたNZのSHケラハーがデ・ ヴィリアスにインターセプトを許し、南アが先制トライ。10分にはそのケラハーを退けて消沈するNZは、 その後フォワードを絡めた全員攻撃から切れのある動きをみせるギアのトライなどで同点に追いつくも、 一進一退の中からPGを確実に決めた南アが結局6点差の僅差で勝利した。奇しくも第1戦南ア対豪州戦と同スコア、同トライ数となり、 これら3チームの実力の拮抗が浮き彫りになる結果となった。

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2005年08月05日

[GP]ウィルコ回復、シーズンスタートへ

イングランドはギネス・プレミアシップのニューカッスル・ファルコンズ所属ラグビー・ディレクター、ロブ・アンドリューは4日、 会見でブリティッシュ&アイリッシュ・ライオンズ・ツアーで負傷した怪我の心配されていたジョニー・ウィルキンソンが無事回復し、 シーズンスタートから出場できる見込みであることを明らかにした。

ウィルキンソンは昨年と同じく同チームで主将を務め、今季はコリン・チャーヴィス、イアン・ピールとのジョイント・ キャプテンとなることが決まっている。

ロブ・アンドリューは「ジョニーは回復しており、順調だ。問題なくシーズンをスタートできるだろう。1週間後の練習から復帰し、 日本へのツアーにも参加する予定だ。」として、順調さをアピールするとともに、予定されている日本ツアーへの参加についてもこれを認めた。

また、ウィルコとジョイント・キャプテンとなるウェールズ代表のチャーヴィスも春の怪我からは回復し、次のシーズンに向けて準備万端。 「昨年チームに加わって以来彼(チャーヴィス)は驚異的な働きをしてくれている。」とアンドリューも賛辞を惜しまない。 チャーヴィスも日本ツアーへの参加が予定されている。

参考: BBCスポーツ─ラグビー・ ユニオン (英文)

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2005年08月04日

[3N]トライネイションズ2005第2戦 メンバー発表 その2

既に発表を終えたニュージーランド代表オールブラックスXVに対するトライネイションズ第2戦の南アフリカ代表スプリングボクスXVが発表された。

<スプリングボクス>

 1 Os・デュ・ラント
 2 ジョン・スミット(主将)
 3 CJ・ファン・デル・リンデ
 4 バッキース・ボタ
 5 ヴィクター・マットフィールド
 6 スカルク・バーガーJr.
 7 ジュアン・スミス
 8 ジョー・ファン・ニー・ケルク
 9 リッキー(エンリコ)・ジャニュアリー
10 アンドレ・プレトリアス
11 ブライアン・ハバナ
12 ヤン・デ・ヴィリアス
13 ジャック・フーリー
14 ブレイトン・ポールセ
15 パーシー・モンゴメリ
(リザーブ)
16 ハンヤニ・シマンゲ
17 ガルスロ・スティーンカンプ
18 アルバート・ファン・デン・バーグ
19 ジャック・クローニェ
20 フーリー・デュ・プレア
21 ウェイン・ジュリース
22 ヤコ・ファン・デル・ヴェストハイゼン

議論の上がっていたSHの起用については、結局天候を不安視せず積極的に展開するジャニュアリーとなった。それ以外は予想通り。 大ベテランPRデュ・ラントは一時出場が危ぶまれるとの情報もあったが、スターティングXV入りしてやや久々の復帰となる。ヤコ・ファン・ デル・ヴェストハイゼンは今回も控えスタート。

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[3N]ワラビーズ、スコッド27名発表 ─ ラーカム今季絶望

オーストラリアラグビー協会から、 南アフリカへの2週間にわたるツアーを終えたオーストラリア代表ワラビーズの今後のスコッド27名が発表された。

<豪州スコッド>

アル・バクスター、ブレンダン・キャノン、マーク・チザム、マット・ダニング、ロッキー・エルソム、スコット・ファイヴァ、エルトン・ フラットリー、マーク・ジェラード、マット・ギタウ、ジョージ・グレーガン、ニック・ヘンダーソン、クリス・レイサム、デーヴィッド・ ライアンズ、ドリュー・ミッチェル、スティーヴン・モア、スターリング・モートロック、ジェレミー・ポール、クライド・ラスボーン、ジョン・ ロー、ナイサン・シャープ、ジョージ・スミス、ロート・トゥキリ、モーガン・トゥリヌイ、ダニエル・ヴィッカーマン、フィル・ウォー、 クリス・ウィタカー、ビル・ヤング

ブレンダン・キャノン、エルトン・フラットリーら故障していたベテラン勢の復帰は心強いところだが、チームを引っ張るベテランフライ・ ハーフ、スティーヴン・ラーカムに肩の故障が発覚、手術とリハビリを要することから全治6ヶ月で今季プレーすることは絶望的となった。 これを受けてエディ・ジョーンズ監督はすぐさまギタウを交代フライハーフに指名。次のオールブラックス戦に備える。

なお、ファイヴァ、ジェラード、ヘンダーソン、ラスボーンらは所属クラブチーム(キャンベラ・ヴァイキングス) の対抗戦に出場する予定。フラットリー、キャノンも所属クラブ試合に出場して最終調整を図る見込み。

参考: オーストラリアラグビー協会

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2005年08月02日

[3N]トライネイションズ第2戦 メンバー発表

南アフリカでのトライネイションズ第2戦、南アフリカ代表スプリングボクス対ニュージーランド代表オールブラックスは、2日 (現地時間)、まずオールブラックスが出場選手を発表した。

<オールブラックス>

 1 トニー・ウッドコク
 2 ケヴィン・メアラム
 3 カール・ハイマン
 4 クリス・ジャック
 5 アリ・ウィリアムズ
 6 ジェリー・コリンズ
 7 リッチー・マッコウ
 8 ロドニー・ソーイアロ
 9 バイロン・ケラハー
10 ダニエル・カーター
11 ミルズ・ムリアイナ
12 アアロン・メイジャー
13 タナ・ウマガ(主将)
14 リコ・ギア
15 レオン・マクドナルド
(リザーブ)
16 ダレン・ウィットコム
17 グレッグ・サマヴィル
18 ジェームズ・ライアン
19 マーティ・ホラー
20 ピリ・ウィープ
21 ルーク・マカリスター
22 ジョー・ロコゾコ

予想メンバーからはシヴィヴァトゥの交代要員としてムリアイナが起用されたほか、マッコウの交代要員としてのリザーブに、 南アの強力バックロー陣に対抗すべくスペシャリストFLホラーを起用した。ほかは概ね予想の通りとなり、カーター、 マクドナルドなど主力がきっちりと顔をそろえた。

南アメンバーは発表され次第追記する。

posted by 晴耕雨読 at 23:35| Comment(2) | TrackBack(1) | [3N]トライネイションズ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

[3N]トライネイションズ2005 第2戦 出場メンバー予想

7月30日の南アフリカ対オーストラリアから始まったトライネイションズ2005第2戦は、 南アフリカ代表スプリングボクス対ニュージーランド代表オールブラックスの一戦。各メディアからの情報より、 この第2戦の出場メンバーを予想する。

<スプリングボクス>

 1 Os・デュ・ラント
 2 ジョン・スミット(主将)
 3 CJ・ファン・デル・リンデ
 4 バッキース・ボタ
 5 ヴィクター・マットフィールド
 6 スカルク・バーガーJr.
 7 ジュアン・スミス
 8 ジョー・ファン・ニー・ケルク
 9 フーリー・デュ・プレア
10 アンドレ・プレトリアス
11 ブライアン・ハバナ
12 ヤン・デ・ヴィリアス
13 ジャック・フーリー
14 ブレイトン・ポールセ
15 パーシー・モンゴメリ
(リザーブ)
16 ハンヤニ・シマンゲ
17 ガルスロ・スティーンカンプ
18 アルベルト・ファン・デン・バーグ
19 ジャック・クローニェ
20 リッキー・ジャニュアリー
21 ウェイン・ジュリース
22 ヤコ・ファン・デル・ヴェストハイゼン

怪我の心配されていたマットフィールドは無事出場を果たせることがわかっており、また、 怪我でここ2戦のワラビーズ戦を欠場したベテランPRデュ・ラントの復帰も見込まれている。フォワードではほかに、 バーガーの出場がほぼ確実で、代わってベンチスタートとなるのがファン・ニーケルクかクローニェの模様。 ここではワラビーズ戦での出来からファン・ニーケルクを先発メンバーとした。

ホワイト監督はバックラインへの変更は避けたい意向で、特にバックスリー、ハバナ、ポールセ、モンゴメリは不動となりそう。 最も議論になるところはハーフバックで、SHの起用をデュ・プレアからジャニュアリーに変える見通しもあるが、 この時期特有のケープタウンの変わりやすい天候を考慮してキックの得意なデュ・プレアを有効視する見方も出ており、 未確定の状況となっている。日本のNEC所属ヤコ・ファン・デル・ヴェストハイゼンは今回もリザーブスタートが見込まれる。

<オールブラックス>

 1 トニー・ウッドコク
 2 ケヴィン・メアラム
 3 カール・ハイマン
 4 クリス・ジャック
 5 アリ・ウィリアムズ
 6 ジェリー・コリンズ
 7 リッチー・マッコウ
 8 ロドニー・ソーイアロ
 9 バイロン・ケラハー
10 ダニエル・カーター
11 ジョー・ロコゾコ
12 アアロン・メイジャー
13 タナ・ウマガ(主将)
14 リコ・ギア
15 レオン・マクドナルド
(リザーブ)
16 ダレン・ウィットコム
17 グレッグ・サマヴィル
18 ジェームズ・ライアン
19 シオネ・ラウアキ
20 ピリ・ウィープ
21 ルーク・マカリスター
22 ミルズ・ムリアイナ

ライオンズ戦第3テストを基準にしつつも、ここで出場できなかったリッチー・マッコウ、ダニエル・カーター、アアロン・メイジャー、 レオン・マクドナルド、カール・ハイマンがそれぞれスターティングメンバーとして復帰する予定で、特に原因不明の病気でダウンし、 心配されたマッコウも状態は戻っている模様。

一方、マッコウのダウンと同じ日に肩の怪我が報じられていたシヴィヴァトゥは、スコッドに帯同しているものの状態は思わしくなく、 週末の南ア戦は欠場の見込み。代わって出場はその従兄弟でもあるジョー・ロコゾコで、 ライオンズシリーズに選出されたなかった鬱憤を晴らす絶好の機会となりそう。

そのほかCTBで期待のかかるコンラッド・スミスは、怪我のためベンチからも外れる見込みとなっている。

各チームメンバー発表は明日2日午後の予定。

参考: All-Blacks.com Planet-Rugbyなど(いずれも英文)

posted by 晴耕雨読 at 01:07| Comment(3) | TrackBack(0) | [3N]トライネイションズ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年08月01日

[3N]豪州・セイラー、負傷で今季3ネイションズ絶望

トライネイションズ初戦、南アフリカ戦で後半負傷退場したオーストラリア代表ワラビーズのWTBウェンデル・セイラーが、 その交替の原因となったひざの故障のため、今季トライネイションズの出場が出来ない見込みであることが1日、判明した。

セイラー自身は既に気持ちを切替え、ワラビーズによる秋の欧州遠征に向けて準備する意向。

交代要員としては、6週間の怪我から復帰するクライド・ラスボーンが有力だが、南ア戦で交替出場したドリュー・ミッチェル、 控えWTBとしてワラビーズに帯同しているマーク・ジェラードの起用も考えられる。セイラーも「ラスボーン初め(上述した3名の選手は) いずれもすばらしいスタッフで、(自身が怪我のために出場できないのは)残念だが、心配ない」としている。

参考: BBCスポーツ (英文)

posted by 晴耕雨読 at 21:11| Comment(0) | TrackBack(0) | [3N]トライネイションズ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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