ラグビーのニュージーランド代表オールブラックスNo.8でオークランド代表、及びスーパー12ブルーズの主将ザヴィア・ラッシュが、
ウェールズのカーディフ・ブルーズへ移籍することが決まった、と21日BBCほかメディアが報じた。カーディフ・ブルーズとの契約は3年。
ラッシュは現在27歳で1998年の代表デビュー以来昨年夏まで足掛け8年間代表のNo.8を務めてきた。また、
オークランドの主将としてチームを率い、スーパー12、NPCなどでの優勝も成し遂げた。
6月から始まるブリティッシュ&アイリッシュ・ライオンズとのツアーマッチについては、テストマッチへの参加は微妙だが
(昨年11月の欧州テストマッチシリーズには不参加)、
もし叶わなければ7月5日に行われるオークランド代表とライオンズとの試合がニュージーランドでの最後の試合になる。
カーディフ・ブルーズのダイ・ヤング監督は、「我々はザヴィアのプレーヤとして、主将としての多くの資質に注目していた。
彼との契約を待ち望んでいた。」として、今季やや不振に終わったチームにラッシュの力が必要であることを強調した。
ニュージーランドの代表クラスの選手としては、今年に入ってこれでマーシャル、ヒューイット、スペンサーに次ぐ4人目のプレーヤー。
ほか、ルーベン・ソーン、マクスウェル、マーテンズらにも欧州、日本などからオファーがあり、昨年のケース・ミューズ(フランス)、
サイモン・メーリング(英国)、フラヴェル(日本)、ブラッド・ソーン(豪州、リーグ)など、
相次ぐニュージーランド離れに拍車をかける形となった。
出典: BBCスポーツ、
Planet-Rugby (いずれも英文)