ケルト系3カ国、ウェールズ、スコットランド、アイルランドの各クラブによるリーグ戦セルティック・リーグは、 カップ戦に入っていよいよ決勝を迎えた。
対戦は昨年リーグ覇者も今季はその実力を発揮できなかったウェールズのスラネスリと今季リーグ戦で優勝したオスプリーズを最後まで追随しながら追いつくことが出来なかったアイルランドのマンスターという雪辱戦となった。
参考: BBCスポーツ (英文)
続きを読むラグビーのアイルランド代表は16日、来月日本に遠征するスコッド26名を発表。ニュージーランド遠征のブリティッシュ& アイリッシュライオンズ選出の11名及びオサリヴァン監督を除く新しい編成でノンキャッパー9名を含むものとなった。
監督はニオル・オドノヴァン、主将はアルスターのフライ・ハーフ、デーヴィッド・ハンフリーズが務める。
<遠征スコッド>
フォワード:
サイモン・ベスト、レジー・コリガン、レオ・カレン、サイモン・イースタビー、トレヴァー・ホーガン*、マーカス・ホラン、バーナード・
ジャックマン*、デニス・リーミー、マット・マッカロウ**、エリック・ミラー、ジョニー・オコナー、フランキー・シーハン、ロジャー・
ウィルソン**
バックス:
トミー・ボウ、キーラン・キャンベル**、ガーヴァン・デンプシー、
ギャヴィン・ダフィー、アンソニー・ホーガン、デーヴィッド・ハンフリーズ(主将)、キーラン・ルイス*、ケヴィン・マグズ、コナー・
マクフィリップス*、デーヴィッド・キンラン***、ピーター・スティンガー、パディ・ウォレス**
(※*・・・コンナハト、**・・・アルスター、***・・・レンスターの各ノンキャッパー)
注目はフォワードではジョニー・オコナー(イングランド・ロンドン・ワスプス)、レジー・コリガン(レンスター)、サイモン・ イースタビー(ウェールズ・スラネスリ)、バックスではピーター・スティンガー(マンスター)、ガーヴァン・デンプシー(レンスター)、 ギャヴィン・ダフィー(イングランド・NECハリクインズ)。
特にロンドン・ワスプスのオコナーは、今季シックスネイションズでライオンズに選ばれてもおかしくない活躍を見せていただけに注目。 逆にシックスネイションズでその株を落としたSHピーター・スティンガーにも奮起を期待する意味で注目したい。
9名のノンキャッパーを含むとはいえ、欧州で十分活躍できるメンバーが揃った好チームで、日本代表の苦戦は必至と見られる。
参考: BBCスポーツ、 Planet-Rugby (いずれも英文)
フランス選手権トップ16は第28節。いよいよ残すところあと3節となり、絞られた上位争いが激化している。
<前節までの経緯>
前節のブルゴアンとビアリッツ首位攻防は地元ブルゴアンが勝利して首位を守った。 敗れたビアリッツはアウェイながらブリヴに完勝したスタッド・フランセに抜かれ、3位に後退。 4位トゥールーズもアウェイでナルボンヌに勝利し、上位を虎視眈々と狙う。
下位グループでは、ここまで最下位を続けてきたオシュが得失点差でベジェ、グルノーブルに並び、得失点差で最下位を脱出した。 代わってグルノーブルが最下位に転落。ブルゴアン、スタッド・フランセなど競合との対戦を残しているだけに厳しい最下位争いとなりそう。
残り3試合で優勝争いは5位ペルピニャンまでに絞られた。但し、 ペルピニャンは全てに勝利&ボーナスポイントを獲得するなどハードな条件で、実質的には4位トゥールーズまで。
首位ブルゴアンはグルノーブル、ブリヴ、ベジェと下位チームとの試合を残すのみで、リーグ優勝に王手と言ったところ。
逆に3位転落のビアリッツは、クレルモン、モンペリエ、ペルピニャンと骨のある相手を残しているだけに気が抜けない。2位スタッド・
フランセはナルボンヌ、オシュ、グルノーブルと、4位トゥールーズはホームでのカストル、アジャン、オシュとそれぞれ対戦し、
全勝してブルゴアンほかの結果を待ちたいところだろう。
いずれにしても現時点でのリーグ優勝最有力はブルゴアンだろう。
<試合結果>
アジャン 45 vs 33 ポー
バイヨンヌ 26 vs 3 オシュ
クレルモン・オーヴェルニュ 30 vs 26 ビアリッツ
グルノーブル 34 vs 17 ブルゴアン
モンペリエ 28 vs 8 ベジェ
ペルピニャン 43 vs 28 ブリヴ
スタッド・フランセ 29 vs 24 ナルボンヌ
トゥールーズ 47 vs 20 カストル
上位陣では首位ブルゴアンが最下位グルノーブルに敗れる大波乱。また、前節3位後退したビアリッツが今節でも宿敵クレルモンに敗れ、 カストルに快勝したトゥールーズに抜かれて4位となった。代わって首位はナルボンヌとの接戦を制したスタッド・フランセ。 ポイント差はわずかだが、これで準決勝進出は決めた。
中位ではペルピニャン、アジャンが快勝したが、カストルはトゥールーズに敗れ、ナルボンヌも首位スタッド・ フランセと好勝負を演じながらも敗退して上位と水をあけられた形。下位グループとの肉薄した状況になってきた。
下位では前節最下位に転落したグルノーブルが首位ブルゴアンを降して1週にして14位へ。 最下位は再びバイヨンヌに敗れたオシュとなった。
<順位表>
順位 チーム 勝ち点
------------------------------------------
1位 スタッド・
フランセ 95pts
2位 ブルゴアン 91pts
3位 トゥールーズ 89pts
4位 ビアリッツ 87pts
5位 ペルピニャン 81pts
6位 カストル 79pts
7位 アジャン 77pts
8位 クレルモン・オーベルニュ 67pts
9位 ナルボンヌ 62pts
10位 モンペリエ 60pts
11位 ブリヴ 60pts
12位 バイヨンヌ 51pts
13位 ポー 50pts
14位 グルノーブル 42pts
15位 ベジェ 37pts
16位 オシュ 37pts
28節終了時点で首位スタッド・フランセと2位ブルゴアンが決勝進出決定。トゥールーズ、ビアリッツは計算上ペルピニャン、 カストルに追いつかれる可能性があることから確定ではないが、残り2節での逆転は難しいと見られ、実質的にはこの4チーム(スタッド・ フランセ、ブルゴアン、トゥールーズ、ビアリッツ)に絞られたと言って良い。
参考: Planet-Rugby (英文)
日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
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