スーパー12昨年の覇者ACTブランビーズが、今週末の第11節チーフス戦に、これまでとは違う新たな編成で臨むことを明らかにした。
負傷していたWTBラスボーンが復帰し、先週休んでいたLOチザムを先発へ。ここまで活躍を見せていたランディケ・サモはベンチからも外れ、完全な休養をとる。交替は先発が先週に引き続きキャンベル、ベンチにはウォレス=ハリソンが入る。
しかし、最も大きな変更点はバックスラインで、これまで6試合出場して全てFBを務めてきたジェラードを旧来の左WTBへ、ラーカムの復帰を見送ったフライ・ハーフにはノートン=ナイトを起用する。ギタウはインサイドセンターへ、FBはバッジャーが入る。
今季初めてFBを外れたジェラードは、次のように語っている。
「ここ2〜3年の左WTBから今季ここまでFBを続けてきていただけに、少し残念だね。私自身はまだ自分のポジションはFBだと思っている。でも15番をやるために研究しなければならないことがまだまだたくさんある。ポジショニングやディフェンス面で学ばなければならないことがまだあると思っている。
ただ、今週末WTBに入って全てが不幸かというとそうでもない。WTBはこれまでうまくやってこれたポジションだし、とても居心地は良い。長いスパンで考えたときには、自分のゴールは15番だと思っているけどね。」
代わってFBに入るルーキーのベン・バッジャーは、シドニーのイーストウッドクラブでFBを経験済み。今季はリザーヴもしくはWTBでの起用が続いていたが、ブランビーズとしては新しいポジションでの起用となった。
また、同じくルーキーで21歳のサム・ノートン=ナイトがフライハーフを務め、マット・ギタウが今季の正位置インサイドセンターに着くことについて、ブランビーズのフィッシャー監督は次のように語っている。
「サムは今季を通して驚くべき仕事をしてくれた。求められればどのポジションに入っても印象的な結果を残してくれている。彼のクラブでのレギュラーポジションはフライハーフだった。だから我々は彼がスーパー12レベルでフライハーフをどこまでやれるか見てみたいと思ったんだ。」
また、リザーヴには19歳のFLジュリアン・サルヴィが起用されるなど、ここまでの悪い流れを断ち切るべく新しい選手起用を決断した。
出場選手詳細は続きへ。
出典: ACTブランビーズ公式ページ (英文)
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