2005年05月07日

[S12]第11節 プレビュー ─ ブランビーズ vs チーフス

スーパー12第11節の重要な一戦、ブランビーズ対チーフス。

ブランビーズはまだ決勝進出の可能性を残しながらも、続出するけが人で身動きが取れない。ラスボーンの復帰は心強いが、グレーガン&ラーカムのベテランハーフバックに加え、デビュー以来ここまで連続出場を果たしてきたジョージ・スミスが腰の故障でフィットネステスト通過ならず。代わりに19歳の新鋭FLサルヴィが入ることに。わずかに残る連覇の可能性には勝っておかなくてはならない状況に、起死回生の試合を期待したい。

一方のチーフスも、決勝進出についてはブランビーズとほぼ同じ状況。しかもこちらはアウェイゲームで好成績を残して這い上がってきた上昇中の状況だけに強みは多い。ギッベス主将を中心としたフォワードのまとまりにセカンド・ファイヴになって俄然勢いをつけたヒルが中心となるバックスのスピードが加わってよい流れを生み出している。巻けた時点で決勝進出の望みを断たれる決戦に盛り上がりは必然。

<注目選手>

ブランビーズ: ジュリアン・サルヴィ(7)
 試合前インタビューでは不動の先発と目されていたジョージ・スミスの故障で急遽回ってきたチャンスに緊張気味。昨年高卒後即ブランビーズと契約も安定したチームに出場機会はなく、これが初の大役となる。187cm104kgとFLとしてはまずまずの体格で、機動力とボールへの執拗な絡みを期待したい。

チーフス: エイドリアン・キャッシュモア(15)
 元トヨタ自動車のベテランが再び先発起用。これに応えて奮起できるか、期待が高まる。スピード抜群のアネシに代わって味のあるフィールディングを見たいところ。

<過去の対戦>

ブランビーズ: 7勝(うちホーム4勝)
チーフス: 3勝(うちホーム2勝)

リーグ戦、決勝戦ともにブランビーズ断然の戦跡。2000年からはチーフスに勝利はなく、ブランビーズの安定感が伝わってくるが、今年はその安定感を欠いているだけに油断はできない。10点差前後でブランビーズの勝利と見る。

出場選手は続きへ。

参考: Planet−Rugby (英文)

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posted by 晴耕雨読 at 14:11| Comment(0) | TrackBack(0) | [S14]スーパー14 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

[S12]第11節 プレビュー ─ ハイランダーズ vs クルセイダーズ

スーパー12第11節は目が離せない試合が目白押し。ハイランダーズ対クルセイダーズは、ニュージーランド南島対決となるライバル同士であることに加えて、クルセイダーズはリーグ戦優勝と決勝トーナメントでのホームゲーム権利獲得に向けて、ハイランダーズはその決勝進出へ向けてここで一気に片をつけてしまいたい大事な試合だ。

ハイランダーズは、復帰したニック・エヴァンスを中心に巧みなゲーム運びのバックスをホフト、オリヴァー、ハイマンの強力フロントローが支えるフォワードが盛り立てて勝利を重ねてきたが、前節ついに首位ワラタスに地元ダニーデンで敗れ、一息といったところ。今節クルセイダーズも決勝進出してもいずれは対戦が予想される上位陣だけにここできっちりと倒しておきたい相手だ。

クルセイダーズはマッコウ、マクスウェルの復帰はまたも見送られたが、それでも豪華なラインナップに変わりはなく、前節と同じメンバーで臨む。特に定着感のあるバックスはそのまま代表で問題ないほど洗練されており、資格はほとんど見当たらない。残り2試合をきっちり勝って首位でフィニッシュしておくことが目標となる。

<注目選手>

ハイランダーズ: アントン・オリヴァー(2)
 主将としてここまでチームを引っ張ってきた躍進の一番の功労者。安定したフォワードを維持するテクニックはさすがで、昨年の代表復帰もうなずける活躍。あらゆる場面で手本となるようなプレーに注目。

クルセイダーズ: コリー・フリン(2)
 ブルーズのメアラム、ハイランダーズのオリヴァー、ハリケーンズのホアらに代表の主役を奪われている感のある昨今のフリンだが、自慢の走力にラインアウト、スクラムでの安定感も増し、他の有力HOにまったく引けをとらない。チームのムードメーカーでもあり、彼の活躍でチームが盛り上がること間違いなし。

<過去の対戦>

ハイランダーズ: 4勝(うちホーム3勝)
クルセイダーズ: 8勝(うちホーム6勝)

ホームゲームでは勝率の良いハイランダーズだが、一昨年は1点差で惜敗、’99年は決勝での対戦で5点差と惜しいところで涙を呑んでいるのが印象的。前節の無抵抗さは気になるが、接戦に持ち込めば勝機は十分。

10点差以内でクルセイダーズと見るが、侮れないハイランダーズには大いに注目したい。

出場選手は続きへ。

参考: Planet−Rugby (英文)

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2005年05月06日

[S12]第11節 プレビュー ─ ストーマーズ vs キャッツ

スーパー12第11節2日目。まずはストーマーズ対キャッツ。両チームとも決勝進出はなくなり、あとは南ア勢同士の対戦を残すのみと、体制への影響としては薄いが、それだけに損得勘定なしの肉弾戦を期待できる。

ストーマーズは、前節も内容的にはすばらしく、よく攻めていたが、如何せん肝心なところのディフェンスが不用心でポイントを挙げては追いつかれる展開に。結局最後に逆転を許してわずかに残っていた決勝進出への希望を摘み取られた。ただ、攻撃面が軌道に乗ってきたところは示し、ワトソン、バーガー、ファン・ニーケルクのバックローもフル回転で躍動しているところから、今節こそは、と期待が高まる。

キャッツは、残る南ア勢に対してすべて勝利し、いつもの指定席を覆したいところ。SHにようやくクラーセンズが復帰して開幕時の勢いを取り戻せる態勢は整えた。あとは今季好調のスカルク・ブリッツが快足披露してフォワードに活力を与えたい。スーパー14ではチームが分かれる可能性が高く、同じチームとしては最後2試合となる重要な状況で、最後の一花を咲かせたい。

<注目選手>

ストーマーズ: ブレイトン・ポールセ(15)
 今週フランス行きを発表したばかりで、ついに南アでの最後のプレーが近づきつつある。本来のWTBからFBに入り、小柄な体をうまく使って大きな相手に対抗する姿は記憶に残しておきたい。

キャッツ: マイケル・クラーセンズ(9)
 昨年カリー杯チータースでの活躍が認められて代表入りした。南ア選手にしては小柄だが、パスワークと切れのある動きには定評がある。今年23歳とまだまだ先のある有望株。

<過去の対戦>

ストーマーズ: 3勝(うちホーム1勝)
キャッツ: 4勝(うちホーム2勝)

キャッツ4連勝のあとストーマーズ3連勝と2001年を境にはっきりと形勢が逆転した。ホーム/アウェイよりチームの出来が影響しているようで、そうなれば調子の上がってきたストーマーズが4連勝を飾る公算が高そう。

出場選手は続きへ。

参考: Planet−Rugby (英文)

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posted by 晴耕雨読 at 22:27| Comment(0) | TrackBack(0) | [S14]スーパー14 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

[S12]第11節 プレビュー ─ ワラタス vs レッズ

スーパー12第11節第2戦目は豪州勢同士の対決、ワラタス対レッズ。

首位を快走するワラタスは、既に決勝進出をほぼ確実なものとしているが、残るは2位クルセイダーズとのホームゲーム獲得争い。 前節とリザーヴも含めてまったく同じメンバーで臨む安定感からは、まったく隙はうかがえない。

一方レッズは主将フラットリーの故障がなかなか癒えぬまま苦しい試合を続けてきたが、 前節キャッツ相手にようやく本来の粘り強さを発揮して勝利。今節もフラットリーが出場できるかは微妙だが、レイサム、 セイラーの両ベテランを中心に盛り上げを図る。

<注目選手>

ワラタス: マット・ダニング(1)
 開幕当初はいかにも重そうな体つきだったが、それに比べればだいぶシャープになり、動きも良くなってきた。 代表でのレギュラーポジション獲得のためにももう一押し走れるところを見せておきたい。

レッズ: ウェンデル・セイラー(14)
 年齢的にも旬を既に過ぎた感は否めないが、他を圧倒する体の強さは健在で、レッズバックスラインを外側から牽引する。 最後の踏ん張りに注目したい。

<過去の対戦>

ワラタス: 0勝1分(うちホーム0勝)
レッズ: 8勝1分(うちホーム4勝1分)

これも驚きの戦績だが、ワラタスはレッズに対する勝利がない。今季の出来からすれば楽に勝てる相手だが、 そこは同国同士の対決で参考にはならないところ。

レッズの粘りがちで10点差以内の接戦と見る。

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posted by 晴耕雨読 at 13:27| Comment(3) | TrackBack(0) | [S14]スーパー14 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

[S12]第11節 プレビュー ─ ブルーズ vs ハリケーンズ

南半球3カ国によるスーパークラブマッチ、スーパー12は、いよいよ終盤第11節。残すところ各チームあと2試合となった。 その第1試合はともに決勝トーナメント進出へ最後の追い込みを図りたいニュージーランド勢同士、ブルーズとハリケーンズの一戦となる。

ホームのブルーズは、怪我の心配されたファースト・ファイヴ・エイスのラヴェアが復帰し、フォワードにも出場停止処分のあけたアリ・ ウィリアムズが先発出場。復帰が予想されていたカーロス・スペンサーは今節も出場を見送ったが、ベン・ アティガの復帰もあわせて厚みを増したバックスに期待がかかる。

ハリケーンズはここまでウマンガ主将のリードで心もとないチームを何とか上昇させてきたが、 ここへ来てようやくほぼ固定のメンバーで戦えるようになった。バックスには変更なく、 フロントローとバックローに1名ずつの変更を加えただけという安定したチームで今節勝利し、決勝トーナメント進出を確実にしたい。

<注目選手>

ブルーズ: アリ・ウィリアムズ(5)
 6週間の出場停止から久々のゲーム参加。鬱憤を爆発させることが出来るのか、はたまたゲーム感を取り戻せずに終わるのか、見所は尽きない。 本来の力ならラインアウトや密集での基点として活躍できるはずだが・・・。

ハリケーンズ: ジミー・ゴッパース(10)
 今季彗星のごとく現れた期待の新鋭ファースト・ファイヴ・エイス。 巧みなボールさばきとボディコントロールのよさから来る意外な強さが身上で、早くもチームの核となるべき存在。 オールブラックス入りは気の早い話だが、将来性を見越しての期待値は高い。

<過去の対戦>

ブルーズ: 8勝1分(内ホーム4勝)
ハリケーンズ: 0勝1分(内ホーム1分)

なんとハリケーンズは過去ブルーズに勝利したことがない。昨年地元ウェリントンで何とか引き分けに持ち込んだものの、ホーム、 アウェイともに苦戦の連続。但し、どちらかといえばホームよりアウェイ戦の方が善戦しており、今回のアウェイ戦でもかすかに期待は出来そう。

現在のチーム状況からしてほとんど互角と見るが、僅差でブルーズ勝利か。

参考:  Planet−Rugby (英文)

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posted by 晴耕雨読 at 12:46| Comment(1) | TrackBack(0) | [S14]スーパー14 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年05月05日

[BaaBaas]バーバリアンズにスプリングボク召集

5月24日及び28日にスコットランド代表、イングランド代表とそれぞれ対戦する英国の招待制クラブ、バーバリアンズが、 新旧スプリングボクを6名選出することが4日、明らかにされた。

今回発表されたのは、イングランド・プレミアシップのノーサンプトンで活躍するコルネ・クリッカのほか、ブレント・ラッセル、 トレヴォア・ハルステッド、コブス・ヴィサージ、セルボン・ブーム、AJ・フェンターで、現役代表を含む強力なメンバーとなった。

また、クリッカと同じノーサンプトンから、ニュージーランド出身のコンビ、ブルース・レイハナ、マーク・ロビンソンも選出され、 出場を了承している模様。他にもオーストラリア勢からも出場が期待されている。

豪州代表ワラビーズの1991年W杯優勝監督、ボブ・ドワイナーが、バーバリアンズ選出32名を決定すべく準備を進めている。

出典:  BBCスポーツ ラグビーユニオン (英文)

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[Eng]マーティン・ジョンソン引退記念試合にマーニュ他参加

6月4日に行われる、イングランド及びライオンズの元主将、マーティン・ジョンソンの引退記念試合で、マーティン・ジョンソンは、 北半球代表に新たに6名の代表クラス選手を招集。フランス代表のオリヴィエ・マーニュほかフランス、イングランドの代表クラスが顔を揃えた。

今回発表されたのは、フランス代表FLオリヴィエ・マーニュのほか、イングランド代表からマーク・クエト、アンディ・グード、 ジェイミー・ヌーン、カイラン・ブラッケン、オースティン・ヒーリーで、以上6名は全員ジョンソンの招集に応じている。

「私のXVに参加してくれる6名の選手たちに感謝したい。」とジョンソン。
「代表クラスの彼らは今度の試合で確実にファンを喜ばせ、満足させることに寄与してくれる。」と、参加6選手に満足げだ。

また、これに対抗すべく南半球代表「ジョナ・ロムーXV」もすぐに発表される見込みだ。

出典: Planet− Rugby (英文)

posted by 晴耕雨読 at 12:18| Comment(0) | TrackBack(0) | [News]国別ラグビーニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

[S12]ブランビーズ、かすかな可能性に新たな決断

スーパー12昨年の覇者ACTブランビーズが、今週末の第11節チーフス戦に、これまでとは違う新たな編成で臨むことを明らかにした。

負傷していたWTBラスボーンが復帰し、先週休んでいたLOチザムを先発へ。ここまで活躍を見せていたランディケ・サモはベンチからも外れ、完全な休養をとる。交替は先発が先週に引き続きキャンベル、ベンチにはウォレス=ハリソンが入る。

しかし、最も大きな変更点はバックスラインで、これまで6試合出場して全てFBを務めてきたジェラードを旧来の左WTBへ、ラーカムの復帰を見送ったフライ・ハーフにはノートン=ナイトを起用する。ギタウはインサイドセンターへ、FBはバッジャーが入る。

今季初めてFBを外れたジェラードは、次のように語っている。

「ここ2〜3年の左WTBから今季ここまでFBを続けてきていただけに、少し残念だね。私自身はまだ自分のポジションはFBだと思っている。でも15番をやるために研究しなければならないことがまだまだたくさんある。ポジショニングやディフェンス面で学ばなければならないことがまだあると思っている。
ただ、今週末WTBに入って全てが不幸かというとそうでもない。WTBはこれまでうまくやってこれたポジションだし、とても居心地は良い。長いスパンで考えたときには、自分のゴールは15番だと思っているけどね。」

代わってFBに入るルーキーのベン・バッジャーは、シドニーのイーストウッドクラブでFBを経験済み。今季はリザーヴもしくはWTBでの起用が続いていたが、ブランビーズとしては新しいポジションでの起用となった。

また、同じくルーキーで21歳のサム・ノートン=ナイトがフライハーフを務め、マット・ギタウが今季の正位置インサイドセンターに着くことについて、ブランビーズのフィッシャー監督は次のように語っている。

「サムは今季を通して驚くべき仕事をしてくれた。求められればどのポジションに入っても印象的な結果を残してくれている。彼のクラブでのレギュラーポジションはフライハーフだった。だから我々は彼がスーパー12レベルでフライハーフをどこまでやれるか見てみたいと思ったんだ。」

また、リザーヴには19歳のFLジュリアン・サルヴィが起用されるなど、ここまでの悪い流れを断ち切るべく新しい選手起用を決断した。

出場選手詳細は続きへ。

出典:  ACTブランビーズ公式ページ (英文)

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2005年05月04日

[S12]マッコウ、南島ダービー出場逃す

スーパー12カンタベリー・クルセイダーズの主将リチャード・マッコウが、 南島ダービーとなるダニーデンでのハイランダーズ戦に出場できないことが4日、明らかになった。

マッコウは1ヶ月前のブルズ戦、ブルズPRバンズの頭を顎に受けて脳震盪を起こし、その後のスーパー12を欠場していた。

クルセイダーズのロビー・ディーンズ監督は、「我々は方針を変更しない。マッコウが完全復調するまで彼を起用するつもりはない。」 として、過去に苦い経験を持つマッコウの脳震盪に対して慎重な構えを示した。

また、同僚のノーム・マクスウェルについては、今週回復する見込み。マクスウェルは、 具体的な名前は公表されていないものの日本のクラブからオファーを受けていることが明らかになっており、動向が注目されている。

出典:  Rugby Heaven (英文)

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[Lions]ウッドワード監督、ウィルキンソン選出に慎重

今年ニュージーランドに遠征するブリティッシュ&アイリッシュ・ライオンズのクライヴ・ウッドワード監督は2日、 期待されているジョニー・ウィルキンソンのライオンズ選出についてなんら決定を下していない、とコメント。 次の10日間で最終判断を下す方針を示唆した。

ジョニー・ウィルキンソンは先週末、チューリッヒ・ プレミアシップ最終第22節でニューカッスルのフライハーフとして3ヶ月ぶりに80分間のフル出場を果たし、復活をアピールするとともに、 今週ライオンズスコッドに選出されると目されていた。

しかし、ウッドワード監督は次のように語り、その点についてはまだ未決定であることを強調した。

「次の10日間が重要だ。これはウィルキンソンについてだけでなく、ティンドル、ヴィッカリーについても同様と考えている。 それまではなんらの決定やアナウンスはしない。」

但し、ウッドワード監督も、ウィルキンソンがフル出場を果たしたニューカッスルのロンドン・アイリッシュ戦には興奮した様子で、 「試合後、ジョニーと話をし、彼が問題を克服したことを喜んでいることを伝えたよ。」と、 ひとまずはウィルキンソンの復調に安堵したことをうかがわせた。

一方、ティンドルは肩の怪我が癒えず、ヴィッカリーも腕の骨折から復調の途上にある。これに比べてウィルキンソンは、 ニューカッスルの獲得したチューリッヒ・プレミアシップのワイルドカード戦(リーグ戦4位〜7位によるトーナメント戦) でデモンストレーションするチャンスを得ており、これに無事出場できれば、 イングランド代表のW杯優勝の立役者がライオンズに合流する可能性は極めて高まる。

出典: BBCスポーツ ラグビーユニオン (英文)

 

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[Eng]イングランド代表、チャーチルカップ出場29名メンバー発表

イングランドのバーバリアンズ戦及びカナダ遠征となるチャーチルカップ(※)出場メンバーが3日発表され、 ライオンズに召集される可能性のあるジョニー・ウィルキンソンを含む29名が選出された。

イングランド代表は5月28日、招待制クラブのバーバリアンズと対戦してから、同じメンバーで北米遠征が行われ、 6月19日の初戦カナダ戦に備える。

詳しい選出メンバーは続きへ。

選抜されたジョニー・ウィルキンソン初め、マイク・ティンドル、フィル・ヴィッカリーらは、ライオンズに帯同することが決まれば、 イングランド代表から外れる見込み。

主将はウスターのパット・サンダーソンが務める。

※チャーチル・カップ・・・2001年のイングランドによる北米・カナダ(ヴァンクーバ)遠征を機に始められたカップトーナメントで、 イングランド、カナダ、アメリカのほか招待チームを加えた4チームがトーナメント戦で勝敗を競う。
昨年は招待チームのニュージーランド・マオリが優勝。今年は招待チームとしてアルゼンチン代表が選ばれ、 1回戦でアメリカ代表と戦うことになっている。

参考: チャーチルカップ2005公式ホームページ (英文)

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[S12]フィネガン、キャンベラに最後の勇姿

スーパー12ACTブランビーズの名FLでラグビー豪州代表ワラビーズのキャップも保持する「メロン」ことオーウェン・フィネガンが、 2005シーズン第11節チーフス戦で地元ACTキャンベラに別れを告げる。フィネガンは既に来季(05/06シーズン)のイングランド・ プレミアシップ、ニューカッスル・ファルコンズとの2年契約が成立しており、 事実上豪州代表及びACTブランビーズを初めとする豪州ラグビーから引退することが決まっている。

フィネガンは「私はいつもこのキャンベラスタジアムで走り回ってきたし、いつもそれを楽しんできた。 決勝トーナメントがなければこれがその最後のときだとわかっているけど、そうだとしたらとても寂しい試合になるね。」と、 いつになく寂しげに語った。

フィネガンは今年33歳で、スーパー12で90試合に出場。ACTブランビーズ結成当初からの最古参メンバーの一人で、 ブランビーズの黄金時代をさせてきた功労者。

「昨年の優勝はすばらしかった。スターリング(モートロック)が怪我をしてからはチームをリードする立場だったからね。 2001年の決勝を逃したのは、もしかしたら最も残念な記憶かも知れない。でも昨年の優勝でそれも吹き飛んでしまったな。 1996年以来どのゲームも楽しんでプレーしてきたから、一番のゲームを選ぶのはちょっと難しいね。」と、フィネガンは、 自身の輝かしい過去を振り返った。

フィネガンは今季スーパー12を終えた後イングランド、ニューカッスルに渡り、チームを離れることについて、「私がここ(キャンベラ) に来たばかりのときは『シドニー(NSW)・サイダー』(NSW人)だったが、いまや私は自分のことを『キャンベラ・マン』もしくは 『ブランビー』と読んでいる。私はいつもそれを楽しんできたし、今ブランビーズのジャージを脱ぐことになるわけだが、 私はこのチームでプレー出来たことを誇りに思っている。ブランビーズはチームワークが良く、興奮する試合をし、楽しませるラグビーをする、 その全てを兼ね備えたチームだ。それらはこれまでもこれからも、チームの重要な一部分となるだろう。」として、ブランビーズを称え、 賛辞を送った。

出典: ACTブランビーズ 公式ホームページ (英文)

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[S12]優勝の行方は・・・

南半球3カ国のスーパークラブリーグ、スーパー12は、第10節が終了し、残すところあと2節、全チーム残2試合ずつとなった。

現在の勝ち点と残り試合の関係から、決勝進出への可能性を残すのは上位9チーム(1位ワラタス、2位クルセイダーズ、 3位ハリケーンズ、4位ハイランダーズ、5位ブルーズ、6位ブルズ、7位ブランビーズ、8位チーフス、9位レッズ)となった。また、 下位3チーム(10位ストーマーズ、11位キャッツ、12位シャークス)は決勝進出の望みはなくなった。

今後の可能性についての検証を続きへ記載した。

参考:  Planet−Rugby (英文)

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2005年05月03日

[Wal]ヘンソン負傷、ライオンズ遠征参加に全力

ウェールズ代表SO/CTB/FBでウェールズのニース/スウォンジー・オスプリーズのギャヴィン・ヘンソンが、4月29日のセルティック・カップに先立つ練習中に股関節を痛め、今季のチームの試合(決勝まで進めば残り3試合)に出場できなくなったことが明らかになった。

怪我の状態は思わしくなく、回復には2〜3週間を要する見込みだが、ヘンソンは「何が何でもライオンズ・ツアーには間に合わせる」と、目前に控えたブリティッシュ&アイリッシュ・ライオンズツアーへの並々ならぬ意欲を見せ、回復に専念することを誓った。

「ここ7ヶ月の間、ずっと同じ(股関節の)問題を抱えてきたんだ。だからこれをすっきり直す手段として注射を選んだ。きっと来週にはまた走ることができると思うよ。」と問題を楽観的に捉えた。

出展: BBCスポーツ ラグビー・ユニオン (英文)

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[CL]セルティック・カップ 1回戦(準々決勝) 試合結果

ケルト系3カ国(ウェールズ、アイルランド、スコットランド)クラブリーグのセルティック(ケルティック)・リーグは、リーグ戦を終え、トーナメント形式のカップ戦、セルティック・カップに突入した。

圧倒的な強さでリーグを終えたニース/スウォンジー・オスプリーズは、試合開始直前に今季最も注目されているギャヴィン・ヘンソンを太ももの怪我で欠き、一抹の不安を抱えながらの1回戦となった。
そのほか注目は、リーグ戦4位と5位という実力伯仲の対決、ウェールズのニューポート/グウェント・ドラゴンズと同じくウェールズはスラネスリ・スカーレッツの一戦。このカップ戦が最後のウェールズでの試合となるドラゴンズのパーシー・モンゴメリは、最後に有終の美を飾るべく気合の入るところだろう。ただし、チーム・オーナーの交代などチーム事情は決して良くない状況で、今季実力発揮できなかったスカーレッツとはいえ、昨年の覇者相手に厳しい試合が予想された。

試合結果は続きへ。

参考: BBCスポーツ ラグビー・ユニオン (英文)

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[T16]第26節 試合結果

フランス選手権トップ16は第26節を迎えた。

激しい首位争いを演じるブルゴアン、ビアリッツ、、トゥールーズスタッド・フランセの4強のうちトゥールーズとスタッド・フランセが直接対決。注目されるほか、ビアリッツが後続のカストルと、ブルゴアンは下位グループのポーと対戦し、ここでは負けられない。

中位グループはカストルのほかクレルモンとベジェの中位グループ同士対決が見もの。ペルピニャンも上位進出を賭けてポーと対戦する。

試合結果を続きへ。

参考: Scrum.com (英文)

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posted by 晴耕雨読 at 10:42| Comment(0) | TrackBack(0) | [T14]フランス選手権 Top14 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年05月02日

[ZP]第22節(最終節) 試合結果

イングランド・チューリッヒ・プレミアシップはついに4月30日(日)、第22節を迎え、長い’04/05シーズンの最終節となった。

ここまでの経過は、首位レスターと2位ワスプスの熾烈な首位争いとバース、 セールを中心にプレーオフ進出に向けた争いを中心に展開されているが、更に注目は最下位(下部リーグへの自動降格)争い。 21節終了時点で8位ロンドン・アイリッシュから12位NECハリクインズまでの5チームに可能性を残す大接戦となり、 各地の結果如何で最後のどんでん返しが期待できる展開となっている。

結果詳細と順位表については続きに記載。

参考: BBCスポーツ ラグビー・ユニオン (英文)

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[SA]ポールセ、フランス・クレルモンへ移籍

南アフリカ代表WTBでスーパー12ストーマーズ、南ア地区代表のウェスタン・プロヴィンス所属のベテラン、ブレイトン・ポールセが、 フランスのクラブ、クレルモン・オーベルニュへ移籍、2年契約を結んでいることが1日、明らかになった。

ポールセは現在29歳だが、アパルトヘイトによる人種差別問題を経た南アフリカにあって、 史上初めて黒人選手として50キャップを達成した(現在51キャップを保持)ベテランWTBで、51試合で21トライを奪うなど、 トライゲッターとして活躍している。また、スーパー12ストーマーズでも変わらぬ快速振りで66試合出場、 35トライなどを挙げチームに貢献している。

クレルモン側からの発表は未だないが、クレルモンにとっては2人目の移籍話となる。

出典: Planet− Rugby (英文)

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2005年05月01日

[S12]第10節 試合結果

スーパー12第10節が4月29日〜30日に行われた。終盤戦に入って白熱したゲームが行われ、プレーオフ進出争いも熾烈を極めている。

試合結果を続きへ。

参考: Planet−Rugby (英文)

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posted by 晴耕雨読 at 18:59| Comment(4) | TrackBack(0) | [S14]スーパー14 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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