ハイネケン欧州杯やイングランド国内のトーナメント戦、パワージェンカップなどで一時中断されていたチューリッヒ・プレミアシップだったが、第14節が久々に行われた。
【1月28日(金)】
サラセンズが地元で元ニュージーランド主将タイネ・ランデルのトライをきっかけに4トライを計上してニューカッスルを圧倒。快勝した。
ファルコンズはジョニー・ウィルキンソンの欠場に加え、フォワードの要、チャービスも不在で精彩を欠いた。
リーズが僅差を凌いで勝利。ロスの正確なキックが決め手となった。
ロンドン・アイリッシュは奮闘むなしくスタニフォースの1トライのみに封じられた。
【1月29日(土)】
セール・シャークス 37 vs 24 ノーサンプトン・セインツ
地元セールが粘るノーサンプトンを突き放して4トライの快勝。ホッジソンのキックも好調で、シックスネーションズへ弾みをつけた。
ノーサンプトンはFBレイハナ、トライを決めた主将のトンプソンらフォワードバックスのキーマンが活躍したが一歩およばなかった。
首位をひた走るレスターがフライハーフ、アンディ・グードの6PGで先行したハリクインズをかわして突き放し、勝利をものにした。
ハリクインズは序盤先行して好調さをみせたが、反則を繰り返して結果的には自滅した形。課題を残す試合となった。
地元に戻ったグロスターがゴマソールらのトライと調子を戻してきたヘンリー・ポールのPGなどで着実に勝利した。アンディ・ヘイゼルの途中退場は気になるところ。
ウスターはパウエルのトライなどで粘ったものの最後は力負けした。
伝統チーム同士の一戦は息詰まる大接戦となり、この日フライハーフに入ったバース、マローンの4PGが結局勝利を決めた。
ワスプスは地元で接戦をものに出来なかった。ここへ来ての痛い敗戦となった。
なお、この試合でバースのロック、グリューコックがワスプス、ダラーリオへのスタンピングで試合後、問題となっている。
<順位表>
【順位】【チーム名】 【試合数】【勝点】
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1位 レスター 14 55
2位 ワスプス 14 44
3位 セール 14 42
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4位 バース 14 37
5位 グロスター 14 35
6位 ニューカッスル 14 34
7位 サラセンズ 14 33
8位 L.アイリッシュ 14 27
9位 リーズ 14 25
10位 セインツ 14 22
11位 ウスター 14 21
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12位 ハリクインズ 14 20
元の記事などは こちらから(英文)。